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データサイエンティストをめぐる環境の違い2025年版〈一般ビジネスパーソン調査の国際比較〉

 データサイエンティストをめぐる環境の違い2025年版〈一般ビジネスパーソン調査の国際比較〉

データサイエンティスト協会 調査・研究委員会(委員長:塩谷 周久)は、データサイエンス人材の需給バランス改善を目的に、認知・意識・活用実態を毎年調査しています。2025年は中国を加えた5カ国を対象に、データサイエンティストの社会的認知と生成AIの実務利用を国際比較しました。

リリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000007312.html

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    2 調査概要 (4カ国比較調査) 注:本調査資料の百分率表示は小数点以下を四捨五入しているため、 合計しても100%とならない場合がございます。 注:2022年調査は割付が異なるため、性・年代別均等割付にウェイトバックして計算しています。 日本 アメリカ/ドイツ/インド/中国 調査対象 日本国内在住の就労者(正社員 or嘱託・契約・派遣社員、パー ト・バイトを除く) 各国在住の就労者(正社員or嘱託・ 契約・派遣社員、パート・バイトを 除く) 対象年齢 20~69歳 20~69歳 割当 性・年代で均等割り付け 性・年代で均等割り付け 年代構成 20代:20% 30代:20% 40代:20% 50代:20% 60代:20% 男女1:1 同左 回答者数 2,000人 各国1,000人 実施日 2025年8月28日~9月1日 2025年8月28日~9月4日
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    目次 データサイエンティストに対する認知・興味・イメージ 1 企業におけるデータサイエンティストの位置づけ 2 職場・業務におけるAIの導入 3 データサイエンス関連の資格・スキル、データ分析業務 4 まとめ 5
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    データサイエンティストに対する 認知・興味・イメージ
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    5 データサイエンティストの認知率 Q. あなたは、以下の職種(データサイエンティスト)を知っていますか。 就労者のデータサイエンティストの認知率は、日本28%、 アメリカ62%、ドイツ56%、インド84%、中国78% データサイエンティストの認知の状況:国別比較 11 29 21 54 39 17 33 35 29 38 28 62 56 84 78 0 20 40 60 80 100 日本 アメリカ ドイツ インド 中国 確かに知っている なんとなく知っている n=2,000(日本) n=1,000(アメリカ・ドイツ・インド・中国) (%)
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    6 データサイエンティストの認知率 日本の時系列比較 Q. あなたは、以下の職種(データサイエンティスト)を知っていますか。 日本におけるデータサイエンティストの認知率は、 2022年の43%から、2025年は49%まで拡大 データサイエンティストの認知の状況:日本(時系列) 10 10 9 11 15 16 16 17 19 21 22 22 43 47 47 49 0 10 20 30 40 50 60 2022年 2023年 2024年 2025年 確かに知っている なんとなく知っている 名前を聞いたことはある (%) 各年それぞれn=2,000(日本のみ)
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    7 データサイエンティストへの興味 Q. あなたは、以下の職種(データサイエンティスト)に就くことに、興味がありますか。 DSという職種に就くことに興味を持つ割合は 日本は30%で、海外と比べると低い データサイエンティストに就くことへの興味:国別比較 *データサイエンティストについて「知っている」と回答した人が対象 n=981(日本)n=918(アメリカ)n=854(ドイツ)n=967(インド)n=932(中国) 12 22 15 51 44 19 22 23 24 37 30 43 38 75 81 0 20 40 60 80 100 日本 アメリカ ドイツ インド 中国 興味がある どちらかといえば興味がある (%)
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    8 データサイエンティストへの興味 日本の時系列比較 Q. あなたは、以下の職種(データサイエンティスト)に就くことに、興味がありますか。 日本におけるDSへの興味は、2022年から2023年にかけて 高まったものの、その後は横ばい データサイエンティストに就くことへの興味:日本(時系列) 10 12 9 12 17 20 22 19 27 32 31 30 0 10 20 30 40 50 60 2022年 2023年 2024年 2025年 興味がある どちらかといえば興味がある (%) *データサイエンティストについて「知っている」と回答した人が対象 n=865(2022年)、n=929(2023年)、n=946(2024年)、n=981(2025年)
