Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
220224 業務改善の進め方~抵抗勢力と出会ったら~ リビカル元山さん
comucal
PRO
February 24, 2022
Technology
0
860
220224 業務改善の進め方~抵抗勢力と出会ったら~ リビカル元山さん
comucal
PRO
February 24, 2022
Tweet
Share
More Decks by comucal
See All by comucal
220628 「Google AppSheet」タスク管理アプリをライブ作成 吉積情報伊藤さん
comucal
PRO
0
210
ファリシテーテョンそれでいいの? 株式会社コミュカル Mitz
comucal
PRO
0
95
_行きつく先は2C_についてコミュニティ目線で考える_株式会社コミュカル_Mitz.pdf
comucal
PRO
0
55
220523 バッチファイルは伊達じゃない かーでぃさん
comucal
PRO
0
160
220510 プロセスマイニングを学ぶ PLAY与田さん
comucal
PRO
0
970
コミュニティを成功させるために必要なこと 株式会社コミュカル Mitz
comucal
PRO
1
1.6k
駒谷と学ぶコミュニティ論01 With コミュカル Mitz
comucal
PRO
0
1.4k
220425 WinActorブラウザシナリオ作成徹底解説 NTTATさん
comucal
PRO
0
760
220408 集客!盛上げ!さぁどうする?! 株式会社コミュカル Mitz
comucal
PRO
0
3.8k
Other Decks in Technology
See All in Technology
ラブグラフ紹介資料 〜プロダクト解体新書〜 / Lovegraph Product Deck
lovegraph
0
250
The application of formal methods in Kafka reliability engineering
line_developers
PRO
1
180
Retca Cloud
bau
0
510
WACATE 2022 夏 ワークショップの目的
imtnd
0
120
Building smarter apps with machine learning, from magic to reality
picardparis
4
3.2k
What's new in Vision
satotakeshi
0
210
Build 2022で発表されたWindowsアプリ開発のあれこれ振り返ろう
hatsunea
1
380
ソフトウェアライセンス 2022 / Software License 2022
cybozuinsideout
PRO
1
1.1k
誰が正解を知っているのか / Who knows the right answer
takaking22
1
240
データエンジニアリングの潮流を俯瞰する
tetsuroito
1
730
eBPF for Security Observability
lizrice
0
170
PUTとPOSTどっち使う?
hankehly
0
260
Featured
See All Featured
Side Projects
sachag
450
37k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
157
12k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
16
8.3k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
34
6.5k
Adopting Sorbet at Scale
ufuk
63
7.6k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
334
37k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
19
1.2k
Designing with Data
zakiwarfel
91
3.9k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
225
120k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
19
1.4k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
196
16k
Navigating Team Friction
lara
175
11k
Transcript
株式会社リビカル 元山文菜 業務改善の進め方 ~抵抗勢力と出会ったらどうする!?~
2 コンセプト 株式会社リビカルの由来は、Re-engineeringBusinessCulture 私たちは「ビジネス」を再構築することで誰もが「働く」を楽しめる社会を目指します。 ~「働く」を楽しむ仕組みづくりにこだわります~ ~「働く」を楽しむ意識づくりにこだわります~ ICTや業務・組織構造の設計により仕事そのものの仕組みを作ります。そして、働く方の意識を変 革させます。両輪を回し続けることで、その組織文化を変え、誰もが自分に合った「役割」を全うし「働く」を楽し める社会を目指します。 社名
株式会社リビカル 所在地 東京都港区浜松町2丁目2番15号 代表者 元山文菜 資本金 3,000,000円 事業内容 業務コンサルタント・システム受託開発導入支援・RPA導 入支援 ―会社情報-
事業概要 3 「働く」を楽しめる社会に “構造”改革 “個人”改革 BPR(ビジネスプロセスリエンジニ アリング)コンサルティング 業務系システム導入支援 (パッケージ選定から機能追加) 基幹系システム開発から導入支援
RPA(Winactor)導入支援 WLB(ワークライフバランス)認定講師 ダイバーシティマネジメント研修・セミナー タイムマネジメント研修 TECHNOLOGY CONSULTING 講演・セミナー ソフトとハードの両面からビジネスを変革させることで、真の働き方改革を実現させます!
