190725 業務担当とRPA開発経験者のほろ苦いお話・・・ zinjinさん
業務担当とRPA開発経験者 のほろ苦いお話・・・システムチョットワカル業務担当がRPA始めたら、エンジニアにジョブチェンジしてしまったお話…#RPALT
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- はじめまして -▪ ニックネーム:– zinjin▪ 業種:– ソフトウェア開発・販売▪ 職種:– 自社コールセンターIT企画・運営▪ 最近のIT企画– 業務の自動化 (RPA) 推進担当– VOC・チャットBOT導入検討 等など・・・▪ 最近:– [Raspberry Pi &Python] 11歳の息子と始めました#RPALT
ミッション -RPAを導入せよ-▪ ある、昼下がり 突然振ってきた お達し・・・#RPALTこのRPA試験導入決めたよ!(当然・・・)効果出しなさいワシ!?チームで取り組みなさいIT企画担当のあなたならできるはず
こういった場合のお約束・・・▪ 「ゆるーい」状態で物事が始まると当然・・・#RPALT【What】何を自動化する?【When】いつまでに、どの期間で実装?【Where】どこで部署・業務で実装する?【Who】チームって誰?RPA開発者は?【How many】業務量圧縮の目安・目標は?【How much】いくら工数・コストかけるの?
Why Not! ・・・How did this happen・・・どうしてこうなった・・・こういった場合のお約束・・・▪ 「ゆるーい」状態で物事が始まると当然・・・#RPALT
気持ち入れ替えて・・・RPAトライした結果・・・#RPALT▪ テスト導入でいろんな自動化できました・・・ 自分たちでできました・・・しかしこれが今後自分たちの首を絞めることに・・・
RPA成果物と実績が独り歩きすると・・・▪ しっかり準備できず、RPAの活動を行うと・・・お約束のパターン・・・#RPALTすっごーく期待される工数削減見失うRPAの目的おろそかになる成果物水準本末転倒なロボット作成あとで考えるメンテナンス曖昧になる着手基準
ちょっと振り返って▪ このままではまずいので、ちょっとチームで振り返り ⇒ ゴール再設定しよう!#RPALTRPA: Robotic Process Automationthe Reconstruction of Primary-business Action⇒ 「主たる事業の再構築」まずここからやろう見直しのきっかけ
主たる事業の再構築 から仕切り直し▪ 主たる業務範囲を業務量と重み付けから選定▪ 選定した業務を機能分解、機能単位で事象を洗い出すところから仕切り直し#RPALT機能毎:プロセスフロー(PFD)による業務分解業務を機能に分解する(マッピング)
主たる事業の再構築 から仕切り直し▪ 業務改善は 「仕組み」 がわかる方がリーディングすべし ≠ 「ITシステム」がわかる人– 業務をプロセス分解して 再度 「仕組む」 ことができる方が良い ⇒ ITシステムに明るいとなおよし 程度– エンジニアが業務改善を主導すると対策が 「システム対応」 に流れがち#RPALT課題を抽出する優先順位付け対応方針決定対応実施業務統廃合プロセス変更システム対応対応内容検討データベース活用マクロ活用RPADOS/PowerShell対象システム修正対策実施 (平行実施) 対策手段 (選定)
仕切り直して立て直した結果・・・▪ レアなケースを引き当てることがあります・・・#RPALTカスタマーセンターでシステムチョットワカル業務担当開発本部のエンジニア・・・に立場が変わってしまいました⇒ RPAで現場フォローの建前の元・・・職種がかわってしてしまった・・・