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ログラスを支える設計標準について / loglass-design-standards

urmot
March 29, 2024

ログラスを支える設計標準について / loglass-design-standards

設計カンファレンス extends OOCの発表資料です。

urmot

March 29, 2024
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Transcript

  1. 2 2 ©2024 Loglass Inc. 株式会社ログラス 開発部 エンジニア 村本 雄太

    / Yuta Muramoto (@urmot2) 自己紹介 2021年11⽉にログラスにソフトウェアエンジニアとして⼊社。 Loglass経営管理の開発に2年ほど携わり、 現在は新規事業であるLoglass⼈員計画の開発に勤しんでいる
  2. 5 ©2024 Loglass Inc. ex ・テストコードの書き方 ・ドメインオブジェクトの書き方 ・ドメインサービスの書き方 ・バリデーションの書き方 ・フロントエンドのAPIコールの仕方

    設計標準 より良い設計の追求を目的とする ・理由がなければ、基本的に従う ・設計時やレビュー時に参照される ・より良い設計案がされば更新される コーディング規約 品質を均一化することを目的とする ・必ず従うべきもの ・違反したらRequest changesにする ・必要に応じて更新する コーディング規約との違い ex ・命名規則 ・スタイル規約 ・ディレクトリ構造 ・クラス設計 ・DB設計
  3. 15 15 ©2024 Loglass Inc. 開発組織の資産になる 設計標準の効果 1. 設計で迷う時間を省くことができる ◦

    ⾃分が⼀度迷ったところは、他の⼈も絶対迷う ◦ そういうときに既に答えがあると、迷う時間を短縮できる 2. 良い設計が伝播していく ◦ 設計標準がないと、良い設計もその場限りのものになってしまう ◦ 設計標準に追加することによって、コードへ反映しようとする圧⼒がかかる 3. 現在の設計の意図がわかる ◦ なぜこのようになっているのか?がドキュメントとしてまとまっている ◦ オンボーディングの役に⽴つ ◦ 同じ轍を踏まない
  4. 17 ©2024 Loglass Inc. うまくいってるいるように話したけど ... 今後の課題 • ここ1年だけでも開発組織が急拡⼤している →

    来年はもっと増える ◦ 開発者 → 1.5倍 ◦ チーム数 → 2倍 • 設計標準の重要性は増していくが、今の運⽤⽅針だとドキュメントの維持が⼤変 ◦ ex. 古いドキュメントの更新、バラバラなフォーマット、検索性、etc.. • 仕組み化と浸透施策が今後の課題 ◦ ADRのテンプレを作って運⽤を回す ◦ 各チームにアンバサダー的な⼈を置く
  5. 18