Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
LINEとStripeではじめる サブスクリプションビジネス入門/line-revup2022
Search
Hidetaka Okamoto (Stripe)
October 22, 2022
Technology
1.2k
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
LINEとStripeではじめる サブスクリプションビジネス入門/line-revup2022
Hidetaka Okamoto (Stripe)
October 22, 2022
More Decks by Hidetaka Okamoto (Stripe)
See All by Hidetaka Okamoto (Stripe)
Stripeではじめる Revenue Operations / jp_stripes_okinawa_8
stripehideokamoto
0
340
収益を高めるための Stripeダッシュボード活用術 / jp_stripes_online_7
stripehideokamoto
0
430
No-code SaaS and Full Site Editing / wcasia2023
stripehideokamoto
0
280
コア機能開発に集中するための Stripe Checkout活用法 / jp_stripes_deep_dive_202301
stripehideokamoto
0
570
State of Checkout 2022から見た オンライン決済フローの最適化/jp-stripes-miyzaki-202301
stripehideokamoto
0
250
サブスクリプション決済入門 Stripeでの実装方法と、要件定義時のポイント/okta-stripe-202301
stripehideokamoto
0
220
ノーコード・ローコードツールで サブスク運用を効率化する方法 / JP_Stripes_Osaka_202301
stripehideokamoto
0
180
ビジネスユーザを巻込む Stripeダッシュボード活用法 / jp_stripes_deepdive-202212
stripehideokamoto
0
370
AWSでローコードにはじめる サブスクリプション運用の効率化/aws-startup-tech-meetup-fukuoka-2
stripehideokamoto
0
200
Other Decks in Technology
See All in Technology
Sansan Engineering Unit 紹介資料
sansan33
PRO
1
5k
AIで開発は速くなったのに、なぜ現場は楽にならないのか 〜あなたの組織のボトルネックを突き止めるワークショップ〜
jacopen
1
110
All About Sansan – for New Global Engineers
sansan33
PRO
1
1.5k
顧客の要望は2次情報である 〜アンテナを張るFDEの構造論〜
noriakioji
5
1.1k
いかに伝えるか 〜新卒エンジニアの教育のための、ライトノベル活用の一例
ikedon
1
150
LLMアプリ、 雰囲気で運用してませんか? 〜LLMOpsの現在地〜
taka_aki
1
660
Bill One 開発エンジニア 紹介資料
sansan33
PRO
7
20k
PM領域でのAI Agentの活用
lycorptech_jp
PRO
0
210
Bet AI Day 2026丨AIによって本質に戻るシステムリスク管理
layerx
PRO
0
540
Genie Code ワークショップ 基礎編 / Genie-Code-Workshop-fundamental
databricksjapan
PRO
0
280
Bet AI Day 2026丨バクラク Autopilot、業務システムの再設計
layerx
PRO
1
780
Sony-DroidKaigi2026
sony
0
230
Featured
See All Featured
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
234
17k
SERP Conf. Vienna - Web Accessibility: Optimizing for Inclusivity and SEO
sarafernandez
2
1.6k
Max Prin - Stacking Signals: How International SEO Comes Together (And Falls Apart)
techseoconnect
PRO
0
430
エンジニアに許された特別な時間の終わり
watany
108
250k
Evolving SEO for Evolving Search Engines
ryanjones
0
270
The Director’s Chair: Orchestrating AI for Truly Effective Learning
tmiket
1
290
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
698
190k
The Invisible Side of Design
smashingmag
301
52k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
348
41k
Side Projects
sachag
455
43k
Taking LLMs out of the black box: A practical guide to human-in-the-loop distillation
inesmontani
PRO
3
2.4k
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
162
16k
Transcript
LINEとStripeではじめる サブスクリプションビジネス入門 REVUP 2022 @hidetaka_dev Oct 2022 1
