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2026-09-11 【Snowflake World Tour Tokyo 2026】Sno...

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September 11, 2026

2026-09-11 【Snowflake World Tour Tokyo 2026】Snowflakeを起点に、AI Agentが自律稼働し続ける未来へ / Driving AI Agents with Snowflake

2029-09-11 に開催された『Snowflake World Tour Tokyo 2026』ランチセッションでの登壇資料です。
https://snowflake-event.jp/content/LS3117/

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September 11, 2026

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Transcript

  1. ⾃⼰紹介 civitaspo (キビタスポ/ きびちゃん) バクラク事業部 BizOps部 データグループ マネージャー Links 𝕏

    civitaspo civitaspo.com civitaspo 画像を⼊れてね その他 Snowflake Data Superhero 2026 Snowflake九州ユーザー会 主宰 Sigma User Community Japan 運営 © LayerX Inc. 3
  2. 業務をつなぎ、仕事の完了を届けるサービス群 差し戻しゼロへ。バクラク、AIエージェント「AI申請レビュー」をリリース。 AIが⾃社の規程‧ルールに基づき経費精算申請を即時レビュー AIエージェント「AI明細仕訳」 をリリース。明細OCR×⽣成AIで、明細⾏が多 い‧毎回取引内容が変わる請求書の処理を⾃動化。 - バクラク バクラク経費精算、AIが申請不備を検知‧指摘する「AI申請レビュー」全ユー ザーへの提供開始

    〜9割の企業が抱える「⼿戻り」を解消。設定機能アップ デートにより、⾃社規定のAI実装が容易に LayerX、「バクラクAIエージェント」の新機能として「領収書分割エージェン ト」を提供開始 バクラク債権管理、「⼊⾦消込エージェント」を提供開始。⽇々のログイン不 要で⼊⾦確認から消込まで⾃動化 LayerX、「バクラクAIエージェント」の新機能として「AI勤怠初期設定」を提 供開始 AIが就業規則を読み解き、複雑な有給休暇の付与ルールを⾃動提案 © LayerX Inc. 9
  3. Agenda ⽬次 • ✅⾃⼰紹介 / 会社紹介 • 今⽇のトピック • LayerXのデータ基盤の歴史

    • 現在のデータ基盤の概観 • リアルタイムデータ収集とタイムトラベル • ⾮構造化データを含むコンテキスト集約 • データ保護機能等を⽤いた安全なデータ提供 • まとめ
  4. LayerXのデータ基盤の歴史と現在 ⾏動指針 Bet AI が会社に浸透、AI Agent が業務の中⼼へ 「Bet AI」の社内浸透 •

    2025年にアップデートした⾏動指針「Bet AI」が全社 規模で深く定着。 ⼤規模なAI活⽤ • 社内でのAI利⽤は、⽉間数千億トークンを消費する規 模へと急拡⼤。 データ基盤の利⽤者がAI Agentへ • AI Agent が⾃律的に探索‧意思決定を⾏うためのデー タ基盤へと変化。 © LayerX Inc. 出典: LayerX、⾏動指針を「Bet AI」にアップデート。AIをフル活⽤し、AIの社会実装を加速 / Bet AIから⼀年、AI活⽤の先に⾒えてきた次の組織のかたち|Matsumoto Yuki 17
  5. LayerXのデータ基盤の歴史と現在 AI Agent 基盤は社内で整備されつつある Shepherd (内製MCPサーバ) 🤖 haro (内製Coding Agent)

    © LayerX Inc. etc… 出典: AIに "賭ける": LayerX の AI エージェント基盤と活⽤最前線 / Building an AI Agent Platform at LayerX - Speaker Deck / 「AIエージェントが業務を進める世界」を⾃社で体現する──社内開発ツール「Shepherd」 が全社インフラになるまでの舞台裏【Bet X】|LayerX / Built Our Own Background Agent at LayerX - Speaker Deck 18
  6. LayerXのデータ基盤の歴史と現在 社内のAI Agentの⼒を、最⼤限発揮するためのデータ基盤へ 背景‧前提 ⾃律的なAI活⽤と基盤の整備 データ基盤の「基礎⼒」を極限まで⾼める AI Agentが能⼒を100%発揮するための、最⾼⽔準のデータ環境 ①「Bet AI」の⽂化醸成

