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大人になるまでの道
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Satoru Takeuchi
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February 23, 2026
Education
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大人になるまでの道
小学校5,6年生を対象としたキャリア教育に使った資料です
Satoru Takeuchi
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February 23, 2026
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Transcript
大人になるまでの道 2026/2/24 武内 覚(たけうち さとる) 1
わたしのこと • サイボウズという会社で働いています ◦ 「チームワークあふれる社会を創 (つく)る」 • 他にも本や記事を書いたり、英語の本を日本語にしたりしています 2
はなすこと • どんな仕事をしているのか • わたしが歩いてきた道 • 小学校で学んだ事との関係 • みなさんへのアドバイス 3
どんな仕事をしているのか 4
会社の仕事 • プログラマー(コンピュータのプログラムを作る人)です ◦ 自分の家で仕事をしています • 日本の色んな所にいる仲間とインターネットで話しながら一緒に作ります 5 https://kintone.cybozu.co.jp/feature/basic/
世界中のプログラマーともいっしょに仕事をしています 6 https://youtu.be/LmL2wyMWTXo https://github.com/rook/rook/pull/16994
• しゅっぱん社(本を出す会社)や、へんしゅう者(本を書くの手伝ってくれる人)といっ しょに本をつくります • 英語で書かれた本を日本語にします(これを「ほんやく」といいます) 本や記事を書く仕事 7
ぜんぶチームワークがとても大切 • 1人では大きなことはできません • 会社の仕事 1. わたしは仲間といっしょに、よいプログラムを作ります 2. 会社のほかの人がプログラムを売ってくれるから、会社がお金がもらえます 3.
会社がお金をもらえると、わたしはお金をもらえます • 書く仕事 1. わたしは作文をします 2. ほかの人や会社が本を作ってお店に並べてくれるから本が売れます 3. 本が売れると、わたしはお金がもらえます 8
わたしが歩いてきた道 9
小学生のころ • ゲームが大好きだったので、自分でも作ってみたいと思いました 10
中学生のころ • ゲームだけをしていました 11
高校生のころ • 家でパソコンを買ってもらって、ゲームを作るようになりました ◦ たくさん勉強して、だんだんできるようになりました • 楽しかったので、このままゲームプログラマーになると決めました 12
大学のじゅけんをすることになりました • コンピュータのことを学ぶ「学科(がっか)」に入ろうとしました 13
大学のじゅけんをすることになりました • コンピュータのことを学ぶ「学科(がっか)」に入ろうとしました ◦ が、落ちました! ◦ 勉強せずにゲームをしていました 14
大学に入りました • 同じ大学の別の学科に受かったのでそちら入りました • プログラミングは好きだったので、続けました 15
大学を出た後の大学院生のとき • ゲームよりも、コンピュータを動かすためのオペレーティングシステム(OS)というソ フトウェアのほうが好きになりました • 大学院の勉強とは別に、OSの勉強をしていました 16 コンピュータ(例: パソコン、スマホ、タブレット )
OS(例: Windows, Android) アプリ(例: ゲーム、インターネットを見るブラウザ )
大学院を出て会社に入りました • コンピュータを作っている会社にしゅうしょく(会社に入ること)しました • OSのプログラマーになりました ◦ 大学院のときに OSの勉強をしていたからできました 17
その後10年くらい • 世界一のOSのプログラマになろうと、がんばりました • OSについての本を書いてみたいと思うようになりました 18
さらにその後、色々ありました • 世界一のOSプログラマになるのはあきらめました ◦ 自分よりもずっとすごい人たちには、とてもかなわないことに気づいたからです • 子どもが生まれて、一番大切なものが子供に変わりました • 前の会社をやめて、本を書きはじめました ◦
しゅっぱん社に自分から「本を書きたい」とお願いしたからできました 19
サイボウズに入社しました • 「うちに来ませんか」とさそわれたので入社しました ◦ 前の会社での仕事がみとめられていたので、さそってもらえました • 「他の仕事をしてもいいよ」という会社なので、今も本を書けています 20
小学校で学んだ事との関係 21
プログラミングの仕事との関係 • 「算数」(中学生になると「数学」)の考え方が役立ちます • 本やインターネットで勉強するときに、「国語」と「英語」が役立ちます 22
本を書く仕事との関係 • 作文するときには「国語」の力が役立ちます • 英語の本を日本語にするときは、「国語」や「英語」の力が役立ちます 23
チームで何かをする時には • 自分が思っていることを相手に伝えて、相手が思っていることを理解するために、 「国語」や「英語」が役立ちます • クラスのみんなと過ごすことも、とても役立ちます ◦ だれかを好きになる、きらいになる ◦ みんなと遊んだり、ケンカをしたりする
◦ 好きな人もきらいな人も、みんなで何かをする 24
その他にも • 「社会」で学んだ歴史についての本を読むのがしゅみです • 選挙(せんきょ)というしくみを知ったのも、選挙に行くようになったのも、「社会」を学 んだおかげです • ゲームを作っていたときに「算数」と「理科」(中学生になると「物理」)が役立ちました 25
みなさんは何をすればいいか • わたしと同じことをすればいい? 26
みなさんは何をすればいいか • わたしと同じことをすればいい? → ちがいます 27
みなさんは何をすればいいか • わたしと同じことをすればいい? → ちがいます • みなさんとわたしは、やりたいこともできることもちがいます • 何をするかは、これからみなさんが自分で決めます 28
みなさんへのアドバイス 29
とにかくいろいろやってみて「自分」のことをしろう 30 こういうことがしたい ! 何をすればいいか調べる やってみる これをやってみよう 面白い! つまらない… 他のことをしてみよう
もっとうまくなるには ?
気をつけてほしいこと • 「自分」は時間がたつと、どんどん変わっていきます ◦ 「いま」できないとわかった →後でできるようになるかも ◦ 「いま」楽しくないことがわかった →後で楽しくなるかも •
やりたいこと、できることが今はなくても、ぜんぜん構いません 31
小学校の勉強はやっておくと、後でとても便利です • いろんなチャンスをつかみやすくなります ◦ たとえば、受験やしゅうしょく • 仕事以外にも、人生を豊かにするきっかけになります ◦ 仕事だけが人生ではありません •
ていねいに先生が教えてくれている今、やっておくと楽です ◦ わたしはさぼっていたので、今も大変な思いをしています 32
まとめ • わたしの小学校から今まで歩いてきた道について話しました • みなさんは、それぞれちがう道を歩いていきます • 色々なことをして、どんな人生にするかを自分で決めてください • よくわからなければ、とりあえず「よく遊び、よく学ぶ」だけでも十分です 33
おわり 34