Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
シード期スタートアップで 2年半カイゼンしてきたこと
Search
meijin
December 15, 2021
Programming
1
270
シード期スタートアップで 2年半カイゼンしてきたこと
https://rakus.connpass.com/event/229144/
?
meijin
December 15, 2021
Tweet
Share
More Decks by meijin
See All by meijin
DDDを志して3年経ったら「DDDの皮を被ったクリーンアーキテクチャ」になった話【デブサミ2024夏】
texmeijin
3
1.2k
サービス黎明期にNuxt.js v2からNext.js移行を決めた理由と進め方
texmeijin
0
220
スタートアップCTOが個人開発で収益化・年13本記事発信・5件登壇を平行するための時間管理
texmeijin
4
960
個人開発がおすすめな理由
texmeijin
3
880
弊社の開発体験の良いところは?メンバーに訊いてみた!
texmeijin
0
330
初めてESLintプラグインにコントリビュートした話
texmeijin
0
100
先生と一緒に プロダクトを良くする アナリティクス機能の開発
texmeijin
0
21
ハードルが激低な社内勉強会を続けている話
texmeijin
0
5.1k
React NativeアプリにStorybook CSF3.0を導入しよう
texmeijin
0
1.4k
Other Decks in Programming
See All in Programming
What you can do with Ruby on WebAssembly
kateinoigakukun
0
150
Lessons by WebAssembly app in production on CDN Edge Computing Service
tetsuharuohzeki
0
160
意外とフォントが大事だった話 / Font Issues on Internationalization
fumi23
0
100
長期運用プロダクトの開発速度を維持し続けるためのリファクタリング実践例
wataruss
8
2.7k
マルチモジュールにおけるテスト最適化
fxwx23
0
200
Hono・Prisma・AWSでGeoなAPI開発
nokonoko1203
5
660
サーバーレスで負荷試験!Step Functions + Lambdaを使ったk6の分散実行
shuntakahashi
6
1.5k
GenU導入でCDKに初挑戦し、悪戦苦闘した話
hideg
0
100
Mastering AsyncSequence - 使う・作る・他のデザインパターン(クロージャ、Delegate など)から移行する
treastrain
4
1.6k
月間4.5億回再生を超える大規模サービス TVer iOSアプリのリアーキテクチャ戦略 - iOSDC2024
techtver
PRO
1
780
KSPの導入・移行を前向きに検討しよう!
shxun6934
PRO
0
130
令和トラベルにおけるLLM活用事例:社内ツール開発から得た学びと実践
ippo012
0
120
Featured
See All Featured
Faster Mobile Websites
deanohume
304
30k
Designing with Data
zakiwarfel
98
5k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
30
2.3k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
340
39k
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
34
1.7k
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
46
4.6k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
508
110k
Bash Introduction
62gerente
608
210k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
179
21k
Debugging Ruby Performance
tmm1
72
12k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
48
10k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
93
5.1k
Transcript
シード期スタートアップで 2年半カイゼンしてきたこと 株式会社NoSchool CTO @meijin 1
自己紹介 - ニックネーム:名人 - フロントエンドが好きなWebエンジニア - 株式会社LIFULL(2016/04〜) 株式会社NoSchool CTO(2019/03〜) -
個人開発するする詐欺 - 趣味は将棋☗ 2 Meijin_garden
3
今回話すこと 4
私がスタートアップに参画して 2年半かけてカイゼンしてきた歴史 5
概観 6
7 WordPress + Bitbucket + さくらVPS時代 Laravel + 一部Nuxt +
