SORACOM UG札幌#1にて登壇しました。
なるほどわかった!SORACOMファーストなるほどわかった!SORACOMファーストステップ
なるほどわかった!SORACOMファーストステップ不破 崇行(ふわ たかゆき)
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自己紹介• 名前• 不破 崇行(ふわ たかゆき)• JAZUG札幌(きたあず) / Azureもくもく会札幌の宴会係• 好きなAzureサービス• AppService / Monitor / Application Gateway• 最近の趣味• Azure / 航空無線 / シメパフェ
エコモットの概要(お昼の仕事)• 設立• 2007年2月19日• 所在地• 本社:札幌市• 拠点:東京 / 青森 / 仙台 / 北信越 / 東海 / 関西/ 九州• 社員数• 108名(2019年4月1日現在、臨時従業員を含む)• スローガン• “あなたの「見える」を、みんなの安心に”
エコモットのIoT
エコモットとSORACOM
東雲研究所(夜の仕事)• 営業時間• 平日19:00〜22:00• 土曜 10:00〜22:00• 業務内容• テクニカルコンサルティング• WordPress / Moodleプラグイン開発• サーバ構築・保守• その他オーダーメイド
Visual Studio Codeのリリースノートに名前が載る
注意事項• 撮影やSNSへの投稿はご自由に。• ただし、他の参加者の方へのご配慮をお願いします。• 私自身はフリー素材です。• 本資料は、2019年11月12日現在の情報に基づき作成しています。• 本資料の内容について損害など発生しても、責任は負いません。• 本セッションの内容は所属組織(エコモット株式会社・東雲研究所)の公式見解ではありません。
今日のターゲットと内容• ターゲット• 「SORACOMの話はたくさん聞くけど、まだ使ったことが無い」• 「IoTとかよくわからないけど、興味ある」• 今日の内容• SORACOMを使って「IoTの第一歩」を踏み出してもらう• SORACOMのサービスをざっくり紹介• SORACOMを使ってラズパイとインターネットを接続• ラズパイに色々センサーくっつけてSORACOMにとばす
今日のゴール一歩を踏み出す!!
改めてSORACOMについて
SORACOM(ソラコム)のすごい所• 今まで法人でしか使えなかった、IoT機器向け通信回線を個人でも使えるようになった。• AWSと同じノリで、「使った分だけ」費用を払えば良い• 使わなかったら費用は基本的に発生しない(例外はあります)• データを受信して別のクラウドに転送する機能が標準装備• Funnel• データの可視化機能も標準装備• Harvest
サービス全体図https://soracom.jp/services/
今日使用するサービスhttps://soracom.jp/services/
今日使用するSORACOMサービス• SORACOM Air• インターネットへのコネクティビティを確保• 要するにSIMカード• SORACOM Napter• 一時的にSSH/HTTPサービスを外部開放出来る• モバイル通信でラズパイにSSHさせるための経路を作れる• SORACOM Harvest Data• データの可視化
実際に手を動かしながらデモしていきます
今日使用するもの• Raspberry Pi3 B+• IoT 体験キット〜簡易監視カメラ〜• 3G通信用のUSBドングル• SIMカード(ナノSIM, クーポン券付き)• SIMカード変換アダプタ
作業手順• SORACOM公式のハンズオンドキュメントを使用します• https://github.com/soracom/handson/blob/master/plant-observation/kit.md
SORACOMアカウントを作る• メールアドレスで作成出来ます。• クレジットカードの登録まで行ってください
多要素認証の設定を忘れずに!• 第三者によるアカウントの乗っ取りなどを防ぐために、必ず多要素認証を行いましょう。• Google Authenticator や Authyなどのスマホアプリを使いましょう
SIMグループの追加• 複数のSIMカードに対して、包括的に設定を投入できる仕組み• IoTの世界では、複数のSIMを1つのプロダクト・場所に使用するのが普通なので、設定もまとめて出来ないと困る
SIMカードの登録• 購入したSIMカードは、自分でユーザーコンソールから登録する必要があります• 有効期限があるので注意が必要です!• 買って届いたら、とりあえず登録しておこう• 登録時に、SIMグループも設定すると後で管理が楽です
USBドングルを接続しよう• まず、SIMカードをUSBドングルに差し込む• カバーを外す際、力を入れすぎるとバキッといきます• SIMカードを挿したら、カバーを戻してラズパイのUSBポートに接続する
ラズパイをSORACOM Airでインターネットに接続• wvdialのインストールやAPN等の認証情報はSORACOM提供のセットアップスクリプトで一撃インストールが出来る• このスクリプトを使うと、USBドングルを差し込んだときに自動的にSORACOM Airでインターネット接続が出来る$ curl -O https://soracom-files.s3.amazonaws.com/setup_air.sh$ sudo bash setup_air.sh
SORACOM Napterを使い、外部インターネット回線からラズパイに接続• SORACOM Airで接続すると、ラズパイから外部に向けて通信は出来るが、逆は基本的に出来ない• VPGの「固定グローバルIPアドレスオプション」を使用するか、Air SIMのソースIPをたどる必要があり、比較的高額で手間もかかる• SSH接続でラズパイに接続する程度なら、出来るだけ手間を省きたい• 普段からずっとSSH接続を行うわけでは無い• 必要な時だけ開通させれば良い
SORACOM Napterを使い、外部インターネット回線からラズパイに接続• SORACOM Napterを使用するとサクッとポートフォワーディングによる接続を用意してくれる
ブレッドボードに温度センサーをつける• 配線する際は、必ずラズパイの電源は落として下さい• 抵抗器• 電流• GPIO• 汎用入出力のこと。この口からセンサデータを受け取る• 今回は、温度値を受け取る• GND• アース(洗濯機とかについてるアレ)のこと• ブレッドボード• はんだ付け不要で電子回路を作ることが出来る優れもの• ボードの穴にジャンプワイヤーや抵抗・センサを刺すだけで回路が出来る• ボードの裏で縦に線が繋がっている。橫には繋がっていない
必ず注意して欲しいこと• 配線する際は、必ずラズパイの電源は落として下さい• 電源とGNDがきちんと刺さっていることを確認して下さい• 抵抗器がしっかり回路上で繋がっていることも確認して下さい。• 配線して通電した後、10分ぐらいは目を離さないで下さい• 配線をミスると、5分ぐらいでセンサなどが焦げます。発火します• Qiitaの「Raspberry Piの壊し方」も参照して下さい• https://qiita.com/uhey22e/items/91f6ec6f0668e3c7f222
ラズパイと温度センサーを付ける• 配線する際は、必ずラズパイの電源は落として下さい
Raspberry Pi でセンサーを使えるように設定する• 公式ハンズオン資料では、GPIO4から温度値を取得しています。
SORACOM Harvestに向けて温度値を投げ込む• SORACOM公式のスクリプトを使用すると、GPIO4から取得したデータをHarvestに向けて簡単に投げ込めます。• 事前に、「SIMグループ設定」にてHarvestをONにしてください。