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Science Tokyo国際卓越研究大学計画_202604

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Science Tokyo国際卓越研究大学計画_202604

Science Tokyoは「国際卓越研究大学」に認定されました。「国際卓越研究大学」とは、世界最高水準の研究力を目指す大学として政府が認定し、長期的な支援を通じて国際的な競争力を高める大学のことです。Science Tokyoは大学統合を原動力として、国際卓越研究大学の認定を後押しに、その歩みを加速させます。

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Transcript

  1. 国際卓越研究大学計画:目次 「国際卓越研究大学」制度とは 2 Science Tokyo、「国際卓越研究大学」認定 3 国際卓越研究大学として目指す新たな大学像 4 Science Tokyoが考えるありたい未来社会

    5 ありたい未来社会に向けた変革|Visionary Initiatives 6 - Point 1 ビジョン駆動での価値創造 7 - Point 2 全学的なビジョン駆動型組織への変革 8 - Point 3 学外とのエコシステム構築 8 ビジョン駆動型の研究と社会的インパクトの創出で回す正の循環 9 ビジョン駆動型の教育システム 10 病院のイノベーションHub化 - 国際医工共創研究院 11 - 病院の環境整備 12 - ヘルスケアネットワークの構築 12 世界と共創するエコシステム 13 正の循環を起こすガバナンス 14 国際卓越研究大学としての活動ロードマップ 15 理事長・学長メッセージ 16 1
  2. 「国際卓越研究大学」制度とは 2 世界の先導的モデルであり、世界最高水準の研究大学と期待される大学を支援する国を挙げた制度 文部科学省「国際卓越研究大学 制度概要」をもとに作成 科学技術振興機構 (JST) 10兆円規模の 大学ファンド 国際卓越

    研究大学 政府 資金拠出 企業 民間団体等 資産運用機関 寄附・研究費など JST債購入 運用委託 運用益 資金拠出 (出えん) マッチングファンド方式 での助成 • 国際的に卓越した研究の展開及び経済社会に変化をもたらす研究成果の活用が相当程度見込まれる大学のみ認定される 選定基準:①国際的に卓越した研究成果を創出できる研究力 ②実効性が高く、意欲的な事業・財務戦略 ③自律と責任のあるガバナンス体制 • 認定された大学の体制強化計画に、10兆円規模の大学ファンドの運用益から、研究基盤への長期的・安定的な支援を最長25年実施 • 助成額は大学が獲得した民間等からの外部資金額等に応じて算定されるマッチングファンド方式 国際卓越研究大学制度のマッチングファンド方式とは ① 民間等の外部から獲得した資金実績の5年平均 ② 民間等の外部から獲得した資金を財源として大学独自基金に 積み立てた資金 それぞれの金額に応じて助成金が算定される仕組み 国際卓越研究大学制度の 助成金 大学独自で獲得した資金 外部資金を財源とした 大学独自基金の積立額 寄附・研究費等の 民間等からの外部資金 大学成長基盤強化促進分 研究等体制強化促進分 大学が獲得した 金額に応じて 助成額が算定 ① ② ①’ ②’ 国際卓越研究大学制度スキーム
  3. Science Tokyo、「国際卓越研究大学」認定 具体性の高い抜本的な変革計画と 変革ビジョンへの全学的な高い理解に対する評価 明確な財務戦略、人材育成、医工連携を推進力として、 世界に類をみない新たな大学モデル実現への期待 国際卓越研究大学に向けた有識者会議での評価と期待 「国際卓越研究大学の認定等に関する有識者会議(アドバイザーボード)における審査の状況について」資料より 3 2大学の統合を契機に、より大きな社会価値創出に向けた大学変革を推進。その変革を加速させ、

    新たな価値をより早く大きく実現していくことを目的として国際卓越研究大学制度に申請 計画の先進性と卓越性が認められ、国内2番目となる国際卓越研究大学に認定 「研究等体制強化計画」が文部科学大臣より認可 国際卓越研究大学制度では、民間等からの資金獲得額に応じて助成金額が増える マッチングファンド形式が採用されており、本学はこの仕組みを活用して 社会との多様な協働によって研究と社会実装を進めることで、 2026年4月より25年間をかけて大学経営のさらなる戦略的高度化を図っていきます。 2026年 1月23日 2月27日付
  4. 国際卓越研究大学として目指す新たな大学像 社会とつながり、 共創する開放系大学 Science Tokyoは、善き未来を創造する 世界トップレベルの大学(World Class University)を目指します 4 ビジョンを旗頭に、

