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スクラムに必要な知的生産性を上げるソフトスキル / The Soft Skills Requi...

Shinichi9987
September 16, 2024

スクラムに必要な知的生産性を上げるソフトスキル / The Soft Skills Required to Enhance Productivity in Scrum

スクラムでもっと開発スピードを上げたいって思いませんか?スクラムやモブなどのアジャイル開発は、プロセスとマインドが大事でしたね。知的生産性を上げるマインド強化ちゃんとやっていますか?伝統な会社ほどマッチョ経営が根付いていて、中々知的生産性が上がらなくて困っていませんか?マネージメント3.0はそのソリューションの一つです。ワークショップを通じ、スクラムとマネージメント3.0の関係性を分かりやすく解説します。また、伝統的な会社によく効く手法を紹介します。 / Don't you want to increase development speed even more in Scrum? Processes and mindset were crucial in agile development such as Scrum and Mob. Are you properly strengthening the mindset to enhance intellectual productivity? Are you struggling with low intellectual productivity due to entrenched macho management in traditional companies? Management 3.0 is one solution to that. Through workshops, we explain the relationship between Scrum and Management 3.0 in an easy-to-understand manner. We also introduce methods that work well for traditional companies.

Shinichi9987

September 16, 2024
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  1. 今日のスケジュール 座学: スクラムとマネージメント3.0との関係 20分 しん (かっしー) 座学: マネージメント3.0とは 20分 ひろ

    (かっしー) 演習: よく効くツール(ムービングモチベータ―、デリゲーションポーカー) 40分 かっしー (しん、 ひろ) 纏め: ハピネスドア 10分 ひろ (しん、かっしー)
  2. 目次 1. 自己紹介 2. 背景 3. アジャイル開発とは 4. スクラムって 5.

    モブって 6. 心理的安全性って 7. 自律(立)した高いモチベーション 8. まとめ
  3. 目次 1. 自己紹介 2. 背景 3. アジャイル開発とは 4. スクラムって 5.

    モブって 6. 心理的安全性って 7. 自律(立)した高いモチベーション 8. まとめ
  4. Shinシン 竹内伸一 仕事 趣味 家族 住んだことある 企画~CAE~設計~ 実験~制御 パワートレーン~スポーツ車両 人工知能領域浸透展開

    アジャイル開発領域展開推進 日進ジャズ協会 準備委員会 代表理事 愛知県中心に Jazz ライブ演奏 ジョギング 愛知池7.4kmなど 時々ゴルフも 貞宝CC会員 岐阜市 名古屋市 日進市 仙台市 豊田市 渋谷区 世田谷区 板橋区 妻 (長女・次女は独立) 姉と母は健在 好きなカード CSP-SM, AHD,RPO M3-Facilitator 自由 ゴール 好奇心 F1ローンチ制御 初代プリウス車両CAE パーソナルマップ(マネージメント3.0) 裾野市 先行~量産 ユニット開発 ケルン
  5. 目次 1. 自己紹介 2. 背景 3. アジャイル開発とは 4. スクラムって 5.

    モブって 6. 心理的安全性って 7. 自律(立)した高いモチベーション 8. まとめ
  6. 1936 1955 1970代 1997 2010 2014 2015 2016 2019 2020

    2022 ・・・ 社会 自動車 製造 事業法 国民車 構想 マスキ-法 オイル ショック 京都 議定書 COP3 SDGs 国際 サミット CASE (パリMS) MaaS (フィンランド) 量子 コンピュータ コロナ拡大 カーボン ニュートラル 宣言 ウクライナ 侵攻 ChatGPT ・・・ 自動車 業界 G1型 トラック トヨペット クラウン EFI 三元触媒 HEV プリウス BEV (三菱) (日産) FCEV ミライ ・・・ 安定期 変化 安定期 変化 安定期 変化 安定期 変化 変化 変化 変化 変化 変化 変化 変化 変化 5フォース分析 世界的アジャイルコーチ Lyssa Adkins 時代は「変化~安定~」 から「変化・変化・変化」へ だからこそアジャイルが必要 短期L/T 100年に一度の変革期。時代は変化変化に突入だからこそアジャイルが必要。 背景
  7. 目次 1. 自己紹介 2. 背景 3. アジャイル開発とは 4. スクラムって 5.

    モブって 6. 心理的安全性って 7. 自律(立)した高いモチベーション 8. まとめ
  8. XP(品質が全て) ペアプログラミング(Mob含) 責任はチーム全体 テスト駆動型 Patterns 建設業界の 環境設計の プロセス手引き 車両やパワートレーンで品質・燃費・価格で、 より良い商品を提供できるよう成長してきた。

    トヨタ TPS Ford・GM ホンダ CITY開発 スクラム(透明性・検査・適応) CITY・プリウスのような開発が継続的に 誰でもできるよう考案されたフレームワーク LEAN ソフトウェア開発 無駄を省き 生産効率を向上 カンバン カンバン一つで 全ステータスや 情報が分かる アジャイル開発 テスラはハード込でアジャイルプラクティスを 駆使し、高品質で変化に強い電気自動車 (BEV)開発を実現し覇権を争っている。 生産・物流向け 技術開発向け 日本の自動車産業 アジャイル開発とは from2023年公開資料 トヨタ
  9. XP(品質が全て) ペアプログラミング(Mob含) 責任はチーム全体 テスト駆動型 Patterns 建設業界の 環境設計の プロセス手引き 車両やパワートレーンで品質・燃費・価格で、 より良い商品を提供できるよう成長してきた。