    全社規模でのAI活⽤への理解と試⾏錯誤 ② AI Agent基盤の整備 環境が整い、AI Agentの開発が加速 © LayerX Inc. リアルタイム性 タイムトラベル データの多様性 安全なデータ利⽤ 現場の「今」に即 応してAgentが⾃ 律判断できる⾼速 データ連携 過去のコンテクス トを再現すること による迅速な評価 ⾮構造化データを 含む社内のあらゆ るコンテキストの 網羅 厳格なガバナンスを 担保した⾃由で安全 な探索環境 19
  7. 現在のデータ基盤の概観 現在のデータ基盤 コアとなるデータ • • • • プロダクトデータ アプリケーションログ 営業活動データ

    企業‧顧客データ AI Agentのためのデータ • • • • • Web検索結果 動画書き起こし サポート記事 問い合わせチケット etc… © LayerX Inc. 21
  8. 現在のデータ基盤の概観 Snowflake が全社を⽀えるデータ基盤技術へ • • コーポレート部⾨や Ai Workforce事業部でも Snowflake の利⽤が拡⼤

    事業部横断でデータ基盤の設計思想が共有‧浸透 バクラク事業部 © LayerX Inc. コーポレート (Corporate) 出典: 2025 年のコーポレートエンジニアリング室におけるプラットフォーム的進化を振り返る - LayerX エンジニアブログ Ai Workforce事業部 22
  9. Agenda ⽬次 • ✅⾃⼰紹介 / 会社紹介 • ✅今⽇のトピック • ✅LayerXのデータ基盤の歴史

    • ✅現在のデータ基盤の概観 • リアルタイムデータ収集とタイムトラベル • ⾮構造化データを含むコンテキスト集約 • データ保護機能等を⽤いた安全なデータ提供 • まとめ
  10. リアルタイムデータ収集とタイムトラベル なぜリアルタイムデータ収集とタイムトラベルが重要なのか リアルタイムデータ収集の重要性 タイムトラベル機能の重要性 常時稼働するAI Agentには「Daily / Hourly」 では遅すぎる 本番環境でABテストができない業務AI

    Agent の評価に必須 • 従来のバッチ連携では、リアルタイムに変化 する状況に合わせた迅速な意思決定や⾃律的 アクションで成果が最⼤化されない • ミッションクリティカルな業務システムでは、 本番環境でABテストなどを実施することが困 難 • 状況やビジネスが変化した「その瞬間」を捉 えてアクションを起こすことで、機会損失を防 ぐ • タイムトラベル機能により、「データがその当 時どうだったか」を完全に再現し、過去の状 況をベースに評価を⾏う • ⼈間には不可能なレベルの即時対応(即応 性)をAI Agentで⾃動化し、ビジネス価値を最 ⼤化 • 新しいAIモデルやプロンプトの挙動を、過去の 状況を⽤いて即座にバックテスト(評価‧検 証)が可能 © LayerX Inc. 25
  11. リアルタイムデータ収集とタイムトラベル プロダクトデータベースのニアリアルタイム連携 • • • • © LayerX Inc. データベースのChange

    Data CaptureをDebeziumで取得 Managed Streaming for Apache Kafkaを経て、Snowflakeへ 公式Connectorであるgithub.com/snowflakedb/snowflake-kafka-connectorはSnowpipe Streaming V2もサポートしており、データベースへの書き込みから1分以内に書込完了 リアルタイム性を担保したことで、データベースの変更をトリガーにAI Agentを実⾏可能に 出典: 『AI Agentのビジネス価値を計るバックテスト基盤の構築』を⽀えるSnowflake上での任意時点のスナップショット取得を実現するデータパイプライン - LayerX エンジニアブログ 26
  12. リアルタイムデータ収集とタイムトラベル Debezium • • • 様々なデータベースからCDCを取得するOSS ◦ MySQLの場合は binlog から

    ◦ PostgreSQLの場合は WAL から Kafka Connectを使⽤している場合は exactly-once semantics で動作させることが 可能なため、重複や⽋損なくデータを Kafka に吸い出せる。 内部的には、binlog のファイル名とpos/row をKafka Connectのメモリ上で管理し、毎回確 認することで重複‧⽋損を防いでいる。 © LayerX Inc. 出典: Debezium 27
  13. リアルタイムデータ収集とタイムトラベル Snowpipe Streaming V2 • • • SnowflakeでStreaming Data Ingestionを実現する機能

