会⻑ ⽻村市⽴⽻村第⼀中学校 校⻑ 2024年6⽉より、アラムコ‧アジア‧ジャパン株式会社様の助成のもとで2か年間実施 された「アラムコSTEAMチャレンジ」は、中学校技術分野の「情報と技術」を始めとする 学習に⼤きな成果をあげたと評価します。 実践的‧体験的な活動を通して学びを深める技術‧家庭科では、効果的な教材‧教具は 不可⽋であり、本事業でのハードウェア教材⽀援により、学習環境が整備され、⽣徒の学 びが⼀層深まったと考えます。このことは、実際に授業を受けた⽣徒のアンケート結果で 、91.4%の⽣徒が理解の深まりを実感していることからも読み取ることができます。 現在、改訂に向けた議論が進められている情報‧技術科(仮称)の「情報技術や情報を 基盤とした⽣産技術」の学びにも、本事業の成果が広く共有され、⽣徒の学びが深まるこ とを期待します。 選考委員からの講評 本事業の2年間にわたる継続的な実践により、⽣徒と先⽣⽅の双⽅に変容が⾒られまし た。 ⽣徒は実践‧体験的な活動を通して試⾏錯誤し、「なぜそうなったか」「どう改善すべき か」を論理的に整理し、他者へ伝える⾔語能⼒を向上させました。課題設定も⾝近なもの へと深化したり、単なる「製作」ではなく技術の仕組みを理解した「改良‧再設計」へと 発展したりした点は、STEAM教育の本質を捉えた⼤きな成果です。 この背景には、先⽣⽅が題材計画を再構築し、伴⾛者として歩まれた真摯な姿勢がありま した。アンケートでも全体的に肯定的回答が増加しており、取組の継続によりさらなる向 上が期待されます。⼀⽅で、⽣徒の経験値に左右されず学びを深めるためには、先⽣⽅の 伴⾛者としての資質向上や、継続的な⽀援体制の構築が不可⽋であるということも強く感 じました。 今後、先⽣⽅が培われた⼒が、⽣徒の学びをより創造的なものへ発展させていくことを強 く期待しています。