    トヨタ TPS Ford・GM ホンダ CITY開発 スクラム(透明性・検査・適応) CITY・プリウスのような開発が継続的に 誰でもできるよう考案されたフレームワーク LEAN ソフトウェア開発 無駄を省き 生産効率を向上 カンバン カンバン一つで 全ステータスや 情報が分かる アジャイル開発 テスラはハード込でアジャイルプラクティスを 駆使し、高品質で変化に強い電気自動車 (BEV)開発を実現し覇権を争っている。 生産・物流向け 技術開発向け 日本の自動車産業 アジャイル開発とは トヨタ 変化する環境の中でお客様に価値ある商品をスピーディー&継続的に提供する開発手法
  10. 目次 1. 自己紹介 2. 背景 3. アジャイル開発とは 4. スクラムって 5.

    モブって 6. 心理的安全性って 7. 自律(立)した高いモチベーション 8. まとめ
  11. スクラムって PBI策定 スプリント期間決定 スプリント期間毎 達成レベル設定 チーム作り 働き方合意 (プロセス・マインド) プロダクトゴール明確化 スプリント計画

    (同期:実行性) デイリースクラム (同期:計画・進捗・課題) スプリントレビュー (同期:お客様ニーズ) レトロスペクティブ (同期:働き方) 開発実活動 (分業~共同・緊急招集) 事前準備 開発活動 スクラム型開発の全体構造。事前準備から開発活動に繋がりループする。 茶文字:主にプロセスに働く機能 青文字:主にマインドに働く機能 スクラム全体構成 一巡:1~4週間 ・変化への対応は通常開発実行計画を修正 ・変化の規模大の時は事前準備全ての項目 修正も検討し適応
  12. 関係者に透明・開発実時間最大化・知的生産性を最大化・変化に追従 スプリント計画 各ゴール達成の実行計画/(日々更新) 作戦はチームに一任/共有化・一本化 プロセス マインド ディリースクラム 進捗・困り事・対応を15分以内で共有 フラットな議論/困り事は総力で知恵出し 開発実活動

    分業~協業を見極め開発効率を最大化 緊急招集できる/お互いの能力学習 スプリントレビュー 全員で成果を共有/お客様から有効なFB テストはこの前に完了/お客様と修正要否合意 レトロスペクティブ できた事・学んだ事見える化/働き方改善 お互いに認め合い・労う/チームを成長 開発活動 ※繰り返し スクラムって
  13. 目次 1. 自己紹介 2. 背景 3. アジャイル開発とは 4. スクラムって 5.

    モブって 6. 心理的安全性って 7. 自律(立)した高いモチベーション 8. まとめ
  14. 目次 1. 自己紹介 2. 背景 3. アジャイル開発とは 4. スクラムって 5.

    モブって 6. 心理的安全性って 7. 自律(立)した高いモチベーション 8. まとめ
  15. 目次 1. 自己紹介 2. 背景 3. アジャイル開発とは 4. スクラムって 5.

    モブって 6. 心理的安全性って 7. 自律(立)した高いモチベーション 8. まとめ
  16. 自律(立)したモチベーションがあると 従来の考え方に縛られず、思い切ったアイデアをスピーディ&継続的に創出できる Self-disclosure 自分の特性や役割を把握でき自己開示できる。 Develop competency ( to Mastery )

    メンバー全員に興味を持ち学び合い・成長・熟達していく。 Self-organization 柔軟で俊敏な高いチーム力が継続する。 Empower Team 権限移譲と相互コーチングでモチベーションを最大化する。 自律(立)したモチ ベーションがある状態 自律(立)したモチベーションとは
  17. 科学的管理法 ▪命令的リーダーシップ ・プロセス・タスクに細分化 ・トップダウン、階層別組織 参加型経営 ▪支援型リーダーシップ、福利厚生充実 ・トップダウン、階層は依然存在 ・大半の企業が2.0 アジャイルマネジメント ▪シェアードリーダーシップ(自律自走型)

    ・フラット、ネットワーク ・モチベーション,やりがい,共感,実験 20世紀はじめ 21世紀 20世紀おわり 産業革命 生産性50倍 マネジメント1.0 職場運営の歴史 IT,AI 生産性50倍 組織運営スタイル。状況・目的で使い分けが大事。 変化速い/正解不明/複雑な状況で皆の知恵・アイデアを集め、迅速に動くには3.0が有効 マネジメント3.0とは マネジメント2.0 マネジメント3.0 軍隊 家族 市民生活・コミュニティ
  18. デジタル変革推進室 Digital Transformation Promotion Dept. 権限委譲 ポーカー ©Toyota Motor Corporation

    ゼロ百でない7段階の権限委譲。 お互いに気持ちの良い、任し方任され方 で自律性・生産性を上げる