Debounce 処理というのはクライアントでよく使われる技術です。 高頻度で呼び出されるイベント(キー入力やマウスの移動、ウインドウのサイズ変更)などを制御するテクニックのひとつです。たとえばJavaScriptのライブラリLodashに実装されていたりそれなりにクライアント側では使われる技術です。
そんなDebounce処理をサーバサイドで実装したので、そのお話をしようと思います。
Debounce処理自体の説明から、 クライアントで処理すべきものをなぜサーバサイドで実装しなくてはいけなかったのかの背景の説明、 実際にどうやって複数のサーバで実装しているのか、なぜ3回も実装したのか、そして4回目の実装の構想などをお話します。