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ビジネスデザインメソッド「匠Method」を深く理解する/Gain a deeper...

ビジネスデザインメソッド「匠Method」を深く理解する/Gain a deeper understanding of the business design method "Takumi Method"

2024/12/19(木)に開催された、BPStudy#208〜ビジネスデザイン手法「匠Method」入門( https://bpstudy.connpass.com/event/338844/ ) の萩本順三さんの登壇資料です。

匠Method User Group

December 19, 2024
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Transcript

  1. © Takumi Business Place 2009-2024 株式会社 匠 Business Place 代表取締役会長

    萩本 順三 ビジネスデザインメソッド「匠Method」を深く理解する 【入門編】
  2. プロフィール 1 1990年~2000年 IT業界に入り、実践の中でソフトウェアエンジニアリングの追求を行う。オブジェクト指向方法論Dropの開発、Javaベースの分散オブ ジェクト技術HORB2.0の開発リーダなどを勤める。 2000年、オブジェクト指向技術を中心としたエンジニアリングをビジネスに活かす会社として豆蔵を仲間と設立。CTO、取締役、副社長などを務めながら、 ビジネスとITを繋げる手法、要求開発方法論(Openthology)の初版バージョン0.6を策定。 また、 Openthology ver1.0では、プロセスとモデルを主

    に担当し、同じ志を持つ他の理事達と方法論を策定し、現場に拘り続け、要求開発の普及を促進する。現在も要求開発 理事として、Openthology ver2.0 の開発リーダを務めている。2009年3月までの3年間、総務省行政管理局技術顧問、内閣官房IT室GPMO補佐官として政府のIT化戦略・実施マネジメン ト(e-japan)に携わる。 2008年7月7日、IT業界の改革を促進するために株式会社匠Labを設立、要求開発をベースにビジネスデザインメソッド(匠Method)を初期バージョン を開発し現在も進化させている。 2009年7月7日、株式会社 匠BusinessPlaceを設立し社長となる。IT業界の価値を高め、ユーザ企業のビジネス活性化する独創的なサービスを提供。 現在は、匠Methodをベースとするコンサル・教育等のサービスを展開している。 また、最近では、学校教育にも興味を持ちはじめ、2015年から2018年まで慶応義塾大学大学院SDM学科でのビジネスデザインの授業で匠Methodを 担当、2016年から現在まで、早稲田大学理工学術院のソフトウェア工学の授業、2023年10月から東大大学院の授業で匠Methodを教えることで魅力的 な社会・ビジネスを形成できる人材の創出に貢献している。2019年1月から、匠Methodをコアにおいた新たなソフトウェア工学体系「SE4BS (Software Engineering for Business and Society、ビジネスと社会のためのソフトウエア工学)」を早稲田大学鷲崎教授、永和システムマネジ メントの平鍋氏、豆蔵羽生田氏と共に開発し、日本から世界に向けて発信する。 2022年 日本ビジネスアナリシス賞受賞(IIBA Japan)…匠Methodを活用したソーシャルデザイン事例等を2019年,2022年の2回、フロリダにて開 催されたIIBA主催のイベントにて講演した内容が評価された。 主な著書 • 「ビジネス価値を創造する匠Method活用法 翔泳社」 • 「匠Method、アマゾン、萩本順三 • 「要求開発の著書「要求開発、日経BP、共著」 関連リンク ・SE4BS…https://se4bs.com/sites/ ・エンジニアとして私がどんな問題意識を持ち匠Methodに辿りついたのか… https://ses.sigse.jp/2021/wp-content/uploads/2021/09/SE4BS-SES2021- hagimoto.pdf
  3. © Takumi Business Place 2009-2024 3 皆さん こんな悩みを持ったことがありませんか? エンジニアリング システム構成図

    クラス図 シーケンス図 状態図 業務フロー ユースケース 要求定義 プログラミング 能力 ①なんで、魅力的な製品やサー ビスを作る仕事が僕はできない んだろう? ②なんで、技術者として学んだこ とは、論理思考のことばかりなん だろう? ③自分(エンジニア)に何がたり ないんだろう? エンジニア としての 悩み ①なんで、論理展開によって作 成した手法だと、自分の思考や やり方と異なってしまうのか? 「論理的美の虚像」で検索! ②なんで、世の中のビジネスや ITの手法は論理思考ばかりなの だろう? メソッド職人 としての悩み オブジェクト指 向方法論Drop 要求開発方法論 私の過去の手法 BSC戦略マップ 世の中の手法 KJ法 OMT 知
  4. © Takumi Business Place 2009-2024 匠Methodの思考法(哲学者カントの知・情・意) 人の立場や心を理解し、ハート で物ごとを見て存在しない モノやコトをカタチにする 論理展開ができ