    2025/09/23にV2がGAし、テーブルあたり10GB/sのスループットが出る 書き込みから読み出せるようになるまで5~10秒程度 © LayerX Inc. 出典: https://docs.snowflake.com/en/user-guide/snowpipe-streaming/snowpipe-streaming-high-performance-overview 28
  14. リアルタイムデータ収集とタイムトラベル DynamoDBのニアリアルタイム連携 • • • © LayerX Inc. DynamoDBのChange Data

    CaptureをDynamoDB Streams経由で取得 EventBridge Pipes経由でData Firehoseへ転送し、Snowflakeへ Data Firehoseは配信先としてSnowflakeをネイティブにサポートしている 29
  15. リアルタイムデータ収集とタイムトラベル Data Firehoseの配信先としてのSnowflake • • • • Snowflakeの接続情報と配信先テーブル情報の設 定のみで、ストリーミングデータパイプライン を構築できる

    内部実装は Snowpipe Streaming V1 であるた め、V2 ほどのスループットは出ない Data Firehose到達から、約5秒以内にSnowflake へロードされる Data Firehose から Snowflake へは exactly-once semantics で配信される © LayerX Inc. 出典: Snowpipe StreamingとAmazon Data Firehoseを使⽤してSnowflakeにストリームデータをロードする #ベッテク⽉間 - LayerX エンジニアブログ 30
  16. リアルタイムデータ収集とタイムトラベル 外部サービス群のニアリアルタイム連携 • • • © LayerX Inc. ⼀部の外部SaaSは、Webhookで変更‧イベントを通知できる API

    Gateway等でエンドポイントを構築‧Webhookを受信し、CDC相当のデータとして扱う このデータをSnowflakeへ格納することで、AI Agentが参照できるリアルタイムデータとなる 31
  17. リアルタイムデータ収集とタイムトラベル Salesforceのデータをリアルタイム連携するのは難しい • • • © LayerX Inc. SalesforceにはEventBridge統合や、Data 360とSnowflakeのゼロコピー統合も存在する

    しかし、契約コストが⾼く、弊社では採⽤しない⽅針 現在は、dbt と Snowpark による Hourly Incremental Load で運⽤ 出典: Receiving events from Salesforce in Amazon EventBridge / About Salesforce Data Cloud and Snowflake / BigQueryからSnowflakeへ移管して作る最強のデータ基盤 〜Data Ingestion編〜 - Speaker Deck 32
  18. リアルタイムデータ収集とタイムトラベル 検証中 業務のインターフェースとしての、Sigmaへの期待 • 弊社がBIツールとして採⽤するSigmaは、 Salesforce や Snowflake への書き戻しが可能 Salesforce

    上の業務を Sigma 上へ徐々に移すこ とで Salesforce にしか存在しない業務イベントを Snowflake へリアルタイムに格納できる © LayerX Inc. 出典: Integrate Salesforce using API Actions / Create and manage warehouse views | Sigma Documentation • 33
  19. ⾮構造化データを含むコンテキスト集約 なぜ⾮構造化データの集約が必要なのか 構造化データだけでは 世界を表現できない 多様なコンテキストの集約が AI Agentの進化を⽀える 定量データ(結果)の裏にある「⽂脈(理由)」の⽋落 意思決定を⽀える「コンテキストの網羅性」 構造化データが⽰すのは、すでに起きた「結果」や「状

    態」の断⽚にすぎない AI Agent が⾃律的に、より賢く動くためには、インプッ トされる情報の網羅性(コンテキスト)が極めて重要 真の意思決定に必要な「なぜ起きたのか」という背景 は、商談、メール、チャットなどの膨⼤な⾮構造化デー タの中に存在する ⾳声やドキュメントなどの⾮構造化データは、コンテキ ストを構成する重要な要素であり、これらを適切に集約 し届けることが、⾼度な判断を⽀える⼀助となる © LayerX Inc. 37
  20. ⾮構造化データを含むコンテキスト集約 Web検索結果をSnowflakeへ格納 • • • dbt Python model として実装した Snowpark

    から Azure OpenAI をCall Responses API の Web Search で公開情報を 取得し、Snowflakeへ格納 ニュースやプレスリリースなどの情報を取得 するために利⽤ 出典: ⼈⼿のリサーチをデータパイプラインに。dbt Python model × LLM Web Searchで公開情報を Snowflakeに載せるまで - LayerX エンジニアブログ © LayerX Inc. 38
  21. ⾮構造化データを含むコンテキスト集約 動画書き起こし結果をSnowflakeから参照 • • • © LayerX Inc. Google Meet