今日のトピック • LINEとStripeを使うと、 ノーコードに月額・年額などのサブスク課金を始めることができる • LINEもStripeも、ユーザーの行動や状態を Webhookイベントでシステムに通知してくれる • LINEとStripeを使いこなして、 効率的に顧客との関係性をより良いものに進化させよう
2 REVUP 2022 #linedc_revup
岡本 秀高 ( @hidetaka_dev ) • Stripe Developer Advocate (ex-developer
in Digitalcube) • JavaScript / TypeScript developer ◦ AWS Lambda / CDK ◦ Next.js / React ◦ WordPress / Alexa / etc • AWS Samurai 2017 / AWS Community Day APAC 2017 • QiitaでStripeに関する Dev blogを週2/3本で更新中 ◦ https://qiita.com/hideoka moto ◦ 年間120記事ペース 3 REVUP 2022 #jawsdays2022
今日のトピック • LINEとStripeを使うと、 ノーコードに月額・年額などのサブスク課金を始めることができる • LINEもStripeも、ユーザーの行動や状態を Webhookイベントでシステムに通知してくれる • LINEとStripeを使いこなして、 効率的に顧客との関係性をより良いものに進化させよう
4 REVUP 2022 #linedc_revup
サブスクリプション(定期課金)を始めるためには • 申し込みを受け付けるフォームの用意 • 提供するプラン・料金の管理 • クレジットカード・銀行振込などの決済方法の安全な処理 • 定期的な請求と、請求失敗時の通知やユーザーへの案内 •
契約状況を管理するダッシュボード • 顧客が支払い履歴や契約・支払い情報を確認・管理できるマイページ • etc… 5 REVUP 2022 #linedc_revup
商品・サービス注文フォーム ダッシュボードから 商品 / 料金 / 決済方法などを 設定してリンクを取得 アップセルやクロスセル、 配送方法の設定なども可能
顧客マスタが複数作成され、 複数のサブスクリプション を契 約する場合には不向き 6 REVUP 2022 Stripe Payment Linksで、ノーコードに申し込みを受付
ノーコードで 契約管理マイページを提供 申し込み時に入力した メールアドレスで認証 プラン変更・決済手段更新、 請求履歴の確認やPDF DLな ど 表示項目や操作内容は ダッシュボードにて
カスタマイズ可能 7 REVUP 2022 Stripe Customer Portalで、顧客マイページも
• 応答メッセージでURLを指定 • Stripeが発行するURLを登録 ◦ 商品の注文 or サブスクリプション申込 -> Payment
Links ◦ 契約内容マイページ -> Customer Portal • AI応答メッセージで、複数のケースに対応 8 REVUP 2022 LINEの応答メッセージで、申込やマイページURLを案内
サブスクリプション決済フローでのベストプラクティス 1. 無料トライアルを提供する 2. 決済ページにて、 クーポンなどの割引コードを入力できるようにする 3. クレジットカード以外の決済方法のサポート Stripeが毎年公開しているレポートから pickup
https://go.stripe.global/state-of-checkouts-japan-2021-ja 9 REVUP 2022 #linedc_revup
リダイレクト型決済フォーム → Stripe Checkout APIの引数で、 幅広いユースケースに対応 • 1度注文した顧客の 新しいサブスク契約 •
有効期限付きURL • コードでの 決済方法の制御 10 REVUP 2022 コードが書ければ、より柔軟な申し込みフォームも
ノーコードからはじめるサブスクリプション • LINEとStripeを使うと、 ノーコードに月額・年額などのサブスクリプションを始めることが可能 ◦ URLを共有するだけの、サブスク申し込みフォーム機能 ◦ メールアドレスを利用した、ノーコードマイページ機能 ◦ LINEの応答メッセージを使えば、UIもほぼノーコード
• LINE Message APIやStripe Checkout APIを使えば、 ローコードまたは本格的な組み込みによるより柔軟なシステム構築も 11 REVUP 2022 #linedc_revup
今日のトピック • LINEとStripeを使うと、 ノーコードに月額・年額などのサブスク課金を始めることができる • LINEもStripeも、ユーザーの行動や状態を Webhookイベントでシステムに通知してくれる • LINEとStripeを使いこなして、 効率的に顧客との関係性をより良いものに進化させよう
12 REVUP 2022 #linedc_revup
サブスクリプションは、「契約してからが本番」 • サブスクリプションは、「契約し続けてもらう」必要がある ◦ 使わないサブスクサービスは、解約される ▪ 競合他社への乗り換え: 「もっと安いor便利なサービスにしよう」 ▪ 需要の消失:
「子どもが成長したので、もう使わない」 ◦ 物理的に「解約させない」のは、特商法違反になる恐れ ▪ 令和4年6月1日施行 ▪ トライアルから有料への移行に関する情報や、 キャンセル・解約フローに関する条項の事前告知が必須に ▪ https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_transaction/specified_commercial_t ransactions/assets/consumer_transaction_cms202_220601_05.pdf 13 REVUP 2022 #linedc_revup
