Kubernetes Meetup Tokyo #13 で使用したスライドです。
Kubernetes の Scheduler が Pod を配置する Node を決定する際、Pod に指定された Resource Request の値が使用されます。すなわち、Request の値が小さすぎると Node の機能が阻害される虞があり、逆に大きすぎるとリソースを無駄に確保することになるため、現実のリソース使用量をどうやって Request に反映させるかは重要な課題です。
この作業を自動化するため、Vertical Pod Autoscaler (VPA) が提案されています。VPA は Metrics Server を介して得た実データから Request のレンジを推定し、自動で Pod に適用してくれる仕組みです。スライド中ではこの VPA の動作原理を簡潔に解説しています。
内部のアルゴリズム実装まで含めた詳細に興味がある方は、下記ブログ記事も併せてご参照ください。
イベント概要:https://k8sjp.connpass.com/event/100842/
録画:https://www.youtube.com/watch?v=Y8PlL5pGe58 (2:32:43)
ブログ記事:http://ccvanishing.hateblo.jp/entry/2018/10/02/203205