[独自レポートVol.2:東京都民111人に調査]
東京都太陽光パネル義務化で消費者の意識に変化は?約7割が「太陽光パネル・住宅用蓄電池」への関心が高い
東京都の太陽光パネル設置義務化について、約3人に1人が詳しく知っている実態
「Q1.あなたは、太陽光パネル設置義務化について知っていますか。」(n=111)と質問したところ、「詳しく知っている」が28.8%、「名前だけ知っている」が55.9%という回答となりました。
78.1%が、太陽光パネル・住宅用蓄電池への関心が高まる
Q1で「詳しく知っている」と回答した方に、「Q2.太陽光パネル設置義務化を受けて、太陽光パネル・住宅用蓄電池への関心が高まりましたか。」(n=32)と質問したところ、「非常に高まった」が28.1%、「やや高まった」が50.0%という回答となりました。
71.9%が、太陽光パネル・住宅用蓄電池の設置を検討するきっかけとなったと回答
Q1で「詳しく知っている」と回答した方に、「Q3.太陽光パネル設置義務化が、自宅への太陽光パネル・住宅用蓄電池の設置を検討するきっかけとなりましたか。」(n=32)と質問したところ、「非常に高まった」が25.0%、「やや高まった」が46.9%という回答となりました。
約7割が、近年の電気代高騰を受けて、太陽光パネル・住宅用蓄電池への関心が高まったと回答
「Q4.あなたは、近年の電気代高騰を受けて、太陽光パネル・住宅用蓄電池への関心が高まりましたか。」(n=111)と質問したところ、「非常に高まった」が17.1%、「やや高まった」が51.4%という回答となりました。
86.5%が、太陽光パネル・住宅用蓄電池を設置するにあたり、ハードルを実感
「Q5.太陽光パネル・住宅用蓄電池を設置するにあたって、感じているハードルはありますか。」(n=111)と質問したところ、「非常にある」が55.9%、「ややある」が30.6%という回答となりました。
太陽光パネル・住宅用蓄電池を設置するうえでのハードル、「初期費用の高さ」が88.5%で最多
Q5で「非常にある」「ややある」と回答した方に、「Q6.太陽光パネル・住宅用蓄電池を設置するにあたって、ハードルに感じる要素を教えてください。(複数回答)」(n=96)と質問したところ、「初期費用の高さ」が88.5%、「経済的な効果」が68.8%、「寿命の長さ」が66.7%という回答となりました。
太陽光パネル・住宅用蓄電池を設置するうえでのハードル、「補助金の期限」や「家の老朽化」などの声
Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、太陽光パネル・住宅用蓄電池を設置するにあたって、感じるハードルがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=96)と質問したところ、「補助金の期限」や「家の老朽化」など67の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・54歳:補助金の期限。
・62歳:家の老朽化。
・49歳:環境にやさしいものとは思えない。
・55歳:家が古くなっているので費用がどのくらいかかるか。
・50歳:日当たりの良し悪し。
・33歳:補助金を受ける際の手続きの複雑さ。
・57歳:家が古く、設置できない。
約8割が、太陽光パネル・住宅用蓄電池の設置を検討する際に、電気使用量や料金のシミュレーション結果の利用を希望
「Q8.あなたは、太陽光パネル・住宅用蓄電池の設置を検討する際に、電気使用量や料金のシミュレーション結果があれば、利用したいと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「非常にそう思う」が28.8%、「ややそう思う」が52.3%という回答となりました。
電気使用量や料金のシミュレーション結果を利用したい理由、「どれくらい節約になるか分かりやすいから」が73.3%で最多
Q8で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q9.電気使用量や料金のシミュレーション結果があれば、利用したいと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=90)と質問したところ、「どのくらい節約になるか分かりやすいから」が73.3%、「最適なプランがわかりやすいから」が61.1%、「家計の見積もりが立てやすいから」が46.7%という回答となりました。
電気使用量や料金のシミュレーション結果を利用したい理由、「収支の長期シミュレーションにて確認したい」や「計画を立てるときの目安になる」などの声
Q9で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.Q9で回答した以外に電気使用量や料金のシミュレーション結果があれば、利用したいと思う理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=88)と質問したところ、「収支の長期シミュレーションにて確認したいから」や「計画を立てるときの目安になるから」など47の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・57歳:収支の長期シミュレーションにて確認したいから。
・61歳:計画を立てるときの目安になるから。
・63歳:経済的な効果について、将来像を見通せるため。
・65歳:停電などに対応できそうか、コストパフォーマンスがよいか分かれば利用したくなる。
・64歳:どれくらいお得なのかがわかれば初期投資に積極的になれる。
・59歳:どのくらいになるのか等を知ることができると、設置の意向に繋がる。
・52歳:費用対効果を知りたい。
まとめ
今回は、東京の自宅(戸建て)への住宅用蓄電池の設置を検討している人111名に、住宅用蓄電池の設置に関する意識調査を実施しました。
東京都が発表した新築住宅に太陽光発電設備の設置などの義務化について、約3人に1人が詳しく知っている実態であり、多くが今回の義務化がきっかけで太陽光パネル・住宅用蓄電池の設置を検討するようになったことがわかりました。また、近年の電気代高騰を理由に太陽光パネル・住宅用蓄電池への関心が高まっている一方、「初期費用の高さ」や「経済的な効果」などが設置するうえでのハードルと感じていることも明らかになりました。
東京都が2025年4月施行を目指している「太陽光設置義務化」。初期費用の負担はあっても10年ほどで回収できるとされていますが、まだ設置については、ハードルを感じている人は多いようです。検討するにあたって、電気使用量や料金のシミュレーション結果があるのであれば、どれくらい節約になるかわかるため、前向きな検討をする人々が増えてくるのかもしれません。
「エネがえる」とは
「エネがえる」のビジョンは“むずかしいエネルギー診断をかんたんにカエル”です。エネがえるは、住宅用から産業用まで太陽光パネル・蓄電システムの販売に関わる営業担当者が、誰でもカンタンに需要家・施主向けの提案書を自動作成できる経済効果の試算ツールです。計算が難しい太陽光・蓄電池導入の経済効果を誰でも専門知識なしにシミュレーションできるエネルギー診断特化型クラウドサービス(SaaS形式/API形式の2タイプ)として大手電力会社や有名太陽光・蓄電システムメーカー・国内TOPクラスの販売施工店まで全国700社以上に提供しています。
▼「エネがえる」公式Webサイト
https://www.enegaeru.com/
※詳しい料金体系と提供機能は、こちらの料金表をご参照ください:https://www.enegaeru.com/price/
調査概要:住宅用太陽光パネル・蓄電池の購入に関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年1月23日〜同年1月24日
有効回答:東京の自宅(戸建て)への住宅用太陽光・蓄電池の設置を検討している人111名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入。合計しても必ずしも100とはなりません。
≪調査結果の利用条件≫
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