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ソフトウェア開発温故知新 古典で紐解く、ソフトウェア開発の課題 / Software_Deve...
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SHIMANE, Yoshikazu
September 25, 2025
Technology
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ソフトウェア開発温故知新 古典で紐解く、ソフトウェア開発の課題 / Software_Development:Learning_from_the_Past
SHIMANE, Yoshikazu
September 25, 2025
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Transcript
ソフトウェア開発 温故知新 古典で紐解く、ソフトウェア開発の課題 @shimashima35
はじめに みなさん、「人月の神話」は読んだことはありますか?
おや、もったほど手が上がらない? はじめに
• 今日はソフトウェア工学の古典といわれる書籍の紹介をして いきます。 • タイトルに「温故知新」とあるように、古典からいまでも学べ ることはたくさんあります。「古いから」といって読まないのは もったいないですよ。 • 興味をもったら是非買って読んでみてください。 はじめに
• いわずと知れた古典「人月の神話」 • 出版は原著は1975年、日本語訳は1977年。50年前ですね。 すげー。 • 「遅れているプロジェクトに人を投入するとより遅れる」という ブルックスの法則はこの本が出典。 • 著者はIBMの初代汎用機
System/360 とそのOSである OS/360のマネージャーをしており、その時の経験がもとに なっています。 「人月の神話」フレデリック・ P・ブルックス Jr
• ブルックスの法則よりタイトルとなっている「人月の神話」に ついての方がより重要だと考えているのでぜひ読んでみ て。 • あと、この中で「1度目は失敗するつもりでつくる」と、所謂 ウォーターフォールプロセスについての解決策も書いていま す。W.Royceの紹介でも書きましたね。 • ここに書かれている大規模プロジェクトでの知見は今でも通
用するものが大半です。全然古くないです。 「人月の神話」つづき
• ここは書籍ではなく人を紹介します。 • なぜならば、名著が多すぎて絞れないためです。 • 有名どころは ◦ ライト、ついてますか? ◦ プログラミングの心理学
または、ハイテクノロジーの人間学 ◦ ソフトウェア文化を創る シリーズ ◦ 要求仕様の探検学 ◦ コンサルタントの秘密 ◦ etc… • 人によってベストが様々。一般に勧められるのは「プログラミ ングの心理学」だけど、今回は敢えて「ソフトウェア文化を創る」シリーズ を取り上げます。 ジェラルド・ワインバーグ
• 日本語で全4巻、第1巻「ワインバーグのシステム思考法」は1994年、原 著は1992年に出版されている。ワインバーグの著書の中では比較的遅 い。 • 原題は「Quality Software Management」で、全体を通してソフトウェアに おける品質の重要性と高品質を目指す方法が書かれている。 •
が、ワインバーグなので軽妙な語り口で書かれていて重苦しさはない。 全体的にまとまりがないという点もある。 ジェラルド・ワインバーグ 続き
• 1巻では、かの有名な「品質とは誰かにとっての価値である」 が書かれている。クロスビーの 「Quality is Free」の言及も あって面白い。1章だけでもぜひ。 • また品質についてソフトウェア文化についても言及してい る。(邦題は多分ここから)
• ワインバーグの他の著書同様、人や人との関係性について 多く書かれいるので技術者以外にも読んで欲しい。 ジェラルド・ワインバーグ 続き
• デマルコの書籍も名著が多いが、最初期の「ピープルウェ ア」を取り上げたい。 • 初版の原著は1987年出版で現在3版。日本語訳は1994年。 翻訳も3版まで出ている。 • タイトルにある「ピープルウェア」は、H/W・S/Wと並ぶ3番目 の側面としての意味がある。 •
内容はそのまま「ピープルウェア」つまりソフトウェア開発に おける人の側面、社会的な構造などを取り上げたエッセイと なっている。 「ピープルウェア」トム・デマルコ /ティモシーリスター
• エッセイなので気軽に読める半面、裏付けとかはあまりない ので厳密性を気にする方には向きません。 • ただ、ソフトウェア開発の「あるある」が多いのでにやっとで きたりします。 • ところどころ、40年近く前のアメリカで書かれたため日本との 文化の差異で理解が難しいところがあります。 •
島根は仕事を初めて3年目くらいにこの本を読んで衝撃をう けたのを覚えています。 「ピープルウェア」トム・デマルコ /ティモシーリスター
• ソフトウェア開発における古典を数冊紹介してみました。ど れも執筆時期は大昔であるものの、今読んでも得るものは 非常に大きいと考えています。 • つまりそれだけ「お得」とも言えます。 • 紹介した書籍は大体ソフトウェア開発における「人」につい て書かれています。今も昔も中心課題はそこにあるのでしょ うね。
• 「古いから」といって敬遠せず是非一度よんでみてください。 きっと古典からしか得られないものがあるはずです。 おわりに
• トム・ギルブ/ドロシー・グラハム「ソフトウェアインスペクショ ン」:レビュープロセスについて名著。 • エドワード・ヨードン「デスマーチ」:ソフトウェアプロジェクトの 失敗理由は大体ここに書いてある。 • スティーブ・マコネル「コード・コンプリート」:プログラミングに ついての百科事典。 •
スティーブ・マコネル「ラピッドデベロップメント」:ソフトウェア 開発の百科事典。 • ケーパーズ・ジョーンズの書籍全般:品質に関しての定量化 はこの人。基礎中の基礎。 おまけ:紹介から漏れた書籍