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AI駆動開発で実践してきたこと

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September 03, 2026

 AI駆動開発で実践してきたこと

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September 03, 2026

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  1. W H AT I S C L A U D

    E CO D E Claude Code とは チャットAIと違い、「提案」ではなく「作業」をするエージェント型AIツール Anthropic社のAIコーディングエージェント 指示すると、ファイル編集・コマンド実行・テスト実行まで自律的にこなす チャットAIとの違い チャットAI:質問に「答え」を返す Claude Code:手を動かして「成果物」を作る 使える形態も拡大中 CLI(ターミナル) AI駆動開発で実践してきたこと → GitHub連携 → ブラウザからのクラウド実行 3 / 28
  2. HOW IT WORKS どう動くのか:自律ループ 1行ずつの補完ではなく、「書く→動かす→直す」のループを自律的に回す コードを編集 → ビルド・実行 → テスト

    → 失敗したら自分で修正 ↻ 人間は指示を出して、結果を確認する側に回る 従来のコード補完(1行ずつ提案するタイプ)との一番の違いはここ AI駆動開発で実践してきたこと 4 / 28
  3. OVERVIEW 全体像:開発タスクの一生マップ 人間/AI/共同で色分けすると、人間専任は「最初と最後」だけになる プロジェクト最初期(共同):アーキテクチャ・技術選定/環境構築手順の設計 Issue作成 → レビュー・マージ 環境構築 → →

    仕様書 → 実装 → テスト → Git / PR → CI/CD → デプロイ 全工程に横串(共同):ハーネスエンジニアリング(AIが働きやすい環境の整備) 人間 AI・自動化 人間+AIの共同 ※ ここから工程を順に見ていきます AI駆動開発で実践してきたこと 6 / 28
  4. STEP 1-2 / 6 工程1-2:環境構築・仕様書 環境はlockfileで再現可能にし、仕様書のドラフトはAIが書く 環境構築:依存関係はlockfile( package-lock.json 等)で固定 誰の環境でもコマンド1つで同じ環境を再現できる

    セットアップ手順・スクリプトもAIが書ける。AIが読める形にしておけば、AI自身も環境を整えられる 仕様書:要件を壁打ちしながらAIがドラフト作成 既存コードから現状仕様の書き起こしも効く 人間の仕事は「書くこと」から「正しいかを判断すること」へ AI駆動開発で実践してきたこと 7 / 28
  5. STEP 3-4 / 6 工程3-4:実装・テスト 実装もテストも「書く→実行→落ちたら修正」までワンループでAIが回す 実装:ループごと任せられる。Terraform / CDK などのIaCも同じ土俵

    テスト:テストケース設計→テストコード実装→実行→修正までAI テストケース設計 → テストコード実装 → 実行 → 失敗したら修正 ↻ ※ テストの「正解の基準」が妥当かのレビューは人間に残る(→後半の品質の話につながる) AI駆動開発で実践してきたこと 8 / 28
  6. STEP 5-6 / 6 工程5-6:Git操作・CI/CD ブランチ作成からPR作成・説明文まで標準機能。CI/CDの定義もAIが書く git / gh CLI

    をAIが直接操作 ブランチ運用、コミット分割、PR作成+変更内容の説明文生成 lint / test / build のCI、デプロイパイプラインのワークフロー(YAML)作成も任せられる AI駆動開発で実践してきたこと 9 / 28
  7. NEW EXPERIENCE Issueを渡すと、レビュー待ちのPRが返ってくる 修正のやりとりまでGitHub上で完結する。ローカル環境もエディタも不要 Issueを渡す → AIが実装 → PRが返ってくる →

    人間がレビュー 修正も、PRにレビューコメントを入れてClaudeに修正依頼するだけ。同じPRが更新されて返ってくる 指摘は日本語の文章でOK。コードを書かない人もレビューコメントで開発に参加できる AI駆動開発で実践してきたこと 10 / 28
  8. HUMAN'S ROLE それでも人間に残る3つ 残るのは「何を作るか」「良し悪しの判断」「権限の付与」 01 02 03 Issue作成 レビュー アカウント・認証情報

    何を作るか・なぜ作るかの定義。タスクの入 品質の最終責任。AIによる自動レビューは補 AIに渡す権限の範囲を人間が設計する。暴走 口であり、ここの質が成果の質を決める。 助になるが、承認するのは人間。 を防ぐ統制であり、安全装置。 「人間が残る」=不完全さではなく、統制点が明確ということ AI駆動開発で実践してきたこと 11 / 28
  9. SUMMARY 1/2 前半まとめ 実作業の大半はAIに任せられる。人間は「定義・判断・権限」に集中する 誰がやるか やること 人間 Issue作成(タスクの用意) / AI

    環境構築 人間+AIの共同 / 仕様書作成 アーキテクチャ・技術選定 / レビュー / 権限・認証情報の管理 実装(IaC含む) / テスト / Git操作 / CI/CD / ハーネス整備(AIの作業環境づくり) ※ ここまでが「できること」の話 AI駆動開発で実践してきたこと 12 / 28
  10. PRACTICE OVERVIEW 実践の全体像:実際に回してきた流れ 「型を先に作り、仕様を固めてから任せる」——準備に投資してから実装をAIに渡す ① アーキテクチャ・規約 → 正解の形を決める → ⑤

