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スクラム導入の舞台裏:QAエンジニアがスクラムマスターになるまで

bubo
October 01, 2024

 スクラム導入の舞台裏:QAエンジニアがスクラムマスターになるまで

bubo

October 01, 2024
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  1. Copyright © bubo Inc. All rights reserved. 自己紹介 2 名前

    橋本 一輝(QAエキスパート) 略歴 QAエンジニアとして10年以上の経験を持ち、エンジニア、マネージャ、コンサルタント など、さまざまな役割を経験。 これまで、Windowsシステムや組み込み製品など、多様なドメインでのQA支援を提供し てきた。 アジャイルやウォーターフォールなど、さまざまな開発モデルに対応し、品質保証のプロ セスを最適化している。 また、スクラムマスターとして、チームの自己組織化やアジリティの向上を支援している。 資格 • JSTQB Advanced Level テストマネージャ • JSTQB Advanced Level テストアナリスト • JSTQB Specialist 自動車ソフトウェアテスト担当者 • 認定スクラムマスター 専門分野 • アジャイルQA、テストプロセス、チームビルディング
  2. Copyright © bubo Inc. All rights reserved. 社名 株式会社bubo 業務

    アジャイルQAの コンサルティング URL www.bubo.inc 「新しい」モノを、 「良い」モノに。 私たちは、アジャイル開発プロジェクトに対して総合的なテスト活動の支援とソ フトウェアテストのコンサルティング業務を提供しています。 会社紹介 3 要求要件 定義 基本設計 詳細設計 実装 単体テスト 結合テスト システム テスト アジャイル開発プロセスに品質を組み込む テストプロセス改善による全体最適 品質の折り込みレビュー 目的駆動型のテスト戦略 品質スペシャリストの投入 品質の可視化とフィードバック リスクと価値に効くメトリクス
  3. Copyright © bubo Inc. All rights reserved. Outline 1. なぜスクラムマスターになろうと思ったのか

    2. スクラムマスターになるために取り組んだこと 3. スクラムマスターになって実践したこと 4. スクラムを導入してどう変わったのか 5. まとめ 5
  4. Copyright © bubo Inc. All rights reserved. プロダクトA プロダクトB プロダクトC

    Q A 7 なぜスクラムマスターになろうと思ったのか
  5. Copyright © bubo Inc. All rights reserved. 11 なぜスクラムマスターになろうと思ったのか 100

    50 30 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 フルアサイン 2案件兼務 3案件兼務 1案件あたりの稼働率 稼働率
  6. Copyright © bubo Inc. All rights reserved. 12 なぜスクラムマスターになろうと思ったのか 10

    10 40 30 50 10 30 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 フルアサイン 2案件兼務 3案件兼務 ロール コーチ マネージャ エンジニア ???
  7. Copyright © bubo Inc. All rights reserved. 17 なぜスクラムマスターになろうと思ったのか 10

    10 40 30 50 10 30 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 フルアサイン 2案件兼務 3案件兼務 ロール コーチ マネージャ エンジニア スクラムマスター 仮説
  8. Copyright © bubo Inc. All rights reserved. 書籍 • SCRUM

    BOOT CAMP THE BOOK [翔泳社] • アジャイルサムライ [オーム社] • いちばんやさしいアジャイル開発の教本 [インプレス] • カイゼン・ジャーニー [翔泳社] 24 スクラムマスターになるために取り組んだこと
  9. Copyright © bubo Inc. All rights reserved. カンファレンスへの参加 • DevOpsDays

    Tokyo 2024 • Developers Summit 2024 KANSAI 各種ウェビナーへの参加 • アジャイル開発 • スクラム 等 25 スクラムマスターになるために取り組んだこと
  10. Copyright © bubo Inc. All rights reserved. • スクラムを導入する経緯の説明 •

    チームとして目指す姿を共有 ◦ 自己管理型であること ◦ アジリティを向上させること ◦ …等 • スクラムの解説 30 スクラムマスターになって実践したこと
  11. Copyright © bubo Inc. All rights reserved. • スクラムを導入する経緯の説明 →

    スタート地点 • チームとして目指す姿の共有 → ゴール地点 ◦ 自己管理型であること ◦ アジリティを向上させること ◦ …等 • スクラムの解説 → ゴールに向かう過程 31 スクラムマスターになって実践したこと
  12. Copyright © bubo Inc. All rights reserved. • バックログの管理方法の決定 •

    スプリント期間の決定 • デイリースクラムの開催方法/時間の決定 • スプリントレトロスペクティブのフレームワークの決定 33 スクラムマスターになって実践したこと
  13. Copyright © bubo Inc. All rights reserved. • バックログの管理方法の決定 →

    Teams-Planner • スプリント期間の決定 → 1Week • デイリースクラムの開催方法/時間の決定 → オンライン/朝 • スプリントレトロスペクティブのフレームワークの決定 → YWT 34 スクラムマスターになって実践したこと
  14. Copyright © bubo Inc. All rights reserved. • 各メンバーがタスクに責任をもって業務を進めるようになった。 •

    状況の見える化と共有(透明性の向上)ができるようになった。 • 変化にも柔軟に対応できるようになった。 • コミュニケーションが活性化した。 • 問題意識、改善思考が向上した。 ➢ 自己管理型チームへの変化 ➢ アジリティが向上 ➢ チーム意識が向上 37 スクラムを導入してどう変わったのか
  15. Copyright © bubo Inc. All rights reserved. 39 スクラムを導入してどう変わったのか 10

    10 10 40 30 50 10 20 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 フルアサイン 2案件兼務 3案件兼務 ロール コーチ マネージャ エンジニア スクラムマスター
  16. Copyright © bubo Inc. All rights reserved. • スクラムイベントのKAIZEN ◦

    バックログ:Teams-Planner → JIRA ◦ スプリント期間:1Week → 2Week ◦ デイリースクラム:オンライン/朝 → オンライン・対面/夕 ◦ スプリントレトロスペクティブ:YWT → KPT • 業務のKAIZEN ◦ ペア/モブワークの採用(期間の短縮、質の向上、知識/スキルの 継承) ◦ 定型業務のローテーション(スキル、知識の平準化) 42 スクラムを導入してどう変わったのか