Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Product Owner in Retrospective
Search
viva_tweet_x
February 17, 2018
Technology
0
950
Product Owner in Retrospective
2018/02/17 #POStudy PO祭り~2018~ の懇親会のLTで発表した内容です。
ふりかえりの中でPOがどう関わっていくか?を話しました。
viva_tweet_x
February 17, 2018
Tweet
Share
More Decks by viva_tweet_x
See All by viva_tweet_x
心と心に橋を架けよう
viva_tweet_x
0
1.3k
心に灯を、過去に感謝を、未来に花束を。
viva_tweet_x
12
9k
新卒向けふりかえり研修
viva_tweet_x
11
4.2k
「開発現場の公開」から見えてきた、チームが繋がり合う「新しい社会」のカタチ
viva_tweet_x
1
2.7k
#ここアジャ で紹介されているふりかえりを見てみよう
viva_tweet_x
1
4.8k
アジャイルなチームをつくる ふりかえりのガイド / A Retrospective Guide
viva_tweet_x
12
14k
ふりかえりカタログ / Retrospective Catalog
viva_tweet_x
58
180k
さぁ、楽しいふりかえりを始めよう
viva_tweet_x
2
2.5k
フェスで勇気を得た新規チームが実験を繰り返して今に至るまでの物語
viva_tweet_x
1
2.3k
Other Decks in Technology
See All in Technology
機械学習を扱うプラットフォーム開発と運用事例
lycorptech_jp
PRO
0
570
Platform開発が先行する Platform Engineeringの違和感
kintotechdev
4
580
スクラムガイドに載っていないスクラムのはじめかた - チームでスクラムをはじめるときに知っておきたい勘所を集めてみました! - / How to start Scrum that is not written in the Scrum Guide 2nd
takaking22
1
110
共有と分離 - Compose Multiplatform "本番導入" の設計指針
error96num
2
1k
Django's GeneratedField by example - DjangoCon US 2025
pauloxnet
0
150
Android Audio: Beyond Winning On It
atsushieno
0
2.4k
サラリーマンの小遣いで作るtoCサービス - Cloudflare Workersでスケールする開発戦略
shinaps
2
470
自作JSエンジンに推しプロポーザルを実装したい!
sajikix
1
190
Oracle Base Database Service 技術詳細
oracle4engineer
PRO
10
75k
人工衛星のファームウェアをRustで書く理由
koba789
15
8.2k
AI開発ツールCreateがAnythingになったよ
tendasato
0
130
RSCの時代にReactとフレームワークの境界を探る
uhyo
10
3.5k
Featured
See All Featured
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
35
3.1k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
31
6.1k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
70
11k
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
77
6k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
46
7.6k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
31
2.2k
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
251
13k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
656
61k
Visualization
eitanlees
148
16k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
26
3k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
42
2.8k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
135
9.5k
Transcript
ProductOwner in Retrospective 2018/02/17 PO祭り 森 一樹 (@viva_tweet_x) 写真:Thomas Shahan
3
スクラムマスター カンバン・ふりかえり推進(社内外) アドバイザー・ワークショップ等 野村総合研究所 森一樹 (@viva_tweet_x) 自己紹介
今日話したいこと
今日話したいこと • レトロスペクティブの中でPOはどう動くと スクラムチームは幸せになれるのか? • 開発メンバー・スクラムマスターはどうPOに働きかけると スクラムチームは幸せになれるのか?
