技大祭実行委員会 総務局情報処理部門 勉強会スライド
勉強勉強会技大祭実行委員会 情報部門勉強会 (2019-12-10)1
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1. 基礎編2. 実践編3. 応用編4. メンタル編目次2
基礎編3
インプットとアウトプット4インプットとは「読む」「聞く」「見る」アウトプットとは「話す」「書く」「行動する」
インプットとアウトプット自己成長はアウトプットの量に比例するインプットだけでは「分かったつもり」アウトプットすることで初めてその知識が身に付く5アウトプット成長
自己成長サイクル6インプット アウトプットインプットとアウトプットを繰り返すこと、自己成長サイクルを回そうアウトプットによって得られた結果を見直し、次のインプットに修正を加える「フィードバック」も重要フィードバック
大学生に対する調査結果では、インプット:アウトプット=7:3実証結果ではインプット:アウトプット=3:7が一番いい結果だった● 100人以上の子どもたちに人物プロフィールを覚えて暗唱するように指示● 9分間のうち、「覚える時間」(インプット)と「練習する時間」(アウトプット)の割合を検証● 「覚える時間」が約30%のグループが高得点だったインプットとアウトプットの黄金比は「3 : 7」インプットとアウトプット7
インプット8
「なぜ勉強会に参加していますか?」「なぜ情報部門に入りましたか?」インプットするときに、目標を持っているかいないかで全然違う目標を再確認しよう目標を設定する9
アウトプット前提でインプットする10あるものを暗記してもらう実験で● グループAには「これが終わった後にテストをするので暗記してください 」と伝える● グループBには「これが終わった後に他の人に教えてもらうので、ちゃんと記憶しておいてください」と伝える同じ時間をかけて暗記してもらいテストすると、グループ Bの「後で教えてもらいます」と伝えたグループの方が高い得点をとった「アウトプット前提」にすると緊張感が生まれ、集中力が高まり、記憶力、思考力、判断力が高まる → 記憶に残りやすい 勉強会の内容を後で人に説明するつもりで参加しよう
本を読む心理学を勉強したいと思っていて、心理学の本を1冊も読んでいない人がいきなり高額な心理学講座を受講してもついていけない学びにはステップがある11本動画・音声講義・講演1対1教える安い高いコスト
インプットとアウトプットは同時進行で処理されていることが多い例)会話は聞きながら話すことを考えている →「聞く」と「話す」をほぼ同時進行インプットとアウトプットは「表裏一体」→ この特徴を活用することで学びの効率を高めることが可能メモを取るのは「見直す」ためだけでなく「脳を活性化させる」効果があるメモを取りながら聞くと、集中力が高まり要点をより把握できるメモを取りながら聞く12
質問する13勉強会でも講義でもゼミでも、質問することを前提にして聞くようにしよう (アウトプット前提)厳しく言うと...「質問がない」ことは、何も理解していないことと同義「質問ができる」ことは、自分は何が分かっていて何が分からないのかを知っている状態である質問ができる人はその人や周りから評価される
3つの学びを持ち帰る14脳が一度に記憶して処理できる情報は3つまで(脳のワーキングメモリは3つ)全てを逃さず記憶することは不可能3つの学びが得られれば十分、くらいの姿勢で聞く人が学びを最大化できる
場所を変える1つの場所にこもって勉強する人 < いくつかの場所を移動しながら勉強する人40個の単語を10分(2回)の時間を与えて記憶してもらう実験● グループAは2回とも同じ部屋● グループBは1回目と2回目で異なる部屋記憶できた単語数はグループ Aが16個、グループBが24個→ 場所を変えただけで記憶力が40%アップした場所を変えることで「場所ニューロン」が活性化する→ 場所を変える、歩く、移動することで脳が活性化し、記憶力が高まる自分は「家」「研究室」「カフェ」を気分によって決めている15
アウトプット16
教えることは難しい自分がしっかり理解していないといけないしかし「教えること」は ▶ 相手の理解が深まるだけでなく、説明した自分の記憶にも圧倒的に定着する ▶ 自分の理解度や不十分な点が見えてくる ▶ インプット、アウトプット、フィードバックを全て含んでいる「教える」は最強のアウトプット術「教えられる」側から、「教える」側になろう教える17
ある事柄を説明して、72時間後にどれだけ覚えていたかの実験● 「口頭で説明」→ 10%しか記憶していなかった● 「絵を使いながら説明」→ 65%も覚えていた「視覚」を使うと口頭で説明するよりも6倍以上記憶に残る絵や図を描く1810%65%口頭 口頭+絵6倍以上
チャレンジのないところに自己成長はないちょっと難しいけど、ものすごく難しいわけではない「ちょい難」の難易度の課題にチャレンジするときにドーパミンが最も分泌される「頑張ればなんとかなりそう」を繰り返すチャレンジする19難易度ドーパミン快適領域 学習領域 危険領域
やってみる(これは自論)失敗しても、その経験を生かすことができれば、それは失敗ではなくなる失敗を失敗のままにすることが失敗である失敗しなければ成功はない大きな失敗ほど、よりたくさん成長できるトライ&エラーの繰り返し、プログラミングでも人生でも20