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    9 データサイエンティストという職種の将来性 Q. あなたは、以下の職種(データサイエンティスト)に「将来性」を感じますか。 DSに将来性を感じる割合は、日本は55% 海外は全て80%を超える データサイエンティストの将来性:国別比較 24 45 57 60 60 31 36 27 28 33 55 81 83 88 93 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 日本 アメリカ ドイツ インド 中国 将来性を感じる どちらかというと将来性を感じる (%) *データサイエンティストについて「知っている」と回答した人が対象 n=981(日本)n=918(アメリカ)n=854(ドイツ)n=967(インド)n=932(中国)
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    10 データサイエンティストという職種の将来性 日本の時系列比較 Q. あなたは、以下の職種(データサイエンティスト)に「将来性」を感じますか。 時系列で見ると、日本は55%程度で 安定的に推移している データサイエンティストの将来性:日本(時系列) 24 22 21 24 30 33 34 31 54 55 54 55 0 20 40 60 80 100 2022年 2023年 2024年 2025年 将来性を感じる どちらかというと将来性を感じる (%) *データサイエンティストについて「知っている」と回答した人が対象 n=865(2022年)、n=929(2023年)、n=946(2024年)、n=981(2025年)
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    11 データサイエンティストのイメージ Q. あなたは、以下の職種(データサイエンティスト)に、どのようなイメージを持っていますか。 日本は「専門性が高い」イメージが高く、日本以外では 「収入が多い」「将来性がある」「安定性がある」が高い データサイエンティストのイメージ 専門性 が高い リモー トワー クがで きる 収入が 多い 仕事が たいへ ん 将来性 がある 頭がよ い 労働時 間が長 い グロー バルな 実力主 義 安定性 がある かっこ いい 人の役 にたつ 収入が 少ない 自己成 長でき る 転職に 有利 日本 22 17 17 17 16 16 15 14 11 11 11 8 5 4 4 アメリカ 33 32 69 28 51 36 28 28 8 40 12 23 6 19 12 ドイツ 17 35 55 6 52 14 16 23 14 28 8 13 11 9 9 インド 26 27 66 22 58 24 25 29 13 37 20 15 15 23 18 中国 26 25 66 17 51 29 22 34 30 43 23 21 6 22 10 0 20 40 60 80 (%) *データサイエンティストについて「知っている」と回答した人が対象 n=981(日本)n=918(アメリカ)n=854(ドイツ)n=967(インド)n=932(中国)
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    12 データサイエンティストのイメージ 日本の時系列比較 Q. あなたは、以下の職種(データサイエンティスト)に、どのようなイメージを持っていますか。 日本におけるイメージの時系列変化は安定的、 「専門性がある」イメージは高い水準で推移 データサイエンティストのイメージ:日本(時系列) 24 13 16 14 16 14 12 8 12 7 7 8 4 3 4 22 19 14 16 16 14 12 12 13 9 11 8 4 5 4 24 16 14 15 13 14 13 13 10 10 12 8 6 4 5 22 17 17 17 16 16 15 14 11 11 11 8 5 4 4 0 10 20 30 専 門 性 が 高 い リ モ ー ト ワ ー ク が で き る 収 入 が 多 い 仕 事 が た い へ ん 将 来 性 が あ る 頭 が よ い 労 働 時 間 が 長 い グ ロ ー バ ル な 実 力 主 義 安 定 性 が あ る か っ こ い い 人 の 役 に た つ 収 入 が 少 な い 自 己 成 長 で き る 転 職 に 有 利 2022年 2023年 2024年 2025年 (%) *データサイエンティストについて「知っている」と回答した人が対象 n=865(2022年)、n=929(2023年)、n=946(2024年)、n=981(2025年)
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    企業におけるデータサイエンティスト の位置づけ