強制停止 チームの成長につなげる プロセスをカイゼンする ふりかえりの3つの目的
強制停止 チームの成長につなげる プロセスをカイゼンする ふりかえりの3つの目的
-no data- ―スクラムガイド PO in Retrospective
PO in Retrospective …(略)… スクラムチーム全員の参加が必要だ。ここには、 開発チームのメンバー、スクラムマスター、プロダクト オーナーが含まれる。 ―エッセンシャルスクラム
PO in Retrospective …(略)… スクラムチーム全員の参加が必要だ。ここには、 開発チームのメンバー、スクラムマスター、プロダクト オーナーが含まれる。 …(略)… レトロスペクティブにプロダクトオーナーが参加 すると、参加者が正直になるのが難しく、問題が表面化され
ないと主張する人もいる。これがリスクになる組織もあるが、 プロダクトオーナーはスクラムプロセスの重要な役割なので、 プロセスの議論に参加すべきである。 ―エッセンシャルスクラム
PO in Retrospective …(略)… スクラムチーム全員の参加が必要だ。ここには、 開発チームのメンバー、スクラムマスター、プロダクト オーナーが含まれる。 …(略)… レトロスペクティブにプロダクトオーナーが参加 すると、参加者が正直になるのが難しく、問題が表面化され
ないと主張する人もいる。これがリスクになる組織もあるが、 プロダクトオーナーはスクラムプロセスの重要な役割なので、 プロセスの議論に参加すべきである。 ―エッセンシャルスクラム チームの心理的安全性が保てれば 是非参加してほしい!!
きっとこういうチームならうまくいく POがスクラムについて理解が深い PO含めて全員同席 フラットに意見を言い合える関係性
きっとこういうチームならうまくいく POがスクラムについて理解が深い PO含めて全員同席 フラットに意見を言い合える関係性 素晴らしい環境です 是非それを保ち続けましょう
でも、現実はそううまくいかない
でも、現実はそううまくいかない • POとの関係性が築きにくい • POが忙しくて一緒にいられる時間が少ない • そもそも超遠隔地
でも、現実はそううまくいかない • POとの関係性が築きにくい • POが忙しくて一緒にいられる時間が少ない • そもそも超遠隔地 • PO(ベンダー)+開発メンバー(協力会社)の契約関係 •
フラットに意見が言いづらい状態 • POの意見が(実は本質ではないのに)取り込まれて生産性↓
でも、現実はそううまくいかない • POとの関係性が築きにくい • POが忙しくて一緒にいられる時間が少ない • そもそも超遠隔地 • PO(ベンダー)+開発メンバー(協力会社)の契約関係 •
フラットに意見が言いづらい状態 • POの意見が(実は本質ではないのに)取り込まれて生産性↓ ROIを常に考え続けるPOからは 値千金の価値ある情報が 得られることも多い
踠(もが)く • 契約関係を超える心理的安全性を上げる努力 • POからの歩み寄り/TMからの歩み寄り • ふりかえりに参加しても大丈夫かチームメンバーに聞く 写真:Thomas Shahan 3
踠(もが)く • 契約関係を超える心理的安全性を上げる努力 • POからの歩み寄り/TMからの歩み寄り • ふりかえりに参加しても大丈夫かチームメンバーに聞く • どんな観点で見るべきか?をあらかじめインプット •
PBIの受け入れはしやかったか? • どんなコミュニケーションがしやすかったか? • プロダクトを成功に導くためにどうチームに変わって 欲しいか? 写真:Thomas Shahan 3
踠(もが)く • 契約関係を超える心理的安全性を上げる努力 • POからの歩み寄り/TMからの歩み寄り • ふりかえりに参加しても大丈夫かチームメンバーに聞く • どんな観点で見るべきか?をあらかじめインプット •
PBIの受け入れはしやかったか? • どんなコミュニケーションがしやすかったか? • プロダクトを成功に導くためにどうチームに変わって 欲しいか? • ふりかえりの中で場を設定する • フラットにやろう、というのを共有する • チームみんなでふりかえりの決め事を作る 写真:Thomas Shahan 3
But you know, We are the “Scrum Team” • スクラムチーム(開発メンバー、PO、ScM)は運命共同体
• 立場は違ってもプロダクトの成功という目的は同じ • ビジネスに貢献しよう!
一緒に踠(もが)く仲間と光を目指そう チームの数だけ悩んで歩いてきた道がある みんなでお悩み共有させてください