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シード期スタートアップで 2年半カイゼンしてきたこと
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meijin
December 15, 2021
Programming
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シード期スタートアップで 2年半カイゼンしてきたこと
https://rakus.connpass.com/event/229144/
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meijin
December 15, 2021
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Transcript
シード期スタートアップで 2年半カイゼンしてきたこと 株式会社NoSchool CTO @meijin 1
自己紹介 - ニックネーム:名人 - フロントエンドが好きなWebエンジニア - 株式会社LIFULL(2016/04〜) 株式会社NoSchool CTO(2019/03〜) -
個人開発するする詐欺 - 趣味は将棋☗ 2 Meijin_garden
3
今回話すこと 4
私がスタートアップに参画して 2年半かけてカイゼンしてきた歴史 5
概観 6
7 WordPress + Bitbucket + さくらVPS時代 Laravel + 一部Nuxt +
GitHub + AWS(EC2ベース)時代 Laravel(with テスト) + 全画面Nuxt + GitHub + AWS(Fargate)時代 前述に加えてGitHub Actions自動化、noImplicitAny脱退、 開発環境改善、XaaSの導入を次々やる時代 2018/05〜 2019/05〜 2020/08〜 2021/04〜
8 WordPress + Bitbucket + さくらVPS時代 Laravel + 一部Nuxt +
GitHub + AWS(EC2ベース)時代 Laravel(with テスト) + 全画面Nuxt + GitHub + AWS(Fargate)時代 前述に加えてGitHub Actions自動化、noImplicitAny脱退、 開発環境改善、XaaSの導入を次々やる時代 白亜紀 弥生 江戸 平成
事業のピボットやプロダクトの多様化、 トレンドの変化に応じてカイゼンしてきました ※白亜紀とか弥生とか言ってますが、それぞれのフェーズの頑張りがあって 今があるのでモダンではない方法や低コストで組むのが必ずしも悪いわけではないです 9
1. WordPress + Bitbucket + さくらVPS時代 10 白亜紀 2018/05〜
• 当時のサービス名は「NoSchool」 • Wordpress魔改造で開発 • (当時GitHubのprivate repoが有料だったので) Bitbucketで運用 • 複業メンバーだけで勢いで開発
11
2. Laravel + 一部Nuxt + GitHub + AWS(EC2ベース) 時代 12
弥生 2019/05〜
13 【実録】WordPressサイトをAWS+Laravel+Nuxtにフルリプレイスした話
• NoSchoolがシードで資金調達 • CTO(※僕)入社 • 複業メンバーは変わらず参画 & 追加 • 2ヶ月でできうる限りのモダン化
14
• Framework使って開発するの最高! • 横持ちで設計されたデータベース最高! • AWSでサーバー管理できるの最高! • フロントエンドのNuxt化を進めていくぞ! 15
設計を学んで、Modelに依存しない 設計にチャレンジ 16
NuxtのTypeScript化 17
3. Laravel(with テスト) + 全画面Nuxt + GitHub + AWS(Fargate)時代 18
江戸 2020/08〜
https://note.com/noschool_dev/n/n2e4883315603 19
• 最初に手掛けた事業(NoSchool)をピボット😭 • →ポジティブにとらえて、AWS環境を刷新 • local ~ prodまで全部コンテナ化! • 全ページをNuxt化!
• PHP7.3 -> 7.4 class propertyに型指定が...! 20
• コンテナ化→検証環境以降のサーバーの挙動を ローカルで再現しやすくなった!AMIで秘伝のタレ 運用から開放された! • PHP7.4→クラスのプロパティに型が指定できるの で、実装の安全性が向上! 21
アーキテクチャのカイゼン 22 app/Services app/Repositories UserService HogeService UserRepository HogeRepository … …
弥生
アーキテクチャのカイゼン 23 app/Domain UserAccount UseCase … 江戸 RegisterAccount UnRegsiterAccount Infrastructure
MySQLUserAccount Repository Entity/UserAccount Domain Repository/ UserAccountRepository Interface Fat Serviceの欠点→別機能の実装が同クラスに 混在し思わぬ影響が発生。様々な責務の実装が 混ざり読みにくい ↓ 機能(Feature)ごとにnamespaceを切り、 UseCaseやDomain層も必要に応じて作成 (APIテストを徹底して書いているのであとからリ ファクタもできる)
4. 前述に加えてGitHub Actions自動化、 noImplicitAny脱退、 開発環境改善、XaaSの導入を次々やる時代 24 平成 2021/04〜
https://zenn.dev/manalink/articles/manalink-gith ub-actions 25
https://zenn.dev/manalink/articles/manalink-ssl-o riginal-domain 26
https://speakerdeck.com/texmeijin/guan-li-hua-mian-fu-kiapigaji an-dan-nizuo-rerumicrocmstofalsexiang-kihe-ifang-matome 27
Feature Flags サービスの導入 28
カイゼンするなかで思ったこと 29 白亜紀 弥生 江戸 平成
その1 事業的に優先度が高いところは、 いずれ機能改善が入るので、 リファクタリングも追ってできる 30
その2 自分たちが頑張っても 競争優位性にならないものは XaaSでカバーする 31
その3 いずれ開発することになりそうな 技術を先に学んでおいて、 いざ実装するときに思い通りの 技術選定をする 32
その4 次々新しい開発をするのも良いけど 1つのプロダクトを ずっとカイゼンし続けるのも 意外と学びがある 33
その5 カイゼンの過程を 記事やスライドにすると 見返したとき懐かしいのでおすすめw 34
告知! 35
エンジニアを絶賛採用中! 36
ご清聴ありがとうございました! 37 Meijin_garden