Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up
for free
コミュニティオーガナイザー必見 OBS Studioによるイベントのオンライン配信ことはじめ
Nori Suzuki (@szkn27)
May 27, 2020
Technology
2
440
コミュニティオーガナイザー必見 OBS Studioによるイベントのオンライン配信ことはじめ
Nori Suzuki (@szkn27)
May 27, 2020
Tweet
Share
More Decks by Nori Suzuki (@szkn27)
See All by Nori Suzuki (@szkn27)
suzukin
0
38
suzukin
0
210
suzukin
1
1.7k
suzukin
0
140
suzukin
0
120
suzukin
0
620
suzukin
0
280
suzukin
0
1.9k
suzukin
0
120
Other Decks in Technology
See All in Technology
imdigitallab
0
140
ippey
2
180
swoon
0
350
raykataoka
9
8.3k
miura55
0
240
sansandsoc
2
670
go5paopao
4
450
iwashi86
54
24k
soracom
0
140
yunoda
0
120
tosh2230
3
260
myajiri
0
320
Featured
See All Featured
chrislema
231
16k
rasmusluckow
318
18k
edds
56
9.4k
reverentgeek
27
2k
jonyablonski
19
1.2k
marcelosomers
221
15k
holman
288
130k
paulrobertlloyd
71
3.6k
searls
205
36k
akmur
252
19k
vanstee
117
4.9k
chriscoyier
498
130k
Transcript
コミュニティオーガナイザー必見 OBS Studioによるイベントのオンライン配信 ことはじめ Nori Suzuki 20200527 DevRel/Community#07 OBS Studio
自己紹介 - Nori Suzuki (@szkn27) - DevRel Program Manager @
Microsoft この人
自己紹介 - Nori Suzuki (@szkn27) - DevRel Program Manager @
Microsoft - DevRelCon Tokyo co-organizer 2020開催に向けて再始動 - CloudNativeDays co-organizer 次回2020/9/8-9! - VS Code Meetup co-organizer 次回2020/6/3Codespacesハンズオン - Meetup Video Shooting Meetup co-organizer 次回調整中 - Cloud Operator Days Tokyo 2020, PyCon JP 2020, etc..
アジェンダ - イベントのオンライン化と配信ニーズ - How to オンライン配信 - OBS Studioのキホン
- OBS Studioの使い所 - 番外編 OBS on Cloud - DEMO - 快適な配信ライフのために(まとめ)
イベントのオンライン化と配信ニーズ - COVID-19襲来(phase 1) - 政府方針もあり2月中旬頃から多くのイベントがキャンセル・延期に - まずは手頃なMeetupから有志がオンラインへの切り替えを進める - Meetupから大規模Conferenceへ(phase
2) - 大規模カンファレンス(仮に 1,000人以上、複数トラック)もオンラインへ - 実際には2020年の開催を見送るカンファレンスも多い、主催者の決定を尊重したい - Withコロナ 新しい生活様式(phase 3) - 緊急事態宣言解除後も一定規模のイベントには制限が伴う
How to オンライン配信① - ここではスピーカー、スタッフすべてがリモートの環境を仮定 - 自分のPCと周辺機器、自宅のネットワーク回線を利用する - ビデオ会議で「スピーカーやスタッフの映像・音声」を配信サービスを通じて「参加者 に広く届ける」
ビデオ会議・ ミーティングツール ※サービスはあくまで一例です 配信プラットフォーム
How to オンライン配信② ※サービスはあくまで一例です Open Broadcaster Software (OBS) ビデオ会議・ ミーティングツール
配信プラットフォーム
Open Broadcaster Software (OBS) How to オンライン配信③ ※サービスはあくまで一例です スピーカーやスタッフの映 像・音声などを
Open Broadcaster Software (OBS) How to オンライン配信④ ※サービスはあくまで一例です 参加者に広く届ける(リア ルタイム・アーカイブ)
How to オンライン配信(その他) OBSを使わない方法もたくさんある! ※サービスはあくまで一例です ビデオ会議・ ミーティングツール 配信プラットフォーム ローカルPC
OBS Studioのキホン - そもそもOBS (Open Broadcaster Software) ってなに? - オープンソースで開発が進められている配信用のソフトウェア(デスクトップアプリ)
- マルチプラットフォーム対応( Windows / macOS / Linux) - プラグイン開発によるカスタマイズが可能 - どんな仕組みで動いてるの? - 各種入力ソース(アプリ、デスクトップ、ブラウザ画面、画像、音声)をもとに、配信する画面をシーン として管理。録画したり設定したストリームキーに対して配信したり - 他にどんなツールがあるの? - ソフトウェアエンコーダの例: XSplit、Wirecast https://support.google.com/youtube/answer/2907883
OBS画面紹介
OBSを使うメリット - 複数のソースを組み合わせて自由に配信画面を構成できる - Twitterのタイムラインを表示したい! - スピーカーのカメラ映像を取り込みたい! - というか、PCで扱えるデータはほぼなんでも配信にのせられる -
シーンによる画面構成の管理 - 準備中や切り替え中の幕間(あくあい)画面を出したい - BGMでいい感じに(※著作権要注意) - 映したくないものをトリミング OBS Studioの使い所①
OBS Studioの使い所② OBSを使わない配信方法 - ビデオ会議ツールの拡張・オプション - Zoom(100名まで)/Teams(250名まで)/Meet(100名まで)でミーティング風に - Zoomウェビナー/Teamsライブイベント/Meetの配信オプション -
Zoomから直接YouTubeなどへインテグレーション(これもお手軽! - その他のストリーミングソフト - ハードウェア配信 - 機材を管理する必要があるけど安定性は高い - ATEM Miniとかローランドとか、 LiveShellとか
1. スピーカーが使い慣れたツールを使う 2. スタッフの負荷にならない配信プラットフォームを選ぶ ※OBSは高機能だけどそこそこ負荷も大きいよ! 3. 最終的な動画はどこにアーカイブするか OBSを使うことは手段であって目的ではない(はずですよね??? OBS Studioの使い所・ポイント
DEMO
番外編 OBS on Cloud 配信用環境を手元のマシンではなくクラウドに確保するケース Azure https://qiita.com/suzukin/items/f557434d8ddeeddf6ec6 AWS https://note.com/s_numaguchi/n/n3176232300b3
快適な配信ライフのために(まとめ) - オンライン配信はコミュニティオーガナイザーに求められるスキルの一つ(になって しまった) - Fail First! まずはやってみる、コミュニティメンバーも巻き込んで - 急速にコモディティ化するツール、キャッチアップする?
しない? - ただ、配信は手段であって目的ではない(はず)配信沼はほどほどにw オンライン化によって生み出された新しい機会。距離や時間を超えてコミュニティを 発展させよう!