    Skillで実装 テストコード込み → ② 見本サンプル 形を見せる ⑥ 実装から設計書生成 → → ③ Skill化 手順書にする → ④ 仕様の用意 要件+変更点+テストケース ⑦ 設計書レビュー PDFで完結 ここから順に見ていきます。前半で触れた「ハーネス」「仕様」の実践版 AI駆動開発で実践してきたこと 14 / 28
  11. P R E PA R AT I O N 1

    準備(1):アーキテクチャとコーディング規約を先に決める AIに書かせる前に、「正解の形」を人間が決める。ここが曖昧だと出力がブレる 最初にアーキテクチャ(層構造・依存の方向)とコーディング規約を設定 AIと壁打ちしながら決めるが、決めるのは人間 規約は行動レベルで具体的に 「きれいに書く」では行動が変わらない。「DBアクセスは必ずrepository層を経由」のように書く では、どういう思想でこの「正解の形」を決めたか(→次の2枚) AI駆動開発で実践してきたこと 15 / 28
  12. P R E PA R AT I O N 2

    準備(2):見本となるサンプルを作る 文章の規約より、動く見本1つ。AIはサンプルの形を忠実に真似る 代表的な処理を規約どおりに実装したサンプルを先に作成 以後の実装は「このサンプルと同じ形で」と指せる → 出力の形が揃う 規約(ルール)とサンプル(例)はセットで効く AI駆動開発で実践してきたこと 18 / 28
  13. P R E PA R AT I O N 3

    準備(3):実装手順をSkill(手順書)にする 毎回同じ説明をするくらいなら手順書化する。誰が・いつ頼んでも同じ品質になる Skill=AIが読む作業手順書(手順+チェックリスト+テンプレートのセット) 実装用Skill:仕様の読み方→実装の進め方→テストコード作成までを定義 レビューはレビュー用Skillを用意し、サブエージェント(別のAI)に実行させる 実装した本人(AI)に自己採点させず、まっさらな目でレビューさせるため プロンプトで毎回説明すると説明の質でブレる。Skillなら品質が再現可能 AI駆動開発で実践してきたこと 19 / 28
  14. GROWING THE HARNESS ハーネスは「育てる」もの:ミスの受け皿4段階 AIのミスは「注意」ではなく「環境」で再発防止する セッションが変わるとAIは記憶ゼロの「別人」。注意は消えるが、環境は残る ① 毎回言う プロンプト →

    ② 常に読ませる 規約・ルール → ③ 機械的に検証 lint・テスト → ④ 手順書化 Skill 左ほど手軽だが揮発し、右ほど手間だが確実に資産になる ミスが起きるたびに、対策をこの4段階のどこかに1つ入れる。これが「育てる」の正体 AI駆動開発で実践してきたこと 20 / 28
  15. CASE STUDY 実例:このスライドもSkillで作っている ミス1つ→手順書に1行。積み重ねがそのまま品質の履歴になる スライド作成Skillに実際に追記されたルール(すべて実際のミス由来) 「絵文字はPDF化で描画されない → 使用禁止」 「はみ出しに気づけない →

    全ページ画像化して目視検証を必須化」 最初は崩れたスライドを出してきた → 今は同じ手順で安定して回る ミス発生 → AI駆動開発で実践してきたこと 手順書に1行追記 → 同じミスが再発しなくなる ↻ 21 / 28
  16. S P E C I F I C AT I

    O N 仕様の用意:要件定義書+変更点+テストケース 仕様は「文書(ルール)+テストケース(例)」のセットで渡すと、解釈のブレを大きく減らせる 用意したもの:要件定義書 / 要件変更点 / テストケース(GWT形式) 文書だけ渡すと、AIは解釈の隙間を勝手に埋めてしまう。検証可能なテストケースが出力を縛る GWT=Given(前提)・When(操作)・Then(期待結果)の3点で書く受け入れ基準 例:Given カートに商品が1つある / When 同じ商品を追加 / Then 数量が2になる 具体例なので人間同士の認識合わせにも効き、テストコードとの対応も素直 AI駆動開発で実践してきたこと 22 / 28
  17. I M P L E M E N TAT I

    O N 実装:仕様+Skillで、テストコードまで一括 仕様一式を渡してSkillで実装。テストコード作成・実行・修正までワンループ 仕様一式を渡す 要件+変更点+GWT → Skillで実装 テストコード込み → テスト実行・修正 落ちたら自分で直す → サブエージェントがレビュー レビュー用Skill → 人間の最終レビュー 準備(規約・サンプル・Skill)が効いて、誰の指示でも出力の形が揃う 人間は結果とコードの最終レビューに集中できる AI駆動開発で実践してきたこと 23 / 28
  18. D O C U M E N TAT I O

    N 設計書は実装から生成する 設計書は「書く」ものから「実装から起こす」ものへ。実装と乖離しない 実装完了後、コードから設計書をAIが書き起こす レビューは設計書を基に行う(コードを直接読むより見通しが良い) 修正が入ったら設計書も追随して再生成できる 実装 → 設計書を生成 AI駆動開発で実践してきたこと → 設計書でレビュー → 修正+再生成 ↻ 24 / 28