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northernforce#45 フローのテストを実装してみよう
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Yoshi
October 15, 2024
Business
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northernforce#45 フローのテストを実装してみよう
Yoshi
October 15, 2024
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Transcript
フローのテストを実装してみよ う 2024.10.15 吉松 保博
目次 • 自己紹介 • 事前準備 • フローのテストとは何か? • フローのテストの目的 •
フローのテストを実装してみよう ◦ フローを作成 ◦ フローのテストを作成 ◦ フローのテストを実行 • 注意点(制約など) • まとめ
3 自己紹介 Copyright © Kitalive Inc. All Rights Reserved. ▪名前
吉松 保博(よしまつ やすひろ) ▪所属 株式会社キットアライブ 運用保守チーム ▪経歴 システムエンジニア@独立系SI企業 牧場スタッフ@浦河の牧場 システムエンジニア@札幌のリフォーム会社の情報システム部門 システムエンジニア@札幌の医療系SI企業 現職(2018年3月~) ▪社外活動 northernforce コミュニティ運営メンバー プロボノワーク(Salesforceを導入しているNPO団体の機能改善サポート) ▪ストレングスファインダー 慎重さ、内省、責任感、運命思考、学習欲
事前準備 • Trailheadプレイグラウンドから新しい組織を作成 https://trailhead.salesforce.com/ja/content/learn/projects/use-apex-to-automate-bu siness-processes/create-and-test-a-trigger?trail_id=build-apex-coding-skil
本日のテーマ
フローのテストとは何か? • Winter23にてリリースされた新機能 • フローをテストするための宣言的フレームワーク • コードを書かずに自動でテストを行ってくれる
フローのテストの目的 • 管理者の生産性向上 ◦ 開発者がコードを書かなくてよくなる ◦ フローのテストに掛かるコストを下げる(都度作成 →再利用できる) • 早くリリースできるようになる
• フローを変更しやすくなる(≒業務に素早く対応できるシステムを作れる) ◦ 自動テストにより、仕様をテストに組み込める ◦ 業務要件が変わった際に素早く対応できる
ワークショップ
シナリオ • 商談の金額に応じて商談に割引率を設定する ◦ 商談の金額が25万円以上:割引率=20% ◦ 商談の金額が25万円未満:割引率=5%
作成するもの • 商談オブジェクトに割引率項目を作成 ◦ 型:パーセント ◦ API参照名:DiscountPercent • フローを作成 •
テストケースを作成 • フローのテストを作成
フローを作成
テストケースを作成 • テストしたい内容を場合分けする ◦ 実際には複数の要素が関わることが多い ◦ ヌケモレなく正しく場合分けできているかが大事 商談の割引率 商談の金額が25万円以上 20%
商談の金額が25万円未満 5%
フローのテストを作成
フローのテストを作成
フローのテストを作成
フローのテストを作成
フローのテストを作成
フローのテストを作成
テストケースを修正 • 仕様を変更時にはテストケースとフローのテストを修正 商談の割引率 商談の金額が25万円以上 20% 商談の金額が25万円未満 5%→10%
注意点(制約など) • テストの最大数は200件 • レコードトリガーフローのみサポートされる • 削除処理はテストできない • 他のオブジェクトの値を比較できない •
フローのテストを変更セットやデプロイに含めることが可能 • リリース時の自動テストにフローのテストは含まれない
まとめ • フローのテストは発展途中(画面フロー、スケジュールトリガーもお願い) • 複雑な要件ではApexに軍配が上がる • シンプルな要件であればフローのテストでも対応できる • 業務-システム間を仲介する役割としての「フローのテスト」 ◦
何をどう変えるのかが明確になる ◦ 既存の実装内容の見直し(この場合分けって本当に必要?) ◦ 期待される結果が明確になる
ご清聴ありがとうございました!!