    抽象化・具象化 賢く判断し素早い処理ができる 深く洞察し本質を見抜き全体 感を持って方向性を定める 情の思考 デザイン思考 知の思考 論理思考 意の思考 コンセプト思考 4 3つの思考を身に付ける この思考法はDXプロジェクトにも必須
  5. © Takumi Business Place 2009-2024 情の思考 デザイン思考 知の思考 論理思考 意の思考

    コンセプト思考 カント「知・情・意」の一部の思考だけだと問題が生じる 魅力的な言葉やデザインは あるが、具体的なアイデアや ビジネスに落ちない 論理的な展開ができるが、 手段思考に、はしりがち 狙い自体には魅力を感じるが、 視野が狭く、アイデアに 具現化できない 狙いが明確で、実現までの 説明が分かりやすいが、視野 が狭く、あまり魅力を感じない 狙いと発想力が豊かで分かり やすく魅力的であるが、 深い説明ができない 魅力的かつ説明的であるが、 まとまりが感じられない 5
  6. © Takumi Business Place 2009-2024 情の思考 デザイン思考 知の思考 ロジカル思考 意の思考

    コンセプト思考 ビジネスプロデューサとして身に付けるべき思考法 ビジネス的、社会的な魅力があり、 プロダクトに対する意志が明確で、 成功に導く具体的な展開が できている 6 「山路(やまみち)を登 りながら、こう考えた。 知に働けば角が立つ、情 に棹(さお)させば流さ れる。 意地を通せば窮屈 だ。 とかくに人の世は住 みにくい。」 夏目漱石、 『草枕』の冒頭
  7. © Takumi Business Place 2009-2024 お客様のビジネスを成功に導くために… 意 コンセプト思考 知 論理思考

    情 デザイン思考 共創型ビジネスのための知のフレーム ワーク匠Method(方法論)と、その思考 法を身に付けたメンバー ※匠Methodは天才を創るものではありませんが、集合天才を創り出すことを目標としています。 知 ・ 情 ・ 意 の重要性を知り、それぞ れの思考を鍛えることが大切。 その上で、参加メンバーの強味を活か しながら、活動を成功に導きましょう。 意 知 情 7
  8. © Takumi Business Place 2009-2024 美しい絵(人が価値を感じるものの本質) 情 美しい絵 楽しい絵 奇想天外な絵

    知 若冲の卓越した 絵師としての技 意 若冲の志自分の 絵を理解する人を 1000年待つ 8
  9. © Takumi Business Place 2009-2024 情 カーデザイン 乗り味 各種広報 知

    エンジニアリング 先端技術活用 安全性 意 クルマに対する 哲学 魅力のある製品とは(人が価値を感じるものとは何か?) 良いものを捉える人の感性は、 芸術と何も変わらない! 機能やスペックを知り乗って 体感「納得する」 創り手と受け手の 心の共鳴 利用者の心 見て触って「感じる」 9
  10. © Takumi Business Place 2009-2024 情 知 意 凄いモノだけではない! 「日本が世界で称賛されるもの」

    利用者の心 使いやすくするには 見た目も大事だね 楽しく使えるかな 10 例えば100円ショップは、 世界から便利な小さな発明品が沢山 あると驚かれている 例えばコレ! 世界中の人々の生活を ワンプライスで豊かに変える ~感動価格、感動品質~ カタチへの拘り、 使いやすく安全は素材の追求、 ひた向きに試行錯誤 ひたすらやり続ける中で 蓄積される経験知 (自分達視点での価値) ひたすらやり続ける意志 (他人視点の価値) 相手を想う気持ち ホスピタリティ
  11. © Takumi Business Place 2009-2024 未来を創るセルフデザインの強化(自分自身のデザインも…) 最後まで 打ち込める仕事 情 幅広い視野

    人の嬉しいを描く 社会を強く意識 知 身に付けておく 技論理思考 意 己を魂を強くする 何をなすべきか? 意の思考 コンセプト思考 知の思考 ロジカル思考 情の思考 デザイン思考 皆が喜ぶ 明るく楽しくウキウキと やりがいのある仕事 11
  12. © Takumi Business Place 2009-2024 私の知・情・意を考えてみよう 情 知 意 12

    経営者として使う思考 を知・情・意で分類して みる
  13. © Takumi Business Place 2009-2024 未来を創るセルフデザインの強化 を蓄積してこそ、やりたいことを実現できる を広くしてこそ、人を集め情熱を共有することができる を持ち続けてこそ、高い志を貫ける それぞれの強化が、それぞれを強くする