    や Zoom などのミーティングソリューションは動画書き起こし機能を持つ それらの書き起こしをS3に再格納し、External TableとしてSnowflakeから参照 AI_COMPLETE を使⽤したキーワード抽出、AI_EMBED を使⽤したEmbeddingの後、 VECTOR_COSINE_SIMILARITY 等を使⽤して、検索‧分類‧推薦に利⽤ 出典: AI_COMPLETE | Snowflake Documentation / AI_EMBED | Snowflake Documentation / VECTOR_COSINE_SIMILARITY | Snowflake Documentation 39
  22. データ保護機能等を⽤いた安全なデータ提供 なぜ安全なデータ提供が必要なのか 安全なデータ利⽤が AI Agentの価値を最⼤化する ⼈間以上に厳密な きめ細かな権限管理の必要性 セキュリティと利便性の両⽴がもたらす⾼い信頼性 事故を未然に防ぐ、きめ細やかなアクセス制御 AI

    Agentの能⼒を極限まで引き出すためには、社内の多様な データを安全にインプットできる環境が不可⽋ AIが本来閲覧してはいけないデータまで参照してしまうと、 不適切な情報の出⼒や、重⼤なセキュリティ事故が発⽣する リスクが⾼くなる しかし、安全性を⽋いた状態でのデータ利⽤は、情報漏洩や 重⼤な事故のリスクを⾼める © LayerX Inc. ⼈間に対する権限設定よりも、さらに細かい粒度で厳密に データへのアクセスを管理し制御する仕組みが必要 42
  23. データ保護機能等を⽤いた安全なデータ提供 dbt と Snowflake を使い、多層的にデータを統制する dbt の静的解析やCI、および、Snowflakeのデータ保護機能を組み合わせ、開発から公開までの多層的な統制を⾃動強制 LAYER 01 LAYER

    02 LAYER 03 LAYER 04 モデル依存関係 ⾏レベル制御 列レベル制御 公開経路制御 強制タイミング 強制タイミング 強制タイミング 強制タイミング データ作成時 (CI時) クエリ実⾏時 クエリ実⾏時 データ設計時 仕組み 仕組み 仕組み 仕組み dbt-authorized-models Row Access Policy Masking Policy Secure Data Sharing ビルド前にモデルの依存関係を CIで⾃動検査。不正な依存構造 を持つモデルの作成を未然に防 ⽌します。 Snowflakeがクエリ時に⾏を⾃ 動判別。ユーザーロールに応じ た閲覧可能レコードの⾃動絞り 込みを動的に実施します。 クエリ実⾏時に列単位でのマス ク表⽰を動的に実⾏。権限が不 ⾜するユーザーに対し、重要情 報を隠蔽します。 制限領域から許可データのみを 抽出‧公開する、安全な経路を 設計。未許可データが内部公開 の経路へ流出するのを遮断しま す。 © LayerX Inc. 出典 2026-09-10 【Snowflake World Tour Tokyo 2026】dbt Core と Snowflake で実現する多層的なデータガバナンス / Multi-Layered Data Governance Powered by dbt Core and Snowflake - Speakerdeck 43
  24. おわりに AIエージェントの能⼒を最⼤化する「データ基盤の3つの基礎⼒」 01 02 03 リアルタイムデータ収集と タイムトラベル ⾮構造化データを含む コンテキスト集約 データ保護機能を⽤いた

    安全なデータ提供 即時対応(速応性) ⾮構造化データの重要性 セキュリティと利便性 「Daily/Hourly」のバッチ処理では遅い。状況変 化の「その瞬間」を捉えた⾃律アクションによ り、機会損失を防⽌。 構造化データは「結果」のみ。意思決定に必要 な「理由や背景(⽂脈)」は、⾳声‧メール‧ チャット等の⾮構造化データに存在。 極限まで能⼒を引き出すためには社内データの 安全なインプットが不可⽋。安全性を⽋いた利 ⽤は情報漏洩リスクを⾼める。 再現とバックテスト 網羅性が⽀える⾼度判断 厳密なアクセス制御 本番環境でABテストが困難な業務AIに対し、過 去データを完全再現。新モデルやプロンプトの 評価‧検証を安全に実⾏。 多様なコンテキストを網羅的に集約してAIエー ジェントに届けることで、⾃律的かつ極めて賢 い⾼度な判断を実現。 AIの不要データ参照による重⼤事故を防ぐため、 ⼈間に対する設定よりもさらにきめ細かな粒度 での権限管理が必要。 © LayerX Inc. 45