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株式会社トレタ
October 12, 2023
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株式会社トレタ
October 12, 2023
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Transcript
プロダクト開発部 QAチーム カジュアル面談資料
トレタのQAチーム
トレタのQAチーム ミッション:飲食店に真に貢献する品質を提供する トレタのQAチームは「プロダクト」と「開発プロセス」それぞれに対する 品質組み込み活動をリードすることで品質と開発スピードを健全かつ持続的に保ち、 真に貢献するプロダクト価値が顧客へ提供され続ける状態を実現します。
QAチームの活動方針 継続的テスト(シフトレフト) 最終的に組み上がった「プロダクト」の品質だけを見るのではなく、企画設計段階から 「開発プロセス」での個々の活動に対して必要な取り組みの実施や抜け漏れチェックを 行い、後工程での手戻りコストを最小化します チーム開発の健全化 プロダクトがもたらすべき価値が要件定義・画面デザイン・機能仕様等へ必要十分にブ レイクダウンされており、それらの最新状態が維持され、関係者全員が認識齟齬なく チーム開発を行えている状態を目指します 品質のエンジニアリング
品質は都度マニュアルテストにより保証されるべきものではなく「プロダクト」自体に 組み込まれるべきものと捉え、開発活動の生産性とスピードの向上に寄与します 開発チーム全員で品質に向き合う プロダクト及びチームの成熟度や状況に応じて各開発メンバーにQA活動を移管し、 各々の役割に応じて開発メンバー全員が品質責任を分担する体制を目指します
チームの強みと課題 強み • フラットで協力的な関係性 ・忌憚なく意見を言い合える ・業務負荷に応じた役割分担を柔軟に行っている • 本人次第で比較的自由なQAのスタイルを構築できる ・本人の志向を尊重し、やりたいことに挑戦しやすい環境 課題
• 業務に決まったフォーマット・型がない ・キャッチアップに時間が掛かる ・メンバーによって業務効率や貢献度にばらつきが出る • 複数プロジェクトの兼務状態が続いている ・コンテキストスイッチにより生産性が低下する ・プロジェクトの山場が重なると業務に忙殺されることがある
チームメンバー紹介 リーダー:坂田 前職にて自社開発ソフトウェアのQAを6年間、テクニカルサポートを4年間担当。 2018年12月、トレタのビジョンと面談で会ったQAメンバーの人柄に魅力を感じ、トレタへ入社。 入社直後は予約台帳「トレタ」のQAを担当し、その後いくつかのプロダクトを経て現在は「トレタO/X」のセル フオーダーアプリのQAを担当。QAチームリーダー。 仕事終わりのボルダリングが趣味。好きなホールドメーカーはteknik。 メンバー:林 前職にてサーバーサイドエンジニア/QAエンジニアとして従事したのち、 2019年5月、toBシステムだからこそデザインに手を抜かないという姿勢に共感し、株式会社トレタへ入社。
iOSアプリ「トレタ」のQA担当を経て、現在は「トレタO/X」の基盤部分のQAをメインで担当している。 趣味はボードゲーム。最近、ボードゲーム専用の棚を購入して自宅に設置した。 メンバー:あさひ 主に客先常駐(SES)として、家庭用ゲーム機やクーポンアプリ、 仮想通貨取引システムなど様々なプロジェクトでQAに従事。 2022年6月、株式会社トレタに入社。現在は「トレタO/X」のQAをメインで担当している。 仕様情報を開発担当以外にも共有する取り組みに情熱を燃やし、 仕事の疲れはもっぱらペンギンを眺めることで解消している。
技術スタック APIテスト:Postman、Tavern Proxy:Charles e2eテスト自動化:cypress BTS:Jira、GitHub Projects 負荷テスト:k6 CI/CD: CircleCI ドキュメンテーション(テスト仕様書含む):Notion、esa、Spreadsheet
