Sports Analyst Meetup #2 LT 部活とアナリティクスです
部活とアナリティクス 2019/05/12Sports Analyst Meetup #2
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自己紹介● 名前○ 伊藤徹郎 (@tetsuroito)● 業界○ Edtech業界 データサイエンティスト● 好きなスポーツ○ サッカー● やってた部活○ 野球・ハンドボール・基礎スキー
この発表の目的学校教育における部活の位置付けと近年の問題を取り上げながらアナリティクス導入の可能性を探ります
部活動の意義運動部活動は、学校教育活動の一環 として、スポーツに興味と関心を持つ同好の児童生徒が、教員等の指導の下に、自発的・自主的にスポーツを行うものであり、 より高い水準の技能や記録に挑戦する中で、スポーツの楽しさや喜びを味わい、学校生活に豊かさをもたらす意義 を有している。また、運動部活動は児童生徒が体育の授業で体験し、興味・関心を持った運動を更に深く体験するとともに、授業で身に付けた技能等を発展・充実 させることができるものであり、逆に、 部活動での成果を体育の授業で生かし、他の生徒にも広めていく こともできるものである。さらに、運動部活動は、自主的に自分の好きな運動に参加することにより、体育の授業に加えて、 スポーツに生涯親しむ能力や態度を育てる効果 を有しており、あわせて、体力の向上や健康の増進を一層図るものである。その上、学級や学年を離れて生徒が活動を組織し展開することにより、 生徒の自主性、協調性、責任感、連帯感などを育成し、仲間や教師(顧問)と密接に触れ合う場としても大きな意義を有するものである。このように、運動部活動は生徒のスポーツ活動と人間形成を支援 するものであることはもとより、その適切な運営は、生徒の明るい学校生活を一層保障するとともに、生徒や保護者の学校への信頼感をより高め、さらには学校の一体感の醸成 にもつながるものである。文部科学省より引用 http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpad199801/hpad199801_2_051.html
実際に得られたもの文部科学省より引用 http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpad199801/hpad199801_2_051.html
しかし、部活動は今、岐路に立たされている実情があります
部活動の時間数の減少Yahoo!ニュースより引用 https://news.yahoo.co.jp/byline/ryouchida/20190502-00124496/
顧問の先生の専門性と課題項目千葉県 部活動の現状と課題より引用 https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/taiiku/gakutai/yourann/documents/17b-bukatudokadai.pdfきちんと技術指導できているのは約50%程度
でも、そもそも部活動は生徒の自主的な活動のはず
時間や指導力が制約されてもやり方次第でうまくいかないか
● 國學院久我山高校の例○ 文武両道のバランス○ 練習時間は2時間/日○ 練習場の制約○ 逆境を逆手に発想サッカーの場合
● 膳所高校の例○ データ野球を本格化○ 野球経験のない2名が分析○ 打球傾向の分析○ 分析から守備位置の意思決定野球の場合朝日新聞より引用 https://www.asahi.com/articles/ASL3S3T0LL3SPTIL00C.html>膳所の石川唯斗(ゆいと)主将(3年)は「分析が強豪校にも通用することが分かった。でもデータは正しくても打球をさばききれないことがあった。技術を向上させてもう一度甲子園で戦う姿を見てもらう」と誓った。上品監督は「ある程度はアウトを取れるという実証ができた。さらに精度を高めたい」と話した
● 2014年のインターハイ○ 出場校の半数が利用○ タッチパネル式のApp○ シュートチャート分析○ ディフェンス対策○ スカウティングに絶大な効果バスケットボールの場合ICT教育ニュースより引用 https://ict-enews.net/zoomin/04basket-plus/
活用度合いは種目により、様々だが、少しづつ浸透
● 部活ごとに分析する誰が分析をするべきなのか(案)● 専門部が分析する体育会野球部 サッカー部 バレー部分析 分析 分析所属部員が担う体育会野球部 サッカー部 バレー部スポーツアナリティクス部アナリティクス専門部が担う
選手自身の振り返り(分析)○○ノート 写真や動画
私の野望近年のトレンドを逆手に取りつつ今後のアナリティクス人材育成に向けた一手が打ちたい
何か良いアイデアがあれば、ぜひ懇親会でお声がけください!おわり