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品質廻戦 / QualityBattle CURRY RICE WITH A MISSION

yayoi_dd
April 20, 2023

品質廻戦 / QualityBattle CURRY RICE WITH A MISSION

弥生株式会社 もくテク
弥生QAエンジニアと品質を考える会 ~カレーづくしの考察集~(2023/04/20)
https://mokuteku.connpass.com/event/275711/

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April 20, 2023
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Transcript

  1. ひんしつかいせん 品質廻戦 CURRY RICE WITH A MISSION ~ Love CURRY

    RICE 、 I Love CURRY RICE ~ もく 2023年04月20日(木) 弥生株式会社 開発本部 高木信吾
  2. 訂正です “ Curry is a Language in itself. ” Coffee

    「カレーはそれだけで1つの言語だ」 コーヒー - ジャッキー・チェン -
  3. リクエスト おっさんのリクエスト ⇒昼ごはんにカレーライスとサラダとデザートが食べたい! - メイン:カツカレーライス - • とんかつとカレーライスとは、なんたる組み合わせか! • 一度食べたらやめられないこの組み合わせを是非とも!

    • とんかつは食べやすいように切っておいてね! • 辛口は嫌よっ! - 副菜:カニサラダ - • 姪っ子、野菜も食べないとね! • レタスとトマト、カニ缶のカニぶっかけて、カニサラダでよろしく! • ドレッシングもかけてね! - デザート:アイスクリーム - • 最後はデザートで、おくちさっぱりフィニッシュだ! • 既製品のアイスクリームでいいよ!
  4. 要求要件 マーケティングの要求要件は以下になる ⇒ランチセットとしてカツカレーセットを提供する - セット内容①:カツカレーライス - • ユーザーが、ボリューム感を感じられること。単品のカレーライスでは得られない豪華さを持つこと • トッピングを付与したカレーライスである

    • ユーザーは、トッピングをスプーンのみで食べることができる • 対象ユーザーに含まれる小学生にも、食せる辛さの難易度である - セット内容②:カニサラダ - • 対象ユーザーに含まれる小学生に、カレーライスのみで補えない食物繊維を摂取させたい • カレーライスと同様にトッピングを付与したサラダである • ユーザーが、出された状態で食せるように味付けがなされている - セット内容③:アイスクリーム - • ユーザーは、カレーライスを食した後、舌に爽快感を得る食物であること • 一から設計、実装する必要はなく、既製品に頼ってよい
  5. 登場人物 ~ いもうと家族 + おっさん ~ - いもうと - •

    専業主婦 - ダーリン - • 職業:シェフ - 姪っ子 - • 小学校5年生 • 学校の家庭科の事業でカレーライスを作ったことはある - おっさん - • アウトドアでご飯炊ける • 暇ぶっこいてたら手伝わされる *ちなみこの4名は、調理完了後に、ユーザー(食べる人)になります。
  6. リソース ~ プロジェクトメンバー ~ - いもうと - • 次を担うシェフ -

    ダーリン - • ベテランシェフ - 姪っ子 - • 入社5年目 • 中堅シェフ - おっさん - • ヘルプメンバー • プロジェクト作業空き *ちなみこの4名は、調理完了後に、ユーザー(食べる人)になります。
  7. タスク(α1-1フェーズ) α1:カレーライス ‐ α1-1:カレー ‐ α1-1-1-1:肉切る ⇒ いもうと ‐ α1-1-1-2:肉炒める

    ⇒ いもうと ‐ α1-1-2-1:野菜切る ⇒ 姪っ子 ⇒ ダーリン(サポート) ‐ α1-1-2-2:野菜炒める ⇒ 姪っ子 ⇒ ダーリン(サポート) ‐ α1-1-3:煮込む ⇒ いもうと ‐ α1-1-4:カレーのルー投入 ⇒ 姪っ子
  8. タスク(α1-1フェーズ) α1:カレーライス ‐ α1-1:カレー ‐ α1-1-1-1:肉切る ⇒ いもうと ‐ α1-1-1-2:肉炒める

    ⇒ いもうと ‐ α1-1-2-1:野菜切る ⇒ 姪っ子 ⇒ ダーリン(サポート) ‐ α1-1-2-2:野菜炒める ⇒ 姪っ子 ⇒ ダーリン(サポート) ‐ α1-1-3:煮込む ⇒ いもうと ‐ α1-1-4:カレーのルー投入 ⇒ 姪っ子
  9. 結果 よくない事象 - 追加の要求の対応のリミットを出していなかった - 製品のリリースの順番を考えていなかった - βフェーズ(テスト:味見)が無かった ⇒陰でダーリンが、カレーの味付け調整をおこなっていた よかった事象

    - 次世代のシェフ中心にプロジェクトを進めれた - ベテランシェフにはサポート、レビュー担当の体制ができた - 外注を利用したことにより要求要件を満たしたリリースができた
  10. まとめ 改善が必要な点 - 追加要求のリミットは出しておく - 複数製品(複数プロジェクト)のリリースは、前後関係を考えた スケジュールをたてる - 必要なテストタスクを実施する 継続してよい点

    - 組織の成長を考えたリソースのアサイン - ベテランエンジニアをレビューアーとして配置し、各フェーズの 成果物を締める - 外注をうまく使う