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Making of WordCamp Official App.pdf
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つぼち
November 02, 2019
Technology
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520
Making of WordCamp Official App.pdf
2019.11.02で開催されたWordCampTokyo2019の資料です。
つぼち
November 02, 2019
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Transcript
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自己紹介(進藤 龍之介さん) Androidアプリ開発のコミュニティ、日本Androidの会で理事を務め つつ、その中でWebのトピックスを扱うWeb Working Groupを主催。
自己紹介(壺井仁美さん) EC系のデザインを得意とし、いろんな会社でウェブデザイナー・ ウェブディレクター・UIデザイナーとして働き、現在は、メディア関 係の会社で、グラフィックデザイン〜WEBデザインまで幅広く活動 しています。去年、ロックわぷー作りました。
Introduction
Agenda 今回作ったアプリの概要 アプリ化するということ アプリとWordPress、周辺システムの構成と連携 開発環境の選定 WordPressのデータの扱い デザイン
さっそく今回のアプリの説明
WordCamp公式アプリ WordPress (REST)ベースでのアプリ開発・React Nativeアプリの開発を支援してくれるサービスの EXPOの規約に乗り、FigmaでのアプリUIデザイン を行いました。
アプリとWeb
Web ブラウザがあれば見られる 更新が容易 URLでのリンク、シェア PWAの普及によりかなりアプリに近い機能も実装可能に
アプリ 自由度 ハードウェアとの親和性 パフォーマンス アイコン プッシュ通知 オフライン
Webはここまで進んでるけど スマートフォン使用時間に占める Web の使用時間は 15%(アプリ85%)
アプリに実装したいもの セッションリスト、お気に入りチェック 入場チケットの発行 各種情報へのリンク
REJECT!!
開発基盤の選定
WordCampなので Web技術に詳しい人が多い →メンテナンスの容易さを考慮すると、開発言語はjsがいい →Webライクなデザイン実装が可能 マルチプラットフォーム →Android/iOSどちらも同じコードで開発管理したい →ハード依存のコンテンツが無い
マルチプラットフォーム開発環境 単一開発言語で複数のプラットフォーム(iOS, Androidなど)に対応するアプ リが開発できる。javascript系が優勢。 React Native, Flutterなどいろいろな開発ツールがある。 実装機能の自由度 開発の手軽さ Web
PWA マルチプラットフォー ム ネイティブ
EXPO Facebookが開発したReact-nativeベースのネイティブアプリ開発環境 https://expo.io/ javascript 多くのReactライブラリが利用可能 →使えないものもあるので要注意 サーバーでビルドしてくれるので、開発環境構築が容易 →MacがなくてもiOSアプリが作れる
EXPOの制約 そのまま使えば各プラットフォームのレギュレーションに準拠している →提供されているテンプレートをあまりいじらない プラットフォームごとのネイティブライブラリを持てない React-native用のライブラリでも使えないものもある アプリのサイズが大きくなってしまう(特にiOS)
DEMO
バックエンドとしてのWordPress
REST API WordPressの記事などを「データ」として扱う jsonで取り出したデータを加工 /wp-json/wp/v2/〜 例)WordCamp Tokyoのセッションデータ https://2019.tokyo.wordcamp.org/wp-json/wp/v2/sessions/
加工して「データ」化 REST APIの記事データはHTMLそのまま →タグ除去、エスケープ文字の復元 不要なデータの削除 ソート 複数に分かれた情報の結合 →セッション、講演者、会場など
チケット認証の紐付け WordCampのチケット:camptix https://github.com/automattic/camptix WordCampサイトの制約で直接の連携は困難 CSVエクスポート可能 →CSVでFirebaseにデータ移設 ログインしてメールアカウント認証
構成 App Web チケットデータ連携 認証 REST API
作ったもの アプリ Firebase ログイン Cloud Firestore(データ) Functions(アカウント連携) 認証用Web チケットインポート用スクリプト
アプリのUIデザイン
FigmaでのアプリUIデザイン WordPress のデザインチームが使っているのが、Figmaなので、そちらを使用いたしまし た。アニメーションを行う部分では、XDも使用し、アイコンについては、フォントオーサムを 使用し、エンジニアに伝わりやすいように、コーディングしやすいようにできるように心がけ ました。 また、全体的に、EXPOの規約にのっとっていてあまりテンプレートをカスタマイズできない ので、サイトのトンマナに合わせることを重点的に心がけ、ユーザーにもわかりやすいよう に心がけました。特に気を付けたのは、色を気を付けました。サイトのまま使うと、原色が 強くなってしまい、見えにくくなったりするので。。
アイコン アプリスプラッシュ アプリトップ
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