■イベント 【福岡開催】エンジニアのための多様な「リモートワーク」の形を3社の事例から考える https://sansan.connpass.com/event/145842/
■登壇概要 タイトル: リモート拠点を立ち上げる楽しさと苦労
登壇者: 新規事業開発室 エンジニアリンググループ グループリーダー 大西真央
リモート拠点を⽴ち上げる楽しさと苦労@mmmmao0530
View Slide
⾃⼰紹介- 名前 : ⼤⻄ 真央(@mmmmao0530)- 所属 : 新規事業開発室 エンジニアリンググループ 関⻄⽀店勤務- 社歴 :- Sier- Biglobe : スクラム推進、ドメイン駆動設計導⼊- Sansan :> Sansanプロダクト Webエンジニア ⼤阪拠点⽴ち上げ> Sansanプロダクト エンジニアリングマネージャー> 新規サービス 開発リーダー 兼 グループリーダー
今⽇伝えたいこと• 拠点を⽴ち上げる楽しさ(苦労)を伝えたい• ⼀⼈でも多くの⼈に、拠点⽴ち上げたいと思ってもらう
アジェンダ- なぜ拠点を⽴ち上げようと思ったのか?- 東京での武者修業- 拠点⽴ち上げ話- 拠点⽴ち上げを振り返ってみて
なぜ拠点を⽴ち上げようと思ったのか?
Sansan転職時の話• 東京から⼤阪にUターンしたく、転職活動開始• 当時のSansanはこんな感じ• リモートワーカーは存在していたが、リモート拠点は存在せず• 応募職種のWebアプリケーションエンジニアのリモートワーカーは0⼈• 内定時にSansanから⾔われたこと• 東京勤務前提なら採⽤するよ• 実績出せば、⼤阪勤務も可能かもよ• ⼀年後には⼤阪勤務できる⾃信があり、Sansanに⼊社
なぜ⽴ち上げるのか?⼤阪で働きたかったから&⼤勢で働いた⽅が楽しいから
なぜ⽴ち上げるのか?会社としては東京以外で⼀定数以上のエンジニアを確保できるチャンス
東京での武者修業
なぜ東京で働く必要があったのか?上司や同僚からエンジニアとして信頼を得るため
⼊社当初の挫折⼀年で⼤阪に帰れないことを悟り⾃信喪失
軌道に乗るまで• ⾃分の価値を⾒つめ直す• ⾃分の価値と組織の弱みが合致する部分で⾏動開始• ⼊社4ヶ⽉後には、関わるPRJの進め⽅は⾃分で決める• ⼊社6ヶ⽉後には、⾃チームで好き放題し始める
⼤阪勤務⼊社9ヶ⽉後に⼤阪に戻ることが決まり⼤阪のオフィス待ち状態に
拠点⽴ち上げ話
2017年1⽉⼤阪拠点⽴ち上げ開始
東京 - ⼤阪の混合チームからスタートhttp://icooon-mono.com/より・東京側・ プロダクトマネージャー 1名・ UI/UXデザイナー 1名・ チームリーダー(エンジニア) 1名・ エンジニア 3名・⼤阪側・ エンジニア 2名
採⽤で苦戦• 採⽤開始後1年間は全く採⽤できず• ⽴ち上げ期において、採⽤基準を下げる選択肢はない
採⽤で思いついたことは全部やる・勉強会・外部勉強会LT登壇・⾃社勉強会開催・勉強会会場貸し・採⽤イベント・外部の採⽤イベント参加・⾃社の採⽤イベント開催・スカウトメール打つ
⼤阪エンジニアの推移024682017年1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉ 2018年1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉
2018年1⽉⼤阪で独⽴したチームを結成
2018年1⽉の体制・東京側・ プロダクトマネージャー 1名・ UI/UXデザイナー 1名・ ⼤阪側・ チームリーダー(エンジニア) 1名・ エンジニア 3名・東京側・ プロダクトマネージャー 1名・ UI/UXデザイナー 1名・ チームリーダー(エンジニア) 1名・ エンジニア 3名・⼤阪側・ エンジニア 2名
リモート困りごとあるある• 打ち合わせで疎外感• リモート側がファシリを実施• 緊急系で置き去りにされる• ipadを社内で持ち歩いてもらう• 物理的な何か(カンバンや付箋)などの対応が無理• これは無理。ただ Miro で物理に近い何かを再現。https://miro.com/
拠点⽴ち上げを振り返ってみて
良くも悪くも会社を動かすかどうかは⾃分次第
良くも悪くも本社とは全く違う⽂化の拠点が誕⽣
リモート拠点⽴ち上げのメリット安定した会社で0から組織を作り出せる経験ができること
リモート拠点⽴ち上げのメリット安定した会社で0から組織を作り出せる経験ができることローリスク・ハイリターン
⽴ち上げの経験をすると社内での仕事の幅が広がる
⽴ち上げの経験をするとエンジニアとしての市場価値は数段上がる
⽴ち上げまとめ圧倒的な成⻑と唯⼀無⼆の経験
今後の豊富(その1)Sansan級のプロダクトを関⻄⽀店の新規事業開発室から⽣み出す
今後の豊富(その2)関⻄Web業界を盛り上げ優秀なエンジニアが働きたいと思える環境を増やす
最後に拠点を⽴ち上げたいと思えましたか?