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KiCad 関連ドキュメント アップデート計画

soburi
March 13, 2021

KiCad 関連ドキュメント アップデート計画

soburi

March 13, 2021
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  1. 翻訳してみる  GNU の gettextの仕組みで多言語化を実現している。  多言語化したい文字列を_(…)で括る SetTitle( _( "Special

    Tools" ) );  これから翻訳用のテキストデータの(.po)が作る。 このmsgstrに訳文を書いていく。 #: Pcbnew/tools/edit_tool.cpp:90 Msgid “Special Tools” Msgstr “”
  2. gettextの翻訳の流れ  xgettextでソースから翻訳データの雛型の.potを作る  msginitコマンド .potを翻訳データの .po を作る  .po

    を編集して翻訳する。  .po をコンパイルして、gettextで読める .mo のファイルを作ってプログラムに組み込む  ソースが改版されたら、再び、xgettextで.potを作成  msgmergeコマンドで、既存の.poに変更をマージする  再度 .po を編集して変更されたデータがあれば翻訳する
  3. msgmergeが曲者  変更があった箇所は、fuzzyとマークされて未翻訳の扱いになる。  そのとき、気を利かせて、既存の訳文に近い文を候補として挙げてくれる。  「ちょっとした変更」があった場合に便利な仕様 “Track” → “Tracks”

    “This path:” → “This path”  単語の違いぐらいなら、再利用可能な訳文として拾ってくれる。 “Switch between inches and millimeters” → "Switch between imperial and metric units“  un~とかdis~ が付く「ちょっとした変更」なら候補に挙がるので意味が逆になる場合も。 "Annotation complete." "Annotation not complete. ERC cannot be run."