    意 知 情 哲学者カントの3つの思考 ⚫ 若冲の知情意、プロダクトの知情意、 これらは普遍的な人としての在り方 ⚫ 魅力的なビジネスプロデューサーとし て知・情・意を強化する匠Methodを 身に付けましょう ・ 意 知 情 ・ 情 知 意 13 ➢ 匠MethodUserGroup Youtubeサイト 匠Methodによる知情意思考と日本人の世界に誇れる特異性&弱点について解説 https://www.youtube.com/watch?v=GC6tGA5g5Jo
  14. © Takumi Business Place 2009-2024 知・情・意 それぞれの強化が、それぞれを強くするの意味 情 知 意

    14 意は情に方向性を与える 情は意の視野を広げる 2つの感性思考の強化 情 意 感性思考と論理思考感での強化 結合した考えを 知の目標とする 論理・体験による フィードバック 論理・体験による フィードバック
  15. © Takumi Business Place 2009-2024 意と情が結合出来た時に起こる人の感情 意 15 意が情に昇華できるとチームで達成感が得られる 情

    「意から情へ昇華される」 ここでの昇華とは 元々の考えが高い次元へ進化でき たことによる心理的な成長のこと 意が関係するステークホルダー の価値に転換できた!
  16. © Takumi Business Place 2009-2024 匠Methodは何ができるの? (どんなプロジェクト?) 17 企業デザイン 部門デザイン

    チームデザイン セルフデザイン 社会デザイン サービスデザイン 地域コミュニティデザイン 部品デザイン コト モノ ヒト 製品(プロダクト)デザイン システム開発デザイン
  17. © Takumi Business Place 2009-2024 情の思考 デザイン思考 知の思考 論理思考 意の思考

    コンセプト思考 匠Methodで共創型ビジネスを創る(3つの思考との関係) ビジネスステークホルダーの価値を描く 主要なビジネスステークホルダー定義 価値分析モデル (ニーズデザイン) ステークホルダーモデル (ニーズデザイン) 価値デザインモデル (シーズデザイン) 要求分析ツリー (要求のデザイン) ゴール記述モデル (活動のデザイン) 活動のイメージを 持ち覚悟する 戦略-業務-活動を つなげる コンセプトの強化 シーズから ニーズを創造 匠Methodのモデル(図)を活用する 1. 1枚の図として使っても有効なものです 2. セットにして使うと更に有効なツールとなります 19
  18. © Takumi Business Place 2009-2024 価値デザインモデル(経営ストーリーを強化する) 21 人が魅力を感じるモノにはストーリーがある 価値デザインモデルは全体的ストーリーを描いている もの

    価格 企業のストーリー (アップル) 深層的価値 いつの間にか人の心に忍び込む 価値の持続性 長い 短い デザイン 機能性 見た目 創造者のストーリー (ジョブズの生きざま) 製品のストーリー (製品の成長・コンセプト) 製品の活用ストーリー シーズ デザイン 表層的価値 一見して分かる 意
  19. © Takumi Business Place 2009-2024 価値デザインモデル 22 「匠」ロゴの中にITを表現する IT業界をより高い価値を生み出せるよう変革し、 ユーザ

    (日本企業)の総合力を強くする 1. 職人気質を取り戻す 2. ITをビジネスに繋げる道筋を知っている 1.ビジネスデザインから活動まで一気通貫のメソッド開発 2. IT関連企業に対するコンサルティング・啓蒙を展開 3. 学生や若手ビジネスパーソン層への普及を図る 4. ビジネス全領域での活用実績を重ねる 5. ビジネスパーソンの必須スキルとして「匠Method」 を展開 ビジョン コンセプト 言葉 意味 デザイン ストーリー 企業(価値)デザイン 匠BusinessPlace 1. 【価値ドリブン手法】ユーザの価値をデザインして持続的に提供する 2. 【ビジネスとITの融合】当該のビジネスとITを融合させる手法を 確立する 3. 【価値ドリブンのIT活用の仕組み】企業価値を最大限化できる IT活用法を提供する 企業デザインの例 オノつくりをITに変えた現代の匠を創出する プロジェクトを一言でいうと何? (キャッチフレーズ) 将来プロジェクトで 達成すべき夢 ビジョンに近づくために重要 とする3大目標(構想) プロジェクトの ロゴイメージ ビジョンに向かって 進む道のりをストーリー化 プロジェクトの全体が示す 意味を解説 シーズ デザイン 意
  20. © Takumi Business Place 2009-2024 価値デザインモデル 23 突き上げる価値観を デザインする ビジョン

