Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

リモート拠点を立ち上げる楽しさと苦労 / Set up remote location

Sansan
October 10, 2019

リモート拠点を立ち上げる楽しさと苦労 / Set up remote location

■イベント
【福岡開催】エンジニアのための多様な「リモートワーク」の形を3社の事例から考える
https://sansan.connpass.com/event/145842/

■登壇概要
タイトル:
リモート拠点を立ち上げる楽しさと苦労

登壇者:
新規事業開発室 エンジニアリンググループ グループリーダー 大西真央

Sansan

October 10, 2019
Tweet

More Decks by Sansan

Other Decks in Technology

Transcript

  1. リモート拠点を⽴ち上げる
    楽しさと苦労
    @mmmmao0530

    View Slide

  2. ⾃⼰紹介
    - 名前 : ⼤⻄ 真央(@mmmmao0530)
    - 所属 : 新規事業開発室 エンジニアリンググループ 関⻄⽀店勤務
    - 社歴 :
    - Sier
    - Biglobe : スクラム推進、ドメイン駆動設計導⼊
    - Sansan :
    > Sansanプロダクト Webエンジニア ⼤阪拠点⽴ち上げ
    > Sansanプロダクト エンジニアリングマネージャー
    > 新規サービス 開発リーダー 兼 グループリーダー

    View Slide

  3. 今⽇伝えたいこと
    • 拠点を⽴ち上げる楽しさ(苦労)を伝えたい
    • ⼀⼈でも多くの⼈に、拠点⽴ち上げたいと思っ
    てもらう

    View Slide

  4. アジェンダ
    - なぜ拠点を⽴ち上げようと思ったのか?
    - 東京での武者修業
    - 拠点⽴ち上げ話
    - 拠点⽴ち上げを振り返ってみて

    View Slide

  5. なぜ拠点を⽴ち上げようと思ったのか?

    View Slide

  6. Sansan転職時の話
    • 東京から⼤阪にUターンしたく、転職活動開始
    • 当時のSansanはこんな感じ
    • リモートワーカーは存在していたが、リモート拠点は存在せず
    • 応募職種のWebアプリケーションエンジニアのリモートワーカーは0⼈
    • 内定時にSansanから⾔われたこと
    • 東京勤務前提なら採⽤するよ
    • 実績出せば、⼤阪勤務も可能かもよ
    • ⼀年後には⼤阪勤務できる⾃信があり、Sansanに⼊社

    View Slide

  7. なぜ⽴ち上げるのか?
    ⼤阪で働きたかったから
    &
    ⼤勢で働いた⽅が楽しいから

    View Slide

  8. なぜ⽴ち上げるのか?
    会社としては東京以外で
    ⼀定数以上のエンジニアを確保できるチャンス

    View Slide

  9. 東京での武者修業

    View Slide

  10. なぜ東京で働く必要があったのか?
    上司や同僚から
    エンジニアとして
    信頼を得るため

    View Slide

  11. ⼊社当初の挫折
    ⼀年で
    ⼤阪に帰れないことを悟り
    ⾃信喪失

    View Slide

  12. 軌道に乗るまで
    • ⾃分の価値を⾒つめ直す
    • ⾃分の価値と組織の弱みが合致する部分で⾏動開始
    • ⼊社4ヶ⽉後には、関わるPRJの進め⽅は⾃分で決める
    • ⼊社6ヶ⽉後には、⾃チームで好き放題し始める

    View Slide

  13. ⼤阪勤務
    ⼊社9ヶ⽉後に
    ⼤阪に戻ることが決まり
    ⼤阪のオフィス待ち状態に

    View Slide

  14. 拠点⽴ち上げ話

    View Slide

  15. 2017年1⽉
    ⼤阪拠点⽴ち上げ開始

    View Slide

  16. 東京 - ⼤阪の混合チームからスタート
    http://icooon-mono.com/より
    ・東京側
    ・ プロダクトマネージャー 1名
    ・ UI/UXデザイナー 1名
    ・ チームリーダー(エンジニア) 1名
    ・ エンジニア 3名
    ・⼤阪側
    ・ エンジニア 2名

    View Slide

  17. 採⽤で苦戦
    • 採⽤開始後1年間は全く採⽤できず
    • ⽴ち上げ期において、採⽤基準を下げる選択肢はない

    View Slide

  18. 採⽤で思いついたことは全部やる
    ・勉強会
    ・外部勉強会LT登壇
    ・⾃社勉強会開催
    ・勉強会会場貸し
    ・採⽤イベント
    ・外部の採⽤イベント参加
    ・⾃社の採⽤イベント開催
    ・スカウトメール打つ

    View Slide

  19. ⼤阪エンジニアの推移
    0
    2
    4
    6
    8
    2017年1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉ 2018年1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉

    View Slide

  20. 2018年1⽉
    ⼤阪で独⽴したチームを結成

    View Slide

  21. 2018年1⽉の体制
    ・東京側
    ・ プロダクトマネージャー 1名
    ・ UI/UXデザイナー 1名
    ・ ⼤阪側
    ・ チームリーダー(エンジニア) 1名
    ・ エンジニア 3名
    ・東京側
    ・ プロダクトマネージャー 1名
    ・ UI/UXデザイナー 1名
    ・ チームリーダー(エンジニア) 1名
    ・ エンジニア 3名
    ・⼤阪側
    ・ エンジニア 2名

    View Slide

  22. リモート困りごとあるある
    • 打ち合わせで疎外感
    • リモート側がファシリを実施
    • 緊急系で置き去りにされる
    • ipadを社内で持ち歩いてもらう
    • 物理的な何か(カンバンや付箋)などの対応が無理
    • これは無理。ただ Miro で物理に近い何かを再現。
    https://miro.com/

    View Slide

  23. 拠点⽴ち上げを振り返ってみて

    View Slide

  24. 良くも悪くも
    会社を動かすかどうかは⾃分次第

    View Slide

  25. 良くも悪くも
    本社とは全く違う⽂化の拠点が誕⽣

    View Slide

  26. リモート拠点⽴ち上げのメリット
    安定した会社で
    0から組織を
    作り出せる経験ができること

    View Slide

  27. リモート拠点⽴ち上げのメリット
    安定した会社で
    0から組織を
    作り出せる経験ができること
    ローリスク・ハイリターン

    View Slide

  28. ⽴ち上げの経験をすると
    社内での仕事の幅が広がる

    View Slide

  29. ⽴ち上げの経験をすると
    エンジニアとしての
    市場価値は数段上がる

    View Slide

  30. ⽴ち上げまとめ
    圧倒的な成⻑

    唯⼀無⼆の経験

    View Slide

  31. 今後の豊富(その1)
    Sansan級のプロダクトを
    関⻄⽀店の新規事業開発室
    から⽣み出す

    View Slide

  32. 今後の豊富(その2)
    関⻄Web業界を盛り上げ
    優秀なエンジニアが働きたいと
    思える環境を増やす

    View Slide

  33. 最後に
    拠点を⽴ち上げたいと思えましたか?

    View Slide

  34. View Slide