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Global Evidence Summit (GES) 参加報告

森脇大輔
November 08, 2024

Global Evidence Summit (GES) 参加報告

Global Evidence Summit 参加報告会

森脇大輔

November 08, 2024
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  1. 出張目的・用務  目的は「EBPMにおける質的研究の利用」というテーマでの情報収集。 日本評価学会の『日本評価研究』で年度内に論文刊行予定。  プラハ(9/9-15)GES 2024 参加 ・自分の発表はなし ・森俊郎先生のポスター発表代行

     ロンドン(9/15-18)EBPM関係機関訪問・ヒアリング ・EEF(Education Endowment Foundation) ・EPPIセンター(Evidence for Policy & Practice Information Centre) ・Sense About Science 3
  2. GES 2024 のテーマ(Programme Domains) 1. Sustainable development agenda 2. Research

    integrity making evidence accessible 3. Power of synergy in evidence synthesis & synthesis products 4. Evidence translation & implementation 5. Advocating for greater evidence communication & use of evidence 6. From global evidence to local impact 5
  3. From Water Security to Gender and Tax: how facilitated learning

    influenced UK government decision-making James Georgalakis (Institute of Development Studies)  英国の開発・外交政策のエビデンス利用をサポートする K4DD (Knowledge for Development and Diplomacy)という活動の紹介。  英国開発庁(Foreign, Commonwealth and Development Office: FCDO)が資金提供し、大学・研究機関6組織で組織。FCDO の活動 を支援するため、ラピッドエビデンスレビューを提供。  作成した1,200以上のエビデンスレビューとレポートをサイトで提供。 https://k4d.ids.ac.uk/ 6
  4. Evidence Implementation: model development and cultural adaptation Yan Hu (Fudan

    University Centre of Evidence-based Nursing)  医療分野でのエビデンス利用についてのモデルを提示。  エビデンスと実施のギャップは2種類。 ① 研究と政策のギャップ ② 政策と実施のギャップ  エビデンス適用モデル フェーズ:準備、実施、評価、継続 重要な要素:コスト、戦略、協調 等 7
  5. WS: Getting the most out of your information specialist: Improving

    collaboration in systematic and rapid reviews, and related evidence syntheses ※ ワークショップ。グループワークを含むセッション。  テーマ:SR をする際の information specialist との効果的なコラボ レーションについて考える。  3名のスピーカーの話を聞いた後、5グループ(各8名程度)に分か れてディスカッション。各グループにモデレーターが加わる。 Scenario 1:SRを実施するのが博士課程の学生でSRが初めて。 Scenario 2:環境関連の rapid scoping review を翌週までに実施。 8
  6. WS: Integrating findings of qualitative evidence syntheses (QES) with findings

    from intervention effects reviews  テーマ:有効性評価のレビューに、質的エビデンス統合(QES)を どのように統合するかを考える。  SR への質的なエビデンスの統合は新しい分野。コクランとキャンベ ルが共同でガイドラインを作成したことを受けたセッション。  6種類の統合方法を説明した後、4グループ(各6名程度)に分かれ てディスカッション。各グループにモデレーターが加わる。 Activity 1:統合事例を見て、どの統合方法に当たるかを考える。 Activity 2:QESで明らかになった事項(介入において重要なポイント) が、介入研究で考慮されているかを考える。 9