GPU UNITE 2025(2025/10/15開催)講演資料。
概要:ImageNetやCOCOなどのベンチマークは、精度競争を促すことで画像認識技術の発展を推進してきました。また、DNNの実用化が進むにつれ、推論速度・訓練エポック数などの推論効率・訓練効率を考慮した競争が行われてきました。本講演では、特に物体検出における技術開発競争の歴史を振り返るとともに、今後重要になる人間を超える画像認識について議論します。
• 目標精度に到達する訓練時間を競うベンチマーク(DAWNBench、MLPerf Training Benchmark) 費用・環境・倫理面の課題 • 費用がかかる(GPU料金、電気代、…) • CO 2 排出量が多く環境に悪い • 一部の組織でないと研究できない • 科学の発展を阻害する “buying stronger results” Green AI [Roy Schwartz+, Communications of the ACM 2020] 訓練効率も重要