Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

Platform as a productの取り組み - Sansan研究開発のPlatfor...

Sansan R&D
February 08, 2024

Platform as a productの取り組み - Sansan研究開発のPlatform Engineering / Platform as a product initiative - Platform Engineering at Sansan R&D

■イベント
Platform Engineering Meetup #7
https://platformengineering.connpass.com/event/307275/

■発表者
技術本部 研究開発部 Architectグループ
神林 祐⼀

■研究開発職 採用情報
https://media.sansan-engineering.com/randd

■Sansan Tech Blog
https://buildersbox.corp-sansan.com/

Sansan R&D

February 08, 2024
Tweet

More Decks by Sansan R&D

Other Decks in Technology

Transcript

  1. - AWS re:Invent 2023 - How to build a platform

    that developers love (DOP219) - AWS re:Invent 2023 - Platform engineering with Amazon EKS (CON311) - AWS re:Invent 2023 - Modernization of Nintendo eShop: Microservice and platform engineering (GAM306) - AWS re:Invent 2023 - Transforming deployment: Deep dive into Backstage on AWS (OPN404) AWS re:Invent 2023に⾏ってきました
  2. さまざまな事業領域に貢献するR&D 画像処理・画像認識 ⾃然⾔語処理 機械学習 データサイエンス ・因果推論 データ可視化 プロダクトマネジメント 新規事業 営業/CS

    (社内課題) 解約阻⽌・利⽤促進(CS) 営業効率化(営業) SceneText Recognition Object Detection ⼊⼒の⾃動化 OCR/項⽬分割など 超解像 特徴語判定 会社 キーワード 固有表現抽出 メール署名 取り込み 固有表現抽出 ニュース 配信 ⽂書分類 ResNet 企業ロゴ 抽出 Graph Embeding レコメンデ ーション ラベル 予測 名寄せ RCT ABテスト・ 効果検証 パネルデータ 分析 Sansan Labs (新機能開発) キーバリュー抽出 帳票のデータ化 Graph Neural Network
  3. 研究開発部内のメンバー構成 研究員 /データサイエンティスト 主に名刺や帳票の⾼精度なデータ化や蓄積されたデ ータからプロダクトの価値を⾼めるデータを活⽤し た機能の研究開発からサービスリリースまで担う プロダクトマネージャー プロダクト組織と連携し、各プロダクトを連続的・ ⾮連続的に成⻑させる機能開発・検証をリード MLOps

    / DevOps エンジニア サービスの品質・可⽤性・セキュリティ・オブザー バビリティーを担保 また研究員による試⾏錯誤を増やし、継続的に素早 くリリースするためのデプロイ基盤を構築・推進 データエンジニア /アナリティクスエンジニア 研究開発部や全社で利⽤する分析基盤の設計・開発 をリード ⾃社のプロダクトから⽣まれるさまざまなログやデ ータ連携パートナー企業などからのデータを、活⽤ しやすい形で社内に提供
  4. 以前の開発フロー データエンジニア 研究員 DevOpsエンジニア 機械学習システム 開発フロー データ 収集 前処理 学習

    評価 サービス 構築 リリース A/B テスト 推論 データ分析基盤等から データを取得し 機械学習モデルを開発 モデル開発が終わったら エンジニアにサービス化を依頼する 研究員が作った機械学習モデルを 本番環境のサービスに載せる
  5. 実⽤最⼩限のプロトタイプを作り、 実験してフィードバックを得る。 MVPとTVP Minimum Viable Product Thinnest Viable Platform 事業の規模やフェーズに応じた最低限の

    プラットフォームを継続的に維持していく。 実装初期段階 継続的 Lean Startup Team Topologies MVP or TVP? Why Your Internal Developer Platform Needs Both - The New Stack https://thenewstack.io/mvp-or-tvp-why-your-internal-developer-platform-needs-both/
  6. - モノレポで管理 - ベストプラクティスを詰め込んだ開発テンプレートを作成 - APIやバッチのディレクトリ構成 - パッケージ管理 - Dockerfile

    - etc.. - Cookiecutter - プロジェクトテンプレートをCLIで作成できるpython製OSS プロジェクトテンプレートリポジトリ
  7. Sansan Labsのアプリを開発する研究員 - ストリームアラインドチーム - アプリケーション周りでデリバリー速度の改善 に向き合う - 必要なインフラを簡単に⽣成できるツールを試 したり

    DevOpsエンジニア - プラットフォームチーム - 全体を通してデリバリー速度の改善に向き合う - アプリケーション側の設計、実装にも関わる チームのインタラクション(コラボレーション) Stream-aligned team Platform team Collaboration Based on an image from the book Team Topologies by Matthew Skelton and Manuel Pais, 2019.
  8. Sansan Labsのアプリを開発する研究員 - ストリームアラインドチーム - DevOpsエンジニアを待つことなくリリー スができる - プラットフォームを⼀番使ってくれる顧客 になる

    DevOpsエンジニア - プラットフォームチーム - デリバリーを改善するプラットフォームの 提供に注⼒ チームのインタラクション(X-as-a-Service) Stream-aligned team Platform team XaaS Based on an image from the book Team Topologies by Matthew Skelton and Manuel Pais, 2019.
  9. “現在 [特定のグループ] が [望ましい結果] を望むとき、彼・彼⼥らは [現状の解決策] しなければならない。この状況は [現⾏解決策の⽋点] のため、受け⼊れられない。我々は [⽋点の克服された]

    世界を夢⾒て いる。我々は [テクノロジー/アプローチ] を通じて、そのような世界 を実現するつもりである。” ラディカル・ビジョン・ステートメント ダット, ラディカ『ラディカル・プロダクト・シンキング イノベーティブなソフトウェア・サービスを⽣み出す5つのステップ』 (曽根原 春樹・⻑⾕川 圭訳, 曽根原 春樹監修) 翔泳社, 2022, p.81.
  10. 現在 Sansan R&Dの研究員 が アイデアをできるだけ早く安全にリリー スして⾼速で改善していくこと を望むとき、彼・彼⼥らは サービスを リリースするときにインフラ構築をエンジニアに依頼し、機能ごとに毎 回性能評価の仕組みを開発

    しなければならない。この状況は 研究員の 専⾨分野ではない領域の作業待ちに伴う時間のロスや実装コストの増⼤ のため、受け⼊れられない。我々は 研究成果を5⽇でプロダクトとして リリースし、評価、改善のサイクルを⾼速に回すことでビジネス価値を ⽣み出せる 世界を夢⾒ている。我々は 研究員の開発におけるベストプ ラクティスを提供する基盤の継続的改善 を通じて、そのような世界を 実現するつもりである。 ラディカル・ビジョン・ステートメント(v1.0.0)
  11. - チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計 - https://www.amazon.co.jp/dp/4820729632 - TeamTopologies/Team-Shape-Templates: Templates for popular

    drawing and diagramming tools to represent the team types and team interaction modes in Team Topologies - https://github.com/TeamTopologies/Team-Shape-Templates - MVP or TVP? Why Your Internal Developer Platform Needs Both - The New Stack - https://thenewstack.io/mvp-or-tvp-why-your-internal-developer-platform-needs-both/ - ラディカル・プロダクト・シンキング イノベーティブなソフトウェア・サービスを⽣み出す 5つのステップ - https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798174921 参考⽂献