    (到達点) 現在  ストーリー (ステップアップ) コンセプト (3つの構想) 価値デザインモデル全体でストーリーを表現する ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ n+1 1 2 3  言葉(魅力的なキャッチフレーズ)  意味(全体の説明)  デザイン(象徴的なイメージ) シーズ デザイン 意
  21. © Takumi Business Place 2009-2024 ステークホルダーモデル(主要ステークホルダーの価値を創造する) 24 業者 花屋 引っ越し

    オーナー (クライアント) 個人 法人 ファミリー不動産 仲介事業部 メンテナンス 事業部 情報システム部 経理・人事部 役員 購入時の情報が メンテナンス部門に 伝わっていないようだ。 顧客管理がバラ バラで、EXCEL 情報が正しいか 分からない 見込み客の管理 がEXCEL 営業間での連携が 取れていない。 売り上げが伸 び悩んでいる 営業活動に 問題がある 原因がよくわ からない 成約率50% とよくない 営業業務改善 連携する まずはステークホルダーモデルにより、主要ステークホルダーを洗い出す 問題意識 二ーズ デザイン 情
  22. © Takumi Business Place 2009-2024 価値分析モデル(価値記述と目的の関係性) 25 価値記述 ステーク ホルダー

    プロジェクト の目的 データ活用に よるお客様サー ビスの強化(A) 営業活動の 見える化(B) 事業部門の 連携強化(C) 提案力の 向上(D) 宣伝力の 強化(E) 経営判断の スピードUP(F) 新たな不動産 ブランドの確立(G) 自社ブランドに誇りを持てて嬉しい(G) リード獲得の方向性・ 実績の傾向が把握で き、Webサイトの改善 が図れて嬉しい(E) 各部門の成約状況が 分かる事で、Webサイ トに載せる優先順位が 付けやすくなって 嬉しい(E) 情報システム部 売り上げがリアルタイ ムに見られるようにな り、経営判断に役立て られて嬉しい(F) 社員が協力することで、 会社の課題を解決で きるようになって 嬉しい(C) 役員 情報の一元化により書 類作成が簡略化され、 戦略的財務状況を報 告できるようになって 嬉しい(F) 案件のステータスが分 かり、書類の事前準備 がスムーズで、残業・ケ アレスミスが無くなり 嬉しい(G) 経理・人事 購入時からメンテナン スまで一貫したサービ スが受けられ、安心し て住めるので嬉しい (A) メンテ情報が管理され ていて、故障等が先に 分かるような仕組みが あるのが嬉しい(A) お客様の情報がしつかりと管理されているため、 お客様サービスが向上できて嬉しい(A) メンテナンス情報がアラートとして上がるので、 いちいち管理していなくても、お客様への対応 が取れるようになって嬉しい(A) 欲しい物件が的確に 探せる仕組みが あって嬉しい(A) この不動産会社は、 お客様サービスが一貫 しているので安心でき ると聞いています(G) お客様 仲介事業部 メンテナンス事業部 店舗(テナント) 営業活動(日報)が見える化・共有化されたこと で、お客様への最適なアプローチが図れて嬉し い(B) お客様(候補も含めて)情報が一元化され、精度 の高い営業ができて嬉しい(C) 仲介サービスとメンテサービスを統合したサー ビスを確立したことで、成約確度を向上できて 嬉しい(C) お客様が我々のブランドを理解してくれている ので、営業がやりすい(G) お客様の情報を的 確に捉えることで、 新たな企画ができ るようになって 嬉しい(D) 改修等、オーナーからの 問いあわせに対応してい たが、こちらからお客様 の状況を把握して攻めの 営業ができて嬉しい(D) ※価値記述と目的の 対応付けを記号と 色で示しています 不 動 産 企 業 の 業 務 シ ス テ ム 開 発 プ ロ ジ ェ ク ト を 例 に … 購入時からメンテナンスまで 一貫したサービスが受けられ、 安心して住めるので嬉しい (A) 二ーズ デザイン 情 購入時からのすべて のサービスリ履歴が分 かりやすく管理されて いて嬉しい (A)
  23. © Takumi Business Place 2009-2024 価値分析モデル(図短縮版) 26 A.. A 価値