学びのサイクル21
学びのサイクル22情報収集体験具体抽象応用抽象化・モデル化・パターンの発見実践検証
情報収集23・・・情報収集は箱を集めて並べていく作業しかし、箱が平たく並んでいくだけで積み上がりはしない
モデル化・抽象化24モデル化・抽象化は情報収集で集めた箱の上に新しい箱を積み上げていく土台がなければ積み上げることはできない高い位置にあるほど抽象的であり、低い位置は具体的である土台から順に積み上げる必要がある空中に箱を置くことはできない
実践・検証25プログラムを書いて最初に実行した時に、期待と違う動きをする修正しては実行し、修正しては実行して試行錯誤を繰り返し成功に近づいていく 箱で例えると、試行錯誤は奥行き方向に並んでいる正面からは最終的に成功したやり方の箱だけが見える他人の活動を見て「どうしてこんなやり方を思いついたんだろう、彼は天才だ」と思うかもしれないが、それはあなたが一番手前の箱しか見ていないからそう感じるのである試行錯誤が隠れている
実践編26
● アプリケーションの切り替え○ ターミナルとChromeの切り替えをマウスなしで● アプリケーションの検索・起動○ メモ帳を瞬時に起動する● ウィンドウのサイズ変更○ https://www.spectacleapp.com/ (Mac)ショートカットを使おう27
● 新規ウィンドウを開く● 戻る● 進む● ウィンドウを閉じる● 新規タブを開く● 特定のタブに移動する● アドレスバーに移動する● ブックマークバーの表示/非表示Chromeの拡張機能「Google検索キーボードショートカット」で爆速にショートカットを使おう (Chrome)28
プログラミング力 == ググり力検索して目的の回答を見つけるまでの時間が短くなるほどプログラミングができるようになるお題を出すので、検索して解答を見つけるまでの時間をタイムアタックします秒でググろう29
応用編30
Qiitaをチェックしよう31● 毎日投稿される● 最近のニュースや傾向、トレンドがなんとなくわかる● モチベーションが上がる(へー、やってみたい。面白そう。って思う)● 価値の低い記事もあるが、その記事が自分にとって価値のあるものなのかを見極める力がつく
Qiitaに投稿しよう32● Qiitaはアウトプットしやすい環境● 公開されるというプレッシャーがいい緊張感を生む● たとえ間違えた内容や価値の低い記事だとしても損しない(レコメンドされない)● View数、、コメントのフィードバックをもらえるまだ投稿したことがない人は、内容を問わずメモ感覚で投稿してみよう
GitHubに自分のコードを公開しよう33自分のPCで書いたコードを、書いたままにせずに公開してみよう汚くてもいいです数年後には素晴らしいコードを書けるようになっています例えば● Rubyの演習問題をGitHubに公開してみよう● 言語処理100本ノックの第1章をRubyで解いてGitHubに公開してみよう○ http://www.cl.ecei.tohoku.ac.jp/nlp100/● Railsで作った簡単なアプリをGitHubに公開してみよう
勉強せざるを得ない環境に身を置こう34本当に成長したいと思ったら、勉強せざるを得ない環境に身を置くことが最強の方法例えば● インターンに行く● バイトする● クラウドワークスで仕事を受託する○ https://crowdworks.jp/● 厳しい研究室に入る
情報部門を活用しよう35● 参加団体アプリの意見を出す● 新しいアプリの案を出す● グループ開発を経験する● 先輩を呼び出して教えてもらう● プルリクを出す● プルリクのレビューをする● 勉強会で教える側になる● Slackで自分から発信する● Trelloを管理する● 部門長になる● ログを残す受け身でいる(インプットする)だけでは成長しない自分から行動しよう
技大祭実行委員会を活用しよう36● 執行部MTに出る● 議事録を作成する● 執行部に対して質問・提案する● 全体MTで前に出て話す● 飲み会を主催する● 指示される人から、指示する人になる● 計画書・マニュアルを作る技大祭実行委員会は最高の「学び場」
メンタル編37
オタ駆動開発 (ODD)38
オタ駆動開発 (ODD)39
オタ駆動開発 (ODD)40好きだから打ち込める結局はこれ
オタ駆動開発 (ODD)41逆に言うと、好きになることで急成長できる気持ちがすごく重要
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文化は偉大44なぜ毎週勉強会を開くのかそれは、先輩たちがそうしていたから(全てがそうではないけれど)
文化は偉大45なぜ参加団体アプリを開発しているのかそれは、先輩たちが参加団体アプリを作り上げて、先輩たちがそれを使っていたから
文化は偉大46なぜ毎年技大祭を開催するのかそれは、先輩たちがこれまで毎年欠かさずに技大祭を開催してきたから
文化は偉大47文化は力文化を築いてきた先輩たちは偉大そして、この文化を引き継ぎ、積み上げていってほしい
参考・引用48学び効率が最大化するインプット大全学びを結果に変えるアウトプット大全エンジニアの知的生産術
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