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コロナ禍だからこそ考えるオフラインコミュニティの意義 / significance of community

コロナ禍だからこそ考えるオフラインコミュニティの意義 / significance of community

DevRel/Japan Conference 2023
2023/3/11 15:10-15:40
https://devrel.tokyo/japan-2023/speakers/ariaki4dev/

Akira Morikawa

March 11, 2023
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Transcript

  1. コロナ禍だからこそ考える
    オフラインコミュニティの意義
    ariaki

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  2. ariaki
    #Web系エンジニア
    #PHPer
    #日本酒好き
    #アイコンかわいい
    #アウトプット応援
    #技書博
    #engineers_lt
    #ooc
    ©ariaki

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  3. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 3
    コミュニティマネージャーの方
    質問

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  4. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 4
    コミュニティを通じて広報/採用してる方
    質問

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  5. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 5
    本を書いたことある人
    質問

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  6. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR
    - gisyohaku.dev -
    ● 技術同人誌即売会
    ● 有志コミュニティ
    ● 2019年7月〜
    ● 半年に1回実施
    ● 過去4回開催/3回中止
    ● 来場者〜800名
    ● 略称は #技書博
    ● 次回は5月28日

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  7. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 7
    私たちは何を実現するの?
    ● 私たちは社会をより豊かにしたい
    ○ 技術書が増える
    ○ より多くの知が共有される
    ○ エンジニアの生産性が高まる
    ○ 優れたプロダクトが生み出される
    ○ 社会がより豊かになる
    ○ みんながちょっとハッピーになる
    ○ 私たちのコミュニティの存在意義はここ

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  8. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 8
    ● アウトプットを増やすことを命題にする
    ○ 技術書(技術同人誌)を書き始める人を増やす
    ○ 技術書(技術同人誌)を書き続ける人を増やす
    ● コミュニティを通じて好きを発信してもらう
    ○ 「本」というアウトプットメディアを知る
    そのために何をしてる?

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  9. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 9
    ● 特定分野の知識を体系的に学ぶのに最適
    ○ “学ぶべき内容” や “学ぶ順番” をばらばらに探さなくていい
    ○ “情報の品質” が最初から最後まで一定に保たれている
    ○ 誰かが苦労して学んだ知識を “苦労せずに” 手に入れられる
    ● 非同期(好きなとき)に学べる
    ○ 他の学習法と比べて学習の “時間効率” を最大化できる
    ○ さっと渡せて情報量も多く “名刺代わり“ になる
    「技術書」というアウトプット

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  10. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 10
    本 ブログ 勉強会
    体系的な学習 ◎ ○ △
    情報量 ◎ ○ △
    時間あたり学習効率 ◎ ○ △
    情報の深さ/ニッチさ ◎ ◎ ○
    サンプルコードの実行 △ ◎ △
    情報の新鮮さ/更新の難易度 △ ◎ ◎
    視覚的理解(デモなど) △ ○ ◎
    感情の伝達 △ △ ◎

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  11. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 11
    なぜアウトプットを増やすの?
    ● 参加者の来場目的につながる
    ○ 良いコンテンツや学びを得る
    ○ 良い体験や出会いをする
    ○ 熱量を持ち帰る
    ● アウトプットの質と量=盛り上がり
    ○ 質と量が増える→みんなハッピー
    ○ 質と量が減る→コミュニティが緩やかに死ぬ
    ○ アウトプットがコミュニティの起点になる

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  12. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR
    「本」ならではの難しさ
    12
    ● 執筆は登壇より難しいと考える人が多い
    ○ 出展までの準備時間(執筆時間)が長い
    ○ 諸費用を自己負担=赤字の可能性がある
    ○ 余ったら在庫を抱える
    ○ 印刷どうしたらいいかわからない
    ○ 周囲に執筆経験者がいない
    ○ 会計や税務処理が必要になる、などのさまざまな課題

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  13. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 13
    アウトプットする人に向けて企画する
    ● 主役に向けた企画たち
    ○ 作り方を学ぶ/不安を解消する
    ■ 例)出張勉強会、印刷所見学
    ○ ハードルを下げる/困難を取り除く
    ■ 例)弁当配布、無料寄稿
    ○ フィードバックを増やす
    ■ 例)カフェコーナー、懇親会