    記述 目的 ステークホルダーの価値視点 (主語はステークホルダー) 自分達の価値視点 (主語は自分達) 具体化 抽象化 手段 目的 関係付け 価値記述の例 目的の例 〇価値記述文の構成要素 ➢シチュエーション =購入時からメンテナンスまで ➢手段 =一貫したサービスが受けられ 価値の言葉 =安心して住めるので嬉しい(A) 二ーズ デザイン 購入時からメンテナンス まで一貫したサービスが 受けられ、安心して住め るので嬉しい(A) データ活用に よるお客様サー ビスの強化(A) 情
  24. © Takumi Business Place 2009-2024 要求分析ツリーの構造 27 目的 目的と手段の連鎖 価値デザインモデル

    のビジョンとコンセプト 価値分析モデルの プロジェクト目的 手段目的 手段目的 手段目的 手段目的 手段目的 戦略要求 業務要求 IT要求 活動 問題・課題 要求分析ツリーの構造 部門デザインなどでは省略可能 省略可能 知 要求デザイン 戦略と実現の線上にだけ価値が存在する
  25. © Takumi Business Place 2009-2024 要求分析ツリー 28 不動産企業の業務システム開発プロジェクトを例に…. 戦略要求 業務要求

    IT要求 活動 問題・課題 新ブランドデザイン 確立のためのチーム設立 お客様情報の分析 スマフォアプリ対応 クラウド営業支援システムの 導入 お客様情報活用法の 初期検討検討 統合サービスの検討 データ活用チームの設立 BIツールの選定 活用情報分析 経営者ヒアリング メンテ情報の自動アラート データ分析AI検討 営業が、いつでも どこでも参照可能 メンテ情報の 自動アラート 営業日報のIT化 BIツールの選定 データ分析による AI活用 お客様状況の 早期把握 お客様情報の分析と 営業での活用検討 お客様の情報を 的確に捉える 仲介サービスと メンテサービスの統合 お客様情報の 一元管理 営業活動の 見える化 経営情報の 見える化 活用すべき情報の 分析 経営ミッションの ヒアリング 統合化された 新サービスの確立 データを軸とした 合理的な営業活動の実施 自社サービスの 魅力度向上のための分析 暮らしやすい 住宅環境 の提供 【データ駆動営業】 データ活用による 効率向上と攻めの営業 【新サービス開発】 社員同士が協力して 新しいサービスの確立 【新ブランド開発】 不動産企業としての 魅力度の向上 データ活用による お客様サービスの 強化(A) 経営判断の スピードアップ(F) 営業プロセス 最適化(B) 事業部間の 連携強化(C) 提案力の 向上(D) 宣伝力の 強化(E) 新たな不動産 ブランドの確立(G) 購入時の情報が メンテナンス部門に 伝わっていない ようだ お客様管理が バラバラで、EXCEL で作られている 成約率が50% しかない 売り上げが 伸び悩んでいる 要求デザイン 知
  26. © Takumi Business Place 2009-2024 知の目標を、2つの価値から創りだすことで多くの悩みが解決できた 30 知 意 情

    自分、自分達の 意を育み描き 高々と宣言する 他人の現在・未 来の価値を描き ストーリー化する 結合 知の目標 第二のフィードバック (具体化・経験) 第一のフィードバック 戦略要求の作成時 (知と情の結合) 感性思考重視 論理思考重視
  27. © Takumi Business Place 2009-2024 匠Method の最も重要なフィロソフィ 32 製品 サービス

    自社 お客様 企業 地域 個人 日本 世界 大きなコトやモノのデザインでも常に己に立ち返ることができる 匠Methodにおけるミクロ・マクロ同一活用の原則 家族 友達 現状価値観 プロジェクト視点 プロダクト視点 プログラム視点 日々改善 新意識改革 未来ビジネス 未来・魅力 現状ビジネス 未来のあるべき 価値観 現状価値 未来価値 ビジョン コンセプト 要求 活動 私 未来社会からお客様、組織、モノづくり私をデザインする(ビジョナリーとしての責任) 己の視点でものづくり、組織、お客様、社会をデザインする(魂を入れてヒトに役立つもの) 社会 お客様 組織 モノ づくり
  28. © Takumi Business Place 2009-2024 ミクロ・マクロ同一活用の原則 (プロダクトにおける知の継承) 33 葛飾北斎の波図に表れるフラクタル ~人が感じる普遍的な美~

    イテレーション開発 プロジェクト PDCA PDCA 全体(プログラム) プロジェクト 価値創造 Project 作業 P D C A Project 作業 P D C A 価値 業務 活動 要求 価値 創造 価値 業務 活動 要求 価値 創造 Project 作業 P D C A Project 作業 P D C A 価値 業務 活動 要求 価値 創造