    開かれた大学として 世界との結びつきを強化 グローバルエコシステムを牽引し、 社会的インパクトを共創 どこよりも速く、 大きく成長し続ける大学 社会に対してビジョンを提言し、 実行力を持って融合研究を推進 「研究力の正の循環」を起こすことで、 社会にとって大きなインパクトを スピード感をもって創出し続ける
  5. Science Tokyoが考えるありたい未来社会 不確実性・複雑性・曖昧性が高くなる これからの社会において、 Science Tokyoは、 「善き生活」「善き社会」「善き地球」 という3つのビジョンの実現を通じて 「善き未来」を社会とともに実現していきます 5

    Science TokyoのMission 「科学の進歩」と「⼈々の幸せ」とを探求し、 社会とともに新たな価値を創造する Better Society 善き社会 Better Planet 善き地球 Better Life 善き生活 持続可能な地球を 実現する 新たなフロンティアを 開拓する 真に豊かな人生を 実現する Science
  6. 7 善き社会 Better Society Future Intelligence 善き地球 Better Planet 善き生活

    Better Life Resilience-Tech Society Total Health Design GX Frontier グリーントランス フォーメーションで 持続可能な未来を 実現する PD:後藤 美香 科学はすべての人の 健康と福祉の ために PD:石川 文彦 未来の知性と 社会の礎を築く PD:淺原 弘嗣 Well-Vitality 各人が多様で こころ豊かな人生を 実現する PD:黒田 公美 災害・パンデミックに レジリエントな 社会を実現する PD:鼎 信次郎 Science Materials-Positive Society モノの進化を ポジティブな 社会の原動⼒に PD:猪越 正直 Space Innovation 宇宙と生命の 真理を探究し、 宇宙生活圏を 開拓する PD:関根 康人 Innovative-Life Society サイバー・フィジカル 空間で共創社会を 開拓する PD:阪口 啓 使うほどに生活・社会が良くな るマテリアルの開拓 環境貢献型ものづくり 生体と協奏するマテリアルのデ ザイン 深宇宙と生命の真理探究、 総合知の宇宙展開 月・火星における 社会システムの創造 宇宙における健康と衣食住、 生物的進化と能力拡張 地球 - 低軌道 -月面を 1つの生活圏に AI・ロボットと共創する 未来産業・医療・福祉 食料の安定供給と 健康で豊かな食文化の創出 健康・安心・快適な 未来都市の実現 次世代ヘルスケアが支える 未来社会 気候変動の課題克服 地球モニタリングによる 最適解の探求 新たなエネルギー・ 資源の開拓 ネイチャーポジティブの実現 自然災害に強い生活基盤の整備 自然災害から人類の安全と 尊厳を守る社会システムの構築 感染症に負けない社会の実現に むけた地球規模の協働 科学的予測による災害・感染症 の備えと取るべき行動の実現 無理なくできる健康維持 病気の不安なく過ごせる くらしの実現 AI駆動した迅速で最適な 医療の創出と提供 口腔科学から守る 全身の健やかさ 未来を描き出す知の基盤の創成 未来予測を可能にする 科学技術の創出 生命と意識の進化の 可能性を探求 未来予測に基づく 社会システムの構想 こころの健やかさを育む豊かな 生活の創造 脳の個性と特性を理解し人の可 能性を拡大 楽しく老いる生涯を すべての人に 喜びを生み出すからだの動きの 実現 ビジョン駆動での価値創造 Point 1 3つのビジョン「善き生活」「善き社会」「善き地球」を実現するための8つのVisionary Initiatives
  7. これまで これから これまで 専門分野の深掘り、探求 大学とステークホルダーが テーマごとに個別に連携 これから 専門分野の深掘り、探求 + ビジョンを軸に

