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MeetUP2_E2Eテストと自動化への取り組み_20220419

 MeetUP2_E2Eテストと自動化への取り組み_20220419

BrainPad

May 31, 2022
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Transcript

  1. ©2017 BrainPad Inc. 名前
 • 高橋 聡 (タカハシ ソウ)
 
 所属


    • 株式会社ブレインパッド
     プロダクトビジネス本部 開発部
 • Rtoaster reach+の開発担当
 
 
 趣味
 • 最近:パスタ・ゴルフ
 • ラグビー・ハンバーガー 
 自己紹介 2
  2. ©2017 BrainPad Inc. • Rtoaster reach+ 最初開発スピードを重視していたので運用面に関し て考慮できていなかった部分が多数存在しました。 • CI/CD導入による自動化などには取り組み運用、まだ属人的な運用が

    課題として残っています。 • 課題の中からパッケージ管理やE2Eテストへの取り組みについて今回 お話しできたらと思います。 背景 5
  3. ©2017 BrainPad Inc. 開発環境 6 • 言語 ◦ Python, TypeScript,

    javascript • フレームワーク ◦ Flask, Vue.js • インフラ ◦ App Engine, BigQuery, Firestore, Dataflow他... • ソースコード管理 ◦ Bitbucket • その他 ◦ CircleCI, Terraform
  4. ©2017 BrainPad Inc. • Rtoaster reach+ではパッケージのバージョンアップに関して新しくライブラリを 追加する際やセキュリティの問題があった際にバージョンアップをする運用に なっています。 • Poetry

    やnpmなどでパッケージの依存関係には考慮していますが、自動化 はできていません。またTerrafromのパッケージなどは考慮に入っていないの でバージョン管理ができていない状況です。 • そこでRenovateを導入して依存関係の更新を自動化しようと現在取り組んで います。 課題 - パッケージ管理 - 8
  5. ©2017 BrainPad Inc. プルリクエストの制限 • プルリクエストを自動で作ってくれるのはいいですが、数が多すぎると開発への影響も出るため制 限を現状10程度に設定しようと考えています。 実行頻度 • プルリクエストの作成頻度はスプリントミーティングの前日に作成するようにしてスプリントでチーム

    で確認しマージする運用を考えています。そうすることで開発作業のPRと混在することがなくなるの で開発作業のストレスにならないと考えています。 アップデートの除外 • Rtoaster reach+は現在リファクタリング中ということもあり利用されなくなるライブラも存在します。 それらのライブラリをrenovete.jsonで除外設定することができます Renovateの運用 11
  6. ©2017 BrainPad Inc. Patchをオートマージしたい • メジャーやマイナーバージョンアップに関してはQAで回帰テストを行う必要性があるにしてもPatch のバージョンアップで毎回回帰テストを行うのはQAに負担がかかるので安全を担保しつつオート マージがしたい。 回帰テストの負担 •

    オートマージはしたいがRtoaster reach+では単体テストの自動化などは取り組んでいたが、E2Eテ ストの導入はできていなかった。 これらの課題解決のためE2Eテスト(TestCafe)の導入にも取り組んでいます。 Renovate導入の中での課題 13
  7. ©2017 BrainPad Inc. Renovateの運用 • E2Eテストで回帰テストの80%~90%くらいまでカバーして快適にRenovateを運用できるように したいと考えております。 配信までのチェック • Rtoaster

    reach+は配信サービスなのでアプリプッシュ通知の確認までテストできたらと考えて います。TestCafeはモバイル端末でのテストも可能なので考慮すべき点は多いと思いますが 可能だと考えています。 今後について 21