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  14. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 14
    アウトプットは応援できる
    ● たとえば同僚が初登壇するとき
    ○ 発表テーマ決めやサマリ作成を手伝う
    ○ 発表資料の作り方やデザインを教える
    ○ 発表練習に付き合ってフィードバックする
    ○ ブログやSNSで宣伝する
    ○ 小さな成功体験を積める舞台を作ってあげる
    ○ 最前列で聴く、盛り上げる
    ○ 評価する、インセンティブを与える

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  15. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 15
    アウトプットのハードルを下げる
    アウトプットをガイドする

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  16. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 16
    技書博が提供するもの
    ● 体験
    ○ 自分が作った本の手触り、匂い、重みを感じる
    ○ 本を陳列する、手渡す、机の向こう側にいく
    ○ 企画から製造まで自分で決め、消費者の顔や声を直接きける
    ● 出会い
    ○ 素敵な表紙に足が止まり本を手にとる
    ○ 本の内容や技術について語り合う
    ○ 気になっていた著者に感謝を伝える

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  17. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 17
    技書博の目的
    ● 技書博は本を売買することが主目的ではない
    ○ 同好の志がつながる場所
    ○ 新たな技術に出会える場所
    ○ 成長のきっかけをつかめる場所
    ● 技書博を通してエンジニアの成長を応援する
    ○ アウトプットを始める/続ける
    ○ 新しい技術に出会う

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  18. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 18
    もし技書博がオンラインだったら?
    ● 本の重み(物理)が感じられない
    ● 本の売買が前面に出てしまうかも
    ● 参加者を数字として捉えてしまうかも
    ● 偶然の出会いが起こりづらい
    ● 感想が届きづらい
    ● 出展/参加していることを感じづらい
    ● コミュニケーションが一方通行になりがち
    ● 最適な体験を設計できない、解決策が思いつかない:;(∩´﹏`∩);:

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  19. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 19
    オフラインを継続した私たち
    ● 中止が続き凹みまくってモチベ地獄
    ● キャンセル費などで赤字が重なり涙目🥺
    ● 参加者が激減
    ● 協賛も激減、お願いしづらい雰囲気
    ● それでもオフライン開催を続けた
    ● 技術同人誌という文化をなくしたくなかった(๑و`•ω•’)و
    ● 参加してくれる人はいるし私たちの意思は伝わる
    ● 一度なくしたものは取り戻せない

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  20. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 20
    オフラインで享受できるもの
    ● たとえばカンファレンスだと…
    ● 相手の顔・表情・動きがわかる
    ● 感想を発表者に直接伝えられる、仲良くなれる
    ● 外界と遮断されて集中できる
    ● 現場の熱量を感じられる
    ● 参加者同士のコミュニケーションが生まれる
    ● 聴きたいセッション以外に参加する

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  21. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 21
    ● オフラインが常にベストじゃない
    ○ 距離や身体的ハードルがある人には?
    ○ 時間を変えたり何回も視聴したい場合は?
    ○ オンライン開催が最適な場合もある
    ● イベントを通じて体験を提供する
    ○ 参加者により熱量を届けられる方法は?
    ○ 参加者がより主体性をもてる方法は?
    ○ コミュニケーションが双方向になるためには?
    オンオフの特徴を捉える

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  22. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 22
    コミュニティ運営で忘れたくないこと
    ● 素敵な体験を届ける
    ○ アクションを起こしたくなる設計
    ○ レスポンスしたくなるような設計
    ○ 学ぶだけで終わりにしない設計
    ○ セレンディピティが生まれるような設計
    ● アウトプットを応援する
    ○ コンテンツが生まれ続けるコミュニティにする
    ○ 次世代のヒーローを育てることがコミュニティ全体の課題

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  23. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 23
    オフラインコミュニティの今後
    ● コミュニティを再び育てる
    ○ 開催していない期間に忘れ去られている
    ○ コミュニティ離れが進んでいる
    ○ 企業参入により大手化が進み、競争が激化している
    ● 運営のリハビリをする
    ○ 運営ノウハウを忘れている
    ○ 運営者の人口が減っている
    ○ イベント会場選びなどノウハウがリセットされている

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  24. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 24
    2023年は再起の年

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  25. 第八回技術書同人誌博覧会 in 名古屋 5/28 開催 🎉 サークル参加募集中 | gishohaku.dev |
    PR 25
    総括
    ● 技書博は協賛企業を募集中です

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  26. @名古屋
    第八回
    2023 年
    5 月
    28 日
    🎉 参加サークル募集中 🎉
    東京都
    第九回
    2023 年
    11 月
    25 日
    (6月初旬募集開始予定)

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