GitHub + AWS(EC2ベース)時代 Laravel(with テスト) + 全画面Nuxt + GitHub + AWS(Fargate)時代 前述に加えてGitHub Actions自動化、noImplicitAny脱退、 開発環境改善、XaaSの導入を次々やる時代 2018/05〜 2019/05〜 2020/08〜 2021/04〜
8 WordPress + Bitbucket + さくらVPS時代 Laravel + 一部Nuxt +
GitHub + AWS(EC2ベース)時代 Laravel(with テスト) + 全画面Nuxt + GitHub + AWS(Fargate)時代 前述に加えてGitHub Actions自動化、noImplicitAny脱退、 開発環境改善、XaaSの導入を次々やる時代 白亜紀 弥生 江戸 平成
事業のピボットやプロダクトの多様化、 トレンドの変化に応じてカイゼンしてきました ※白亜紀とか弥生とか言ってますが、それぞれのフェーズの頑張りがあって 今があるのでモダンではない方法や低コストで組むのが必ずしも悪いわけではないです 9
1. WordPress + Bitbucket + さくらVPS時代 10 白亜紀 2018/05〜
• 当時のサービス名は「NoSchool」 • Wordpress魔改造で開発 • (当時GitHubのprivate repoが有料だったので) Bitbucketで運用 • 複業メンバーだけで勢いで開発
11
2. Laravel + 一部Nuxt + GitHub + AWS(EC2ベース) 時代 12
弥生 2019/05〜
13 【実録】WordPressサイトをAWS+Laravel+Nuxtにフルリプレイスした話
• NoSchoolがシードで資金調達 • CTO(※僕)入社 • 複業メンバーは変わらず参画 & 追加 • 2ヶ月でできうる限りのモダン化
14
• Framework使って開発するの最高! • 横持ちで設計されたデータベース最高! • AWSでサーバー管理できるの最高! • フロントエンドのNuxt化を進めていくぞ! 15
設計を学んで、Modelに依存しない 設計にチャレンジ 16
NuxtのTypeScript化 17
3. Laravel(with テスト) + 全画面Nuxt + GitHub + AWS(Fargate)時代 18
江戸 2020/08〜
https://note.com/noschool_dev/n/n2e4883315603 19
• 最初に手掛けた事業(NoSchool)をピボット😭 • →ポジティブにとらえて、AWS環境を刷新 • local ~ prodまで全部コンテナ化! • 全ページをNuxt化!
• PHP7.3 -> 7.4 class propertyに型指定が...! 20
• コンテナ化→検証環境以降のサーバーの挙動を ローカルで再現しやすくなった!AMIで秘伝のタレ 運用から開放された! • PHP7.4→クラスのプロパティに型が指定できるの で、実装の安全性が向上! 21
アーキテクチャのカイゼン 22 app/Services app/Repositories UserService HogeService UserRepository HogeRepository … …
弥生
アーキテクチャのカイゼン 23 app/Domain UserAccount UseCase … 江戸 RegisterAccount UnRegsiterAccount Infrastructure
MySQLUserAccount Repository Entity/UserAccount Domain Repository/ UserAccountRepository Interface Fat Serviceの欠点→別機能の実装が同クラスに 混在し思わぬ影響が発生。様々な責務の実装が 混ざり読みにくい ↓ 機能(Feature)ごとにnamespaceを切り、 UseCaseやDomain層も必要に応じて作成 (APIテストを徹底して書いているのであとからリ ファクタもできる)
4. 前述に加えてGitHub Actions自動化、 noImplicitAny脱退、 開発環境改善、XaaSの導入を次々やる時代 24 平成 2021/04〜
https://zenn.dev/manalink/articles/manalink-gith ub-actions 25
https://zenn.dev/manalink/articles/manalink-ssl-o riginal-domain 26
https://speakerdeck.com/texmeijin/guan-li-hua-mian-fu-kiapigaji an-dan-nizuo-rerumicrocmstofalsexiang-kihe-ifang-matome 27
Feature Flags サービスの導入 28
カイゼンするなかで思ったこと 29 白亜紀 弥生 江戸 平成
その1 事業的に優先度が高いところは、 いずれ機能改善が入るので、 リファクタリングも追ってできる 30
その2 自分たちが頑張っても 競争優位性にならないものは XaaSでカバーする 31
その3 いずれ開発することになりそうな 技術を先に学んでおいて、 いざ実装するときに思い通りの 技術選定をする 32
その4 次々新しい開発をするのも良いけど 1つのプロダクトを ずっとカイゼンし続けるのも 意外と学びがある 33
その5 カイゼンの過程を 記事やスライドにすると 見返したとき懐かしいのでおすすめw 34
告知! 35
エンジニアを絶賛採用中! 36
ご清聴ありがとうございました! 37 Meijin_garden