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質とスピードを両立するログラスのホールチームQA / 20240827 QASaaS_findy
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Yoshiki Iida
August 27, 2024
Technology
2
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質とスピードを両立するログラスのホールチームQA / 20240827 QASaaS_findy
【QA×SaaS特集】開発と伴走するQAのあり方と今後取り組むべき課題とは? #QASaaS_findy
https://findy-code.io/events/AJD5RA8Qoc2h2
Yoshiki Iida
August 27, 2024
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Transcript
© 2024 Loglass Inc. 2024.08.27 Yoshiki Iida 質とスピードを両立する ログラスのホールチームQA 【QA×SaaS特集】開発と伴走するQAのあり方と今後取り組むべき課題とは?
#QASaaS_findy
© 2024 Loglass Inc. 飯田 意己 株式会社ログラス 開発本部 プロダクト開発部 部長
シニアエンジニアリングマネージャー Profile 2015年に株式会社クラウドワークスに入社。エンジニア、スクラムマス ター、プロダクトオーナーを経て、2019年から執行役員として開発部門 の統括を行う。現在は株式会社ログラスにてソフトウェアエンジニアとし てプロダクト開発に携わったのち、1人目のエンジニアリングマネージャー として事業と組織の成長にコミットしている。 X: @ysk_118 Yoshiki Iida
© 2024 Loglass Inc. Contents 1. ログラスの紹介 2. ログラスの品質観点での難しさ 3.
アジャイルに品質に向き合うこと
© 2024 Loglass Inc. 01 ログラスの紹介
© 2024 Loglass Inc. Loglassについて
© 2024 Loglass Inc.
© 2024 Loglass Inc. Loglassについて 経営企画は「企業価値の向上」をミッションに、企業経営にまつわるあらゆる業務を担っている
© 2024 Loglass Inc. Loglassについて プロダクト戦略:マルチプランニングクラウドへの進化 • 経営管理に隣接する領域とLoglassの親和性は高く、関連業務へ染 み出し提供価値を上げる •
人員数、生産、調達、販売などの各領域をLoglassで扱うことでデー タの透明性と連動性を高め、細部まで行き届いた意思決定を即時に 行える経営管理基盤の実現を目指す • 2024年2月に人件費予実管理をスコープにした新プロダクトをリ リース
© 2024 Loglass Inc. Loglassについて 組織構成 TL Engineers Designer PdM
経営管理 Enabling &Platform AI-UX CRE TL Engineers Designer PdM TL Engineers Designer PdM Designers TL QA QA QA TL Engineers Designer PdM QA 人員計画 TL Engineers Engineers Engineers TL Engineers アプリケーション基盤 クラウド基盤 HR ProductHR スクラムからFASTへ 自律性を追求したホールチーム開発への チャレンジ
© 2024 Loglass Inc. Loglassについて FASTとは 「カンバン」や「OST」のアイデアをベースとした非常に 軽量なスケーリングフレームワーク • Collectiveという単位で構成される
• Value Cycleと呼ばれる継続的かつ流動的な サイクルで活動を推進 ◦ 2,3日の短いサイクル ◦ タイムボックスはなく、都度必要な期間を 定める • 同期はFAST Meetingという仕組みで実施 ◦ 毎回マーケットプレイスでやるべきこと に自律的に人が集まる 引用元:FaST Guide - Version 3.0 © 2024 - Quinton Ronald Quartel, https://www.fastagile.io/
© 2024 Loglass Inc. Loglassについて (余談)FASTの経緯を知りたい方はぜひ開発生産性カンファレンスの録画を! https://www.youtube.com/watch?v=CYPRRxHq84E
© 2024 Loglass Inc. Loglassについて なぜアジャイルなやり方を選択するのか? • 複雑なプロダクトだから • 価値の不確実性が高いから
• 変化の激しいスタートアップだから • プロダクト全体での価値が重要だから → 全体最適で全員(Whole)で価値に向き合い、アジリティを向上させる必要がある
© 2024 Loglass Inc. Loglassについて QAとしてはこの環境をどう捉えるべきか? Agile Testing Condensedにおいて、「全体像に注目することは、 テスターがアジャイルチームに
もたらす強みの 1 つです。」とあるように、QAがもたらす価値は局所の品質ではなく全体を捉えるこ とが価値であると言われている。 https://leanpub.com/agiletesting-condensed-japanese-edition
© 2024 Loglass Inc. 02 ログラスの品質観点での難しさ
