Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
サーバーレスアプリケーションの観測を適正化し、運用負荷を減らしていってる話
Search
Sho
September 10, 2024
Programming
77
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
サーバーレスアプリケーションの観測を適正化し、運用負荷を減らしていってる話
serverless meetup osaka #3 で登壇した内容です。
#serverlessosaka
Sho
September 10, 2024
More Decks by Sho
See All by Sho
Java ランタイムからカスタムランタイムに行き着くまで
ririru0325
1
530
チームでリファクタリングを進めるために
ririru0325
0
130
AWS歴6年のSaaS企業が直面する低凝集マイクロサービスの課題とその解決アプローチ
ririru0325
0
38
エムオーテックスの現場_-_SaaSプロダクトのアーキテクチャ変革と技術負債解消の道のり
ririru0325
0
75
できたこと・やっていきたいこと
ririru0325
0
62
jq を駆使して aws cli の運用を最適化
ririru0325
1
190
サーバーレス SaaS における運用監視の負荷軽減のためのアプローチ
ririru0325
0
430
Lambdaのこと
ririru0325
0
110
Other Decks in Programming
See All in Programming
Semantic Version 単位で戦略を柔軟に変えて、パッケージアップデートを自動化する
daitasu
1
320
不変条件と整合性境界—ビジネスが決める設計判断と実現パターン / Invariants and Consistency Boundaries
nrslib
14
6k
そのテスト、説明できますか?~LWテスト戦略FW~のご紹介
nakahara
0
180
これからAgentCoreを触る方へトレンドはGatewayです
har1101
6
450
スマートグラスで並列バイブコーディング
hyshu
0
270
任せる範囲はこう広がった / How the Scope of AI Delegation Has Expanded
nrslib
1
220
Signal Forms: Details & Live Coding @enterJS 2026 in Mannheim
manfredsteyer
PRO
0
210
Hunting Vulnerabilities in Symfony with LLMs
vinceamstoutz
0
570
Observability in Practice:Grafana 與 Edge Device SRE 的那些事
blueswen
0
180
TypeScript+Orvalで実現する型安全かつ堅牢でスケーラブルなマルチチャネル通知基盤 / TSKaigi Night talks ~after conference~
d0riven
0
380
過去最大のMCPアップデート! 2026-07-28 RC版の謎に迫る
licux
6
430
Vue × Nuxt × Oxc どこまで使える?実運用の現在地
andpad
0
330
Featured
See All Featured
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
128
56k
Faster Mobile Websites
deanohume
310
32k
The SEO identity crisis: Don't let AI make you average
varn
0
510
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
133
19k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
360
30k
Building AI with AI
inesmontani
PRO
1
1.1k
Color Theory Basics | Prateek | Gurzu
gurzu
0
380
Gemini Prompt Engineering: Practical Techniques for Tangible AI Outcomes
mfonobong
2
450
What does AI have to do with Human Rights?
axbom
PRO
1
2.2k
Unlocking the hidden potential of vector embeddings in international SEO
frankvandijk
0
860
The AI Revolution Will Not Be Monopolized: How open-source beats economies of scale, even for LLMs
inesmontani
PRO
3
3.5k
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
528
40k
Transcript
サーバーレスアプリケーションの 観測を適正化し、運用負荷を減ら していってる話
自己紹介 • 名前:桑名 翔 • 会社:エムオーテックス株式会社 • 資格: • 最近やったこと:JVM
Lambda を カスタムランタイム に置き換えてコスト削減と性能UP
今日の話 • 運用 ◦ アプリケーションのデプロイ ◦ パッチ適用 … etc •
運用監視 ◦ ログ・メトリクス監視 ◦ リソース使用率の監視 … etc
今日の話 • 運用 ◦ アプリケーションのデプロイ ◦ パッチ適用 … etc •
運用監視 ◦ ログ・メトリクス監視 ◦ リソース使用率の監視 … etc
構成について簡単に • AWS をメインにほとんどサーバレス構成でアプリケー ションを構築して運用 ◦ 1000個を超えるLambda関数 ◦ 数百のDynamoDbテーブルやS3バケット ◦
数十のKinesis ストリームやSQSキュー • 運用監視システムは自前実装 ◦ ログやメトリクスに対してアラームをセットし、チャットに投稿される 仕組み ◦ 基本的には通知トリガーで対応する
通知の仕組み
こんな感じ
そもそもどうして運用監視をするのか?
そもそもどうして運用監視をするのか? • 可用性と信頼性の確保 • パフォーマンスやコストの最適化 • セキュリティの確保 … etc
そもそもどうして運用監視をするのか? • 可用性と信頼性の確保 • パフォーマンスやコストの最適化 • セキュリティの確保 … etc
観測しすぎによる運用負荷の高まり • 基本的には全てのリソースにアラームをセット ◦ 新規リソースを作成するたびにアラームが増える ◦ 管理コストも増える • 開発サイクルによる問題 ◦
新機能開発が多くリリース後の見直しが起こりづらい
こんなAPIを考えてみる
課題点 • アラームが重複して発生する ◦ Lambdaのエラーログによるアラーム ◦ API G/Wの5xxエラーのアラーム • 対応不要なアラームが発生する
◦ マネージドなサービスに対する瞬間的な接続エラー等 ▪ それでもエラーは発生するのでアラームになってしまう ▪ 慢性的に発生すると、本当は対応が必要だったのにスルーされてしまう
観測しすぎな現状から抜け出すために • やりたいことは可用性と信頼性の確保 つまり、お客様が問題なくサービスを利用し続けら れていること ↓言い換えると お客様がサービスを利用できなくなっていることを 検知したい
さっきのAPIについて考えてみる • 基本的には自動で復旧やスケーリングする構成 ◦ つまるところ、アプリケーション障害以外ではほとんど対応の余地がない
さっきのAPIについて考えてみる
さっきのAPIについて考えてみる 確かに対処はいらないかもしれないが、原因解明とお客 様へ告知をする義務がある ↓ 告知が必要になる場合にだけ検知できれば十分 ◦ 単発のマネージドサービスへの接続エラーや関数のランタイムでのエラ ー等は観測対象外にする
対応効果 • 現在も取り組み中ですが、通知の数は60 - 70%は減った ◦ まず確認する量が減ったので負荷が下がった ◦ アラームの役割が明確になったので初動にかかる時間が減った
対応効果 • それぞれのアラームが発生したら、対応が必要なものに なってきたので、対応へのスピード感も上がった ◦ オオカミ少年的アラームがいなくなるだけで危機感が上がった
簡単まとめ 適切なアラームを設定することで迅速な対応が可能になります そのためにもアラームの意義と役割を明確にしましょう
ご清聴ありがとうございました!