    全学的に分野横断で 研究と教育を推進 ビジョンを中心に据え ビジョン実現のための エコシステムを構築、牽引 専門分野領域ごとの縦割り組織から 分野横断のビジョン駆動型組織へ 8 分断された個別のつながりではなく ビジョンを中心とした 包括的なエコシステム構築へ ビジョン ありたい社会像 学問領域 学問領域 学外とのエコシステム構築を推進 Point 3 全学的なビジョン駆動型組織への変革 Point 2 大学の内外の壁を取り払う抜本的な発想転換と組織改革を計画当初6年で実行
  8. ビジョン駆動型の研究と社会的インパクトの創出で回す正の循環 9 ビジョンの構想・策定 ビジョン実現に向けた研究 社会実装 I4Collective 自律的な未来予測・ 技術スキャニング 未来社会創成研究院 ありたい未来の構想・

    先行研究の実施 Visionary Initiatives ビジョンに共感する 基礎から応用までの幅広い 研究者が分野横断で協働 実装化推進組織 新産業創成研究院 国際医工共創研究院 産学官コンソーシアム イノベーション フィールドとしての 病院 スタートアップ 国内外の 産学連携 国内外の 大学連携 人材・知・資金 人材・知・場 社会からのフィードバック Global Vision Coordination Center(GVCC) VIの運営、研究活動のマネジメント、エコシステムの構築 多様な専門領域の研究者たちが、共同で研究を推進・実装まで取り組むことで 研究力拡充とビジョンの実現を両立し、大学も経済的循環を回す 国内外の公的 研究機関との連携
  9. ビジョン駆動型の教育システム 10 国際教育、複合領域教育、アントレプレナーシップ教育を通じて、 全学的なビジョン駆動型教育へ大きく転換 これまでの専攻(Track)に加え、 すべての大学院生は領域横断型のVIコースに所属 複合領域の教育とアントレプレナーシップ教育によって、 自らのビジョンに基づいて新たな学問領域や価値創出できる人材を育成 起業メンター制度や給与支援・ジョブオファーを受けることが可能 VIコース

    Materials-Positive Society VIコース Well-Vitality VIコース Resilience-Tech Society 専攻( Track ) 世界から優秀な学生を集める学士課程入試改革 国際共修 全学的な国際共修プログラム「国際学士卓越コース」 AI・VRを活用したオンデマンド多言語配信教育 融合教育 これまでの学部教育に加え、サブメジャーを設置し、 医歯学系、理工学系の相互履修が可能 学 士 課 程 大 学 院 課 程 博 士 / 修 博 一 貫 VIコース Innovative-Life Society VIコース Total Health Design VIコース GX Frontier VIコース Space Innovation VIコース Future Intelligence 学部での専門性に基づく大学院への接続
  10. 病院のイノベーションHub化|国際医工共創研究院 病院を開放された研究Hubへと進化させることにより、 臨床現場における医歯学研究者・理工学研究者の共創を推進。 医工領域のイノベーションを創発し、「明日の医療」の創造につなげます 11 グローバルヘルスケアエコシステムの中核大学と連携 国際医工共創研究院 脳統合機能研究センター 再生医療研究センター 口腔科学センター

    核酸・ペプチド創薬治療研究センター 医歯学研究者・理工学研究者が 臨床現場・臨床隣接で共創 診療科A 診療科B 診療科C ・ ・ ・ 大学病院 ヘルステックデザインラボ (議論の場) テストベッド (新機器開発の場) テストラボ (新機器検証の場) 病院隣接に新設した医工共創の場 病院内の医工共創の場 ヘルスケアイノベーション創出 医学研究力UP 病院経営改善 期待される成果 ・ ・ ・
  11. 病院のイノベーションHub化|病院環境の整備・ネットワーク構築 12 Tip GTB medU-net ヘルスケア系スタートアップ・研究者を接続支援する融合拠点 本郷・御茶ノ水・東京駅エリアのバイオ系スタートアップコミュニティ 全国医療系アカデミアと企業をつなぐ医療系産学官ネットワーク Science Tokyo発ヘルスケアネットワーク