開発組織の中のQAチーム
開発組織内におけるQAチームの立ち位置 PM(1名) 開発者(1〜5名) デザイナー(1〜2名) QA(1名)
各開発フェーズにおけるQAチームの関わり方 要件定義/デザイン • デザイン意図やユースケースの(明確化も兼ねた)確認 • ユーザー目線でのUI/UXに関する提案 • バグのリスクも考慮したデザイン/実装に関する提案 • テスト計画
• 受け入れ基準の策定 実装前 • テスト設計 • リリース内容資料作成 ・要件、実装内容、テスト内容をまとめたもの ・チーム全員が共通認識を持つために作成 • プルリクエストの品質確認 ・社内用のPRガイドラインをベースに確認 実装後 • テスト実施 ・不具合の起票 ・デザイナーや開発者へ、テスト時に気づいた点をフィードバック
とあるQAエンジニアの一日 - 担当プロジェクトのテスト設計フェーズにて -
とあるQAエンジニアの一日① 9:00:始業 自宅にて始業。 朝のコーヒーと共に、昨日のテスト設計の残りを片付ける。 10:00 社内で行われている技術書の輪読会に参加。 有志で集まって、テストに関する知見を深めていく。 10:30:スタンドアップ(朝会) 進捗報告や、日によっては次にリリースする機能のデザイン説明が行われ、 メンバー間でそれに対する意見や質問を行う。
11:00:テスト設計 ミーティングで受けた仕様説明やFigmaのデザインを元に、 ユーザーがどう使う か、機能としてどうあるべきかなど、 イメージを膨らませながらテスト内容 を検討していく。 12:00:昼食 会社勤務と異なり、自宅のキッチンが使えるため丼ものやパスタなど簡単な料理を作って済ます。 余った時間はプログラミングなど学習の時間に充てる。
とあるQAエンジニアの一日② 13:00:テスト設計 テスト設計を再開。 設計中に気づいたことや不明点は都度PdMや開発者などに相談し、成果物の精度を上げていく。 15:00:テストケースレビュー会 大きな機能であれば、デザイナーや開発者を集め、新機能とテスト内容に対する認識合わせを行う。 テストで考慮が必要なパターンについてのフィードバックを受けるだけでなく、メンバーが仕様の誤解に気づいたりと、レビュー会を通じてチームの共通理解が深まる。 16:00:テスト設計 テスト設計を再開。 レビューで受けたフィードバックをテストに反映し、他の機能のテスト設計に着手する。
18:00:終業 業務を終え、夕飯作りに取り掛かる。
QAメンバーが感じたトレタ開発組織の魅力
QAメンバーが感じたトレタ開発組織の魅力 デザインに重きをおいている ・toB/toCに関わらず、ユーザ体験を重視している ・システムや機能偏重ではない フラットな関係性、風土 ・ボトムアップ的で、メンバーの意見がプロジェクト運営に反映されやすい ・心理的安全性が高い。言いたいこと思ったことを伝えやすい ・プロジェクト横断での情報共有が積極的に行われている 開発とQAが対立せず、対等で協力的な関係を築けている ・「良いプロダクトを作る」という共通の目的のもと、互いの観点で補
完しあっている ・CTOや開発メンバーの品質意識が高い ・チーム全体で行う品質向上のための取り組みを開発メンバーに協力し てもらったりしている チームが開発プロセスをきちんと守っている ・いつの間にか勝手にリリースされてしまっていた…といったことがない
入社後のキャリアパス
入社後のキャリアパス • 2方向のキャリアパスがあります ・組織管理スキルを礎としたマネジメントパス(EMなど) ・エンジニアリングスキルを礎としたエキスパートパス(テックリードなど) • プロダクト開発やエンジニアリングの現場での経験を生かし、 いずれの方向に進む ことも可能です ・過去のQAエンジニアの実例として、新事業のプロダクトマネージャに転向した
り、QAを行いつつフロントエンドエンジニアを兼務した例もあります。 チャレンジしたいことを軸に半年単位で個人目標を立て、その結果が評価のベースになります。 上長との定期1on1では「目標達成に向けたアクション」「今後のキャリアについて」 「業務の中で自分のやりたいことができているか?」などの相談を行っています。