プロフィール 5 株式会社リビカル 代表取締役元山文菜(AyanaMotoyama) 大学卒業後,株式会社サクラクレパスに入社。その後,富士通株式会社に転職。2017年に独立し,現在の株式会社リビカルを 設立。障がいや難病女性向けのNPO運営の顔ももつ。「多様性×業務改善で,はたらくを楽しむ人を増やしたい」をテーマに, 業務や組織構造の再設計を手がける。個人や企業にとっての「価値ある時間の創出」「経営資源の拡大」を支援。 これまで,BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング),BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)やRPA(ロボティク スプロセスオートメーション)導入支援と,個々人に対する時間管理術の改善をあわせて実施することで,組織への生産性を最 適な手段で向上させる。そのほか,業務プロセス改善,タイムマネジメント,ダイバーシティマネジメントをテーマにした講演
活動も精力的におこなっている。 BPIE認定番号00680231ビジネス・プロセス革新エンジニア WLB(ワークライフバランス)上級認定講師 ーメディア実績ー 日本経済新聞~折れないキャリア~ 日経WOMAN~HERLIFEHISTORY~ NHK~おはよう朝日~ 朝日新聞~ひと~ 読売新聞朝刊 北海道新聞~社会面~など
6 書籍の発売 沢渡あまね,元山文菜著 四六判/208ページ 定価(本体1,580円+税) ISBN978-4-297-11639-2 2020年11月6日(金)発売! 業務改善の問題地図 ~「で、どこから変える?」進まない、続かない 、だれトク改善ごっこ~
7 本日お話しする内容 1.業務改善の始めかた 2.抵抗勢力との向き合いかた 3.まとめ
「改善」と「改革」の違いを知っていますか? 「改善」「改革」 DXとは業務改革です! ・現状肯定 ・ビジネスの前提を変えずに、そ の範疇で創意工夫 ・いまあるもの(プロセス)をより よくする ・価値創造。現状否定。 ・自組織が有する強みをベース
に顧客視点で、全く新しいビジ ネスモデルやプロセスを生み出 す。
家のリフォームに例えると ✓ 業務改善 日々の生活の中で不便を感じる壁紙やお風呂の床などを直す ✓ 業務改革 自分たちにとってどんな暮らしが理想かを考え、「落ち付ける暮らし」という目標を 立てたとして、それを実現させる為に、間取りや部屋数など全てを抜本的に見直し 改修する
10 業務改善の定義を確認しよう 業務改善とは!? ➢ 現状のビジネスは大きく変えません! ➢ ボトムアップ型で実施します。 ➢ 自分たちですぐに取り掛かれる内容であること。 ➢
プロジェクト型ではなくて、日々の業務の一環 として行う。
11 どんな風に進めたら良いの!? チームは? ➢ 自部門で5~10人程度(5~6人がやりやすい) 頻度は? ➢ 週1の週例会(1回30分~60分程度) ➢ 日々実施する朝会・昼会・夕会(1回5分~15分程度)
どんな手法があるの? ➢ 1回目は目標や目的を決めよう ➢ グランドルールを設定しよう ➢ 議事録をつけよう ➢ KPT(ケプト)というフレームワークで進めるとやりやすい ・ ・ ・
12 抵抗勢力
13 モンスター5つのタイプ ネゴシエーションモンスター ネガティブキャンペーンモンスター 評論家きどりモンスター 当事者意識ゼロモンスター 腹落ちしてないモンスター
14 モンスター化するのはなんでなの? 変化へのモヤモヤ 信頼の欠如
15 変化に対するモヤモヤはどんなことがあるの? ・「できてあたりまえ」のモヤモヤ ➡チャレンジして小さな失敗をしてしまうと「たいしたことしてないのにな……」と言われかねない ・仕事がなくなるモヤモヤ ➡「あなたにしかできない」「あの人に聞かなければわからない」という状況が、「仕事ができること」だと勘違い している ・影響力がなくなるモヤモヤ ➡みんなの意見をもとに改善が進み始め、自分の意見が弱まるかもしれない ・お客さんが逃げてしまう(売上が下がってしまう)モヤモヤ
➡効率化が不安。死に物狂いで急ぐことと効率よく成果をあげることを同一視していたり、お客さんの無理難題にこ たえることが成果をあげることだと勘違いしている
16 モンスターマッピングで事前に防止!? モンスターマッピング
17 事前に防ぐには!? コミュニケーションの優先順位を立ててみる
コミュニケーションの攻略法を考える 18
まとめ 19 抵抗勢力化したモンスター達は業務改善という変化の前に長い冬眠から叩き起こされ ただけ!実はずっと前から、組織の中で放置されていたのです。 だからこそ、モンスターは短期間では倒せません!それでも、モンスターが変化する タイミングは絶対くる。 一朝一夕にはいかないと理解しつつ、みんなで頑張りましょー!!! 業務改善活動とはモンスター達との闘いそのものでもあります。
T H A N K Y O U ! A
N Y Q U E S T I O N S ? a.motoyama@rebecul.com +8108043530613 https://www.rebucul.com/