© 2024 Loglass Inc. プロダクトの特性上の難しいポイント たとえば・・ • 組み合わせの複雑さ ◦ 一つのデータに対して様々な属性情報を持っている(年月・部署・科目・取引先・
権限...) ◦ データの可視性の制御におけるパターンの網羅性 • 非機能要件 ◦ 膨大なデータに対して、様々なカットでの分析を実施したい ◦ 集計パフォーマンスの最適化 02|ログラスの品質観点での難しさ
© 2024 Loglass Inc. 不確実性の高さ • 解決したい業務課題はたくさんあるが、どんな機能であればその業務課題を解決でき るか、ディスカバリー開始時点ではわからないことが多い ◦ ひとつの要望だけではなく、複数の要望から広く価値のあるものを検討したい
◦ 局所的な機能の要件定義のみでは、全体の業務の中で使いやすい機能になって いるかがわからない ◦ ・・・ 02|ログラスの品質観点での難しさ
© 2024 Loglass Inc. 03 アジャイルに品質に向き合うこと
© 2024 Loglass Inc. アジャイルな組織、アジャイルな開発プロセスにおいて QAがどう振る舞えると最もアジリティが高くなるのか? から模索する必要がある 03|アジャイルに品質に向き合うこと
© 2024 Loglass Inc. 03|アジャイルに品質に向き合うこと ログラスの品質の考え方のモデル図:品質富士山 🌞社会的目標: 「良い景気を作ろう。」の達成 ▪ サービス品質:
ユーザー目線の品質、ビジネス目標 ▪ プロダクト品質: プロダクトの外部品質/内部品質 ▪ プロセス品質: 開発手法やワークフロー、働き方の改善 ▪ 組織品質: 採用や教育、チームビルディング ▪ 裾野を広げる活動: 業界貢献などの社外活動 品質富士山はQAだけで達成することは困難です ログラスのQAはプロダクトチームを巻き込んで、品 質富士山の全領域の品質向上に貢献します
© 2024 Loglass Inc. 03|アジャイルに品質に向き合うこと Vision Value 5つの技術・知識を持つジェネレーター 顧客志向な品質リーダシップ。 組織の弱さに寄り添う。
天真爛漫な探求心と対応力 5つの技術とは:ドメイン理解・テスト技術・自動化技術・プロセス改善技術・コミュニケーション技術 顧客志向な品質リーダシップ:プロダクト組織で顧客のために品質を高める活動を促進していく 組織の弱さに寄り添う :批判するのではなく、組織の足りない部分を補う行動をする 天真爛漫な探求心と対応力 :抽象度を調整しながら、柔軟に学び考え、柔軟に対応する プロダクト開発のケイパビリティを高め、組織全体のバリューストリームを最大化する Mission プロダクト組織全体が高い顧客価値を提供できるようにしたい。顧客へ最短でかつ安定的に価値を提供できるためにテストや監視、CICDの技術向上に貢献した いテストだけではなく開発プロセスの改善でボトルネックとなる要因を取り除くことをしたい。良いプロダクトを提供するために良いプロダクト開発チームを作りた い。
© 2024 Loglass Inc. なぜこれができているのか? いくつかのユニークさがあるからこの動きが できている • 事業フェーズ初期からQAエンジニアがいる •
プロダクトチームはAgile Testingの理想を 理解し、愚直に実践している https://zenn.dev/loglass/articles/6406e330ec04f8 03|アジャイルに品質に向き合うこと
© 2024 Loglass Inc. なぜこれができているのか? いくつかのユニークさがあるからこの動きが できている • 事業フェーズ初期からQAエンジニアがいる •
プロダクトチームはAgile Testingの理想を 理解し、愚直に実践している https://zenn.dev/loglass/articles/6406e330ec04f8 QA以外でも品質に向き合う文化があるから QAがより抽象度の高い動きができている 03|アジャイルに品質に向き合うこと
© 2024 Loglass Inc. エンジニアが当たり前にテストをやる環境でQAは何をやるか? (答えの一つ)エンジニアのテストのケイパビリティを向上し、スケールできるようにする • 外部のテスト技法のセミナーや勉強会にエンジニアと一緒に参加する • エンジニアとのペア作業
◦ ペア分析、ペア設計、ペアテスト • 社内品質コミュニティの運営 ◦ 品質課題・ナレッジシェアの場づくり ◦ テスト技法勉強会・テスト関連書籍の輪読会 03|アジャイルに品質に向き合うこと
© 2024 Loglass Inc. レバレッジをかけながらなぜQAを増やしたいの? • スタートアップでは事業成長が組織成長スピードよりも早くなりがち ◦ 短期的な品質はエンジニアと一緒に担保できるかもしれない ◦
しかし、長期視点の品質的な投資が十分とは言えない ▪ 自動テストの基盤整備、メトリクスの整備(社内外向けの品質のアカウンタビリティ向 上)、型システムを活用したコードレベルでのさらなる品質向上、etc… • 新規事業も含めた事業成長を考慮した時に、長期的な品質のスケールに対して多面的 な品質リーダーシップのケイパビリティを持っておきたい 03|アジャイルに品質に向き合うこと
© 2024 Loglass Inc. まとめ
© 2024 Loglass Inc. まとめ • ログラスでは事業成長・プロダクト成長に伴い、全体最適でプロダクト開発のアジリ ティを高めることにチャレンジしている • 扱っているプロダクトの複雑性・不確実性が高く、QAは幅広いスコープで品質に向き
合っている • その前提にはエンジニアをはじめ、全員で品質に向き合う文化がある ホールチームでQAに取り組む土台の上で、 より価値の高い品質リーダーシップにチャレンジしていく仲間を募集しています!
© 2024 Loglass Inc. We Are Hiring
© 2024 Loglass Inc.