LINEでのチャットが、顧客との窓口に • LINE Message API ◦ API呼び出しで、 任意のユーザーまたはグループにメッセージ送信 ◦ ユーザーから送られたメッセージ処理も可能
• サブスクリプションにおける「変化」を、LINEでコミュニケートする ◦ 契約内容に関する案内(契約更新の予告・決済エラーのお知らせ) ◦ サービスの利用状況に基づく提案(上位プラン・休会などの案内) 14 REVUP 2022 #linedc_revup
Webhookが、「顧客・契約の状態変化」をお知らせする • Stripeでは、150を超えるWebhookイベントをサポート ◦ 支払いの成功: payment_intent.succeeded ◦ サブスクの次回請求書を作成: invoice.upcoming ◦
トライアル終了3日前: customer.subscription.trial_will_end ◦ More: https://stripe.com/docs/api/events/types • Stripeがサブスクリプションの契約内容を管理し、 「状態変化」をWebhookイベントでシステムに通知する • 通知された「状態変化」に応じて、LINEで顧客とコミュニケーション 15 REVUP 2022 #linedc_revup
Webhook活用例1: フリートライアルのフォローアップ • 「customer.subscription.trial_will_end」イベントを利用 ◦ 3日前または手動でトライアルを終了させた場合に発火 • サブスクリプションデータを確認し、手動終了でないことを確認 • LINE
Message APIで、顧客にトライアル終了3日前をお知らせ ◦ LINEのユーザーIDは、StripeのCustomer metadataなどに事前保存 ◦ Flexやテンプレートメッセージを使えば、 会話の中でそのまま有料プランへの切り替えや解約操作も 16 REVUP 2022 #linedc_revup
Webhook活用例2: 長期利用顧客のアップグレード提案 • シナリオに応じてイベントを変更 ◦ 次回請求の前に案内したい場合: invoice.upcoming ◦ 今回の請求で条件を満たしたら連絡: customer.subscription.updated
◦ etc.. • サブスクリプションの開始日と現在を比較 ◦ 休会期間を除外したい場合は、請求履歴をカウントする方法も • より長期のプランを取得 or その顧客用にプランを作成 • LINE Message APIで顧客にアップグレード提案 17 REVUP 2022 #linedc_revup
Webhook活用例3: Chat botによる顧客サポート • LINEからのWebhookイベントで、Stripe APIを呼び出すパターン ◦ 顧客からの問い合わせ ◦ リッチメニューやFlex
Messageなどのタップ操作 • Stripe APIから取得したデータを元に、ユーザーが操作しやすい返答を ◦ プラン変更や追加購入: カルーセル + Stripe API呼び出しリンク ◦ 商品の決済・配送ステータス確認: Flex Message • カスタマーポータルへのリンクを、リッチメニューにそのまま追加なども 18 REVUP 2022 #linedc_revup
Webhook APIは、 署名検証などの実装が必要 Amazon EventBridgeの クイックスタートで、 Webhookの受信部分を ノーコード実装が可能 Step Functionsと併用で、
ローコードな 業務処理WFの構築も 19 REVUP 2022 AWS(Amazon EventBridge)でWebhook連携を効率化 https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-n ew/2022/08/amazon-eventbridge-supports-rec eiving-events-github-stripe-twilio-using-webho oks/
Webhookで、ユーザーとの関係を構築しよう • SNS・チャットボットも、サブスクリプションも 「顧客との関係構築」がとても重要 • それぞれのWebhookイベントで、 「顧客がなにをしたか」「契約が今どうなっているか」を システムや人間が簡単に把握・対処できるようになる • それぞれのダッシュボードや、
AWSやGCPなどを使ったビジネス分析で、顧客への理解を深めよう 20 REVUP 2022 #linedc_revup
One more thing 成功施策の「横展開」 21
Stripe Appsで、自動化・効率化の「横展開」 • Webhookを利用した「仕組み化」に成功すると、 成功施策の横展開やパッケージ化が可能になることも • Stripe Appsで、 StripeとWebhookの処理システムとの連携や配布が簡単に ◦
必要なもの ▪ Webhookを処理するAPIシステム(AWSやGCP・Vercelで構築) ▪ React + TypeScript + 専用UI FWでダッシュボードウィジェット 22 REVUP 2022 #linedc_revup
Stripe Appsの例: kintoneとStripeで顧客データ連携 23 REVUP 2022
今日のトピック • LINEとStripeを使うと、 ノーコードに月額・年額などのサブスク課金を始めることができる • LINEもStripeも、ユーザーの行動や状態を Webhookイベントでシステムに通知してくれる • LINEとStripeを使いこなして、 効率的に顧客との関係性をより良いものに進化させよう
24 REVUP 2022 #linedc_revup
Stripe + LINEではじめる「決済OPS」 • LINEアプリもStripeの決済システムも、 「リリースしてからどう使うか」が本番 • 顧客の状態変化への対応や関係性構築を、 どのように仕組み化し、「なにを仕組み化しない」か •
決済に紐づく運用(OPS)を、 StripeのデータとLINEのUIを使って、 「ユーザー」も「社内運用チーム」も快適に利用できる仕組みを作ろう 25 REVUP 2022 #linedc_revup