    Imperial College London Boston RWTH (アーヘン工科大学) University of Illinois 海外エコシステムとの連携 人材交流・育成連携 本学の運営方針会議委員としての参画 医工連携協働研究と 人材交流 Harvard Innovation Labとの連携 MIT iMESとの連携 MOU締結 グローバルコンソーシアムへの 国内唯一の運営参画 Programmed Activity(PA)制度 教員の役割と活動計画明確化によって 臨床系教員の研究時間を確保 ヘルステックデザインプログラム 企業・スタートアップ等へ医療現場を開放し、 個別要望に沿ったプログラムを提供 時間の開放 場の開放 医療ビッグデータの利活用 6万名を超える広範囲同意取得済みデータの 研究利用 病院環境の整備 時間と場の開放によるイノベーション環境の整備 ヘルスケアネットワークの構築 オープンHub化した病院を活用し、世界とともに価値を創出
  12. 世界と共創するエコシステム 13 国内大学エコシステム スタートアップエコシステム 企業・自治体とのエコシステム グローバル大学エコシステム グローバル展開を見据えた海外企業の協働研究拠点の設置 知財を活かした社会実装戦略 大型の企業ー大学間の連携で社会実装を拡張 Vision実現に向けた産学官コンソーシアムの構築

    大型インキュベーション施設の整備 海外連携機関(VC、アカデミア等)の呼び込み Innovation Design School(修士)の設立 スタートアップ創出に向けたイノベーション人材の育成 企業連携によるジョイントベンチャーの創出 全国のスタートアップ創出プラットフォームをつなぎ、 ベンチャー支援体制を整備 VIの活動・成果を 拡張する連携 新産業創成研究院 スタートアップエコシステムのJapan-Hub Strategic Partnership University (SPU) VIをベースとする研究・人材交流・ 産学連携・スタートアップ創出 Imperial College London 一橋大学 東京外国語大学 お茶の水女子大学 Vision Alliance University (VAU) アジアを中心に教育・研究の連携に 加え協働して社会課題解決を推進 東南アジア (タイ、フィリピン、インドネシア、マレーシア) 南アジア (インド) その他アジア 清華大学(中国)、陽明交通大学(台湾) RWTH(アーヘン工科大学) MIT Harvard University 現出する課題に機動的に対応する連携 全国の地域連携先をグローバルエコシステムに繋げる連携 科学技術政策に貢献する連携 東京藝術大学 四大学未来共創連合 北海道大学 政策研究大学院大学 室蘭工業大学 長岡技術科学大学 広島大学 国立研究開発法人 防衛医科大学校 山口大学 九州工業大学 豊橋技術科学大 岡山大学 三大学協定 Xnics共同拠点 TCカレッジ
  13. 正の循環を起こすガバナンス 14 大学法人の経営・長期戦略 理事長は大学法人としての中長期戦略に専念 大学運営 学長は研究・教育の観点から大学価値最大化 大学総括理事として法人運営にも参画 法人財務運営 将来的な法人の事業規模や財務を最大化 理事長

    運営方針会議 資源配分戦略委員会 独立評価委員会 善き未来 アドバイザリー会議 意思決定・モニタリング 執行・ モニタリング 評価・ モニタリング 助言・ モニタリング 学長(大学総括理事) 人事委員会 Search Committee 助言 CFOの下での強力な財務コントロール + CIOの下での高度な大学基金運用 資金運用管理委員会 監査・審議 明確な分業 連携 (助言・監視) • 理事長・学長体制としてトップマネジメントの権限と責任を適切に分担 • 外部委員が参加し、多様性のある構成員からなる委員会が計画の執行とモニタリングを強化 企画調整会議 執行部と教職員代表の円卓会議 タウンホールミーティング 執行部と全教職員・学生の直接対話 大学構成員の参加の仕組み
  14. 国際卓越研究大学としての活動ロードマップ 15 善き未来を創造する 世界トップレベルの 大学へ 第Ⅲ期:2041-2050年度 (10年間) 財務自律性と 世界最高水準の 研究・教育を実現

    第Ⅱ期:2032-2040年度 ( 9年間) 世界と共創する エコシステムを構築 第I期:2026-2031年度 ( 6年間) 全学をビジョン駆動型の 分野横断組織に転換 国際卓越研究大学として、25年間で各コミットメントを実現し 社会のみなさまと一緒に善き未来を創造することで 世界トップレベルの大学へ変革してまいります