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    14 企業におけるデータサイエンティストの存在 Q. あなたがお勤めの会社では、以下の職種の人はいますか。:データサイエンティスト 会社にDSがいると回答した人の割合は、 日本:10%、ドイツ26%、アメリカ:35% 自分の会社にデータサイエンティストがいる割合 10 35 26 63 51 62 47 55 31 39 28 18 19 6 10 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 日本 アメリカ ドイツ インド 中国 いる いない よくわからない n=2,000(日本) n=1,000(アメリカ・ドイツ・インド・中国)
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    15 企業におけるデータサイエンティストの存在 日本の時系列比較 Q. あなたがお勤めの会社では、以下の職種の人はいますか。:データサイエンティスト 日本におけるDSの存在をみると、 2022年から2025年にかけて微増の傾向 自分の会社にデータサイエンティストがいる割合:日本(時系列) 7 8 9 10 63 60 61 62 30 32 30 28 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2022年 2023年 2024年 2025年 いる いない よくわからない 各年それぞれn=2,000(日本のみ)
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    16 データサイエンスに関する組織の有無 Q. あなたがお勤めの会社では、「データサイエンス」に関する専門の部署やチームがありますか。 データサイエンスの専門部署があると回答した人の割合は、 日本:8%、ドイツ23%、アメリカ:32% 自分の会社にデータサイエンス関連の組織があるか 8 32 23 69 46 59 46 59 25 39 33 22 18 6 14 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 日本 アメリカ ドイツ インド 中国 存在している 存在していない よくわからない n=2,000(日本) n=1,000(アメリカ・ドイツ・インド・中国)
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    17 データサイエンスに関する組織の有無 日本の時系列比較 Q. あなたがお勤めの会社では、「データサイエンス」に関する専門の部署やチームがありますか。 日本におけるDSの専門部署がある割合は、 ほぼ横ばいで推移している 自分の会社にデータサイエンス関連の組織があるか:日本(時系列) 6 8 8 8 59 57 59 59 35 35 34 33 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2022年 2023年 2024年 2025年 存在している 存在していない よくわからない 各年それぞれn=2,000(日本のみ)
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    19 生成AI導入率 Q. 「生成AI」のツール・アプリ・ソフトなどをご自身の業務で使っていますか。 生成AIのツール・アプリの業務での利用率は、 海外の方が日本よりも進んでいる 生成AIの業務利用 15 34 24 55 37 10 11 17 22 29 24 44 42 78 66 0 20 40 60 80 100 日本 アメリカ ドイツ インド 中国 実際に業務で使っている 業務に使えるかどうかを、具体的に試している (%) n=2,000(日本) n=1,000(アメリカ・ドイツ・インド・中国)
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    20 生成AI導入率 日本の時系列比較 Q. 「生成AI」のツール・アプリ・ソフトなどをご自身の業務で使っていますか。 生成AIを実際に使っている人は4%→15% 試行・検討中の人も含めると20%→34%と急速に拡大 生成AIの業務利用:時系列 4 5 15 7 9 10 9 10 10 20 25 34 0 10 20 30 40 50 60 2023年 2024年 2025年 実際に業務で使っている 業務に使えるかどうかを、具体的に試している 業務に使えるかどうかを、検討している (%) 各年それぞれn=2,000(日本のみ)
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    21 生成AIの利用内容 Q. どのような分野で「生成AI」を業務で使っていますか。または使おうとしていますか。 「ドキュメント要約」「翻訳」「問い合わせ対応」 「挿絵・イラスト作成」などは、海外が先行している 議事録 の作成 ドキュメ ントの要 約 挨拶文 などの 原稿作 成 メール返 信など の下書 き マニュア ルの作 成 記事や シナリオ の作成 様々な 言語へ の翻訳 プログラ ムの作 成 チャット・ メールな どの問 い合わ せ対応 プログラ ムの チェッ ク、デ バッグ 挿絵や イラスト の作成 POP・ロ ゴ・Web 広告な どの作 成 動画の 作成 音楽の 作成 日本 33 32 30 28 25 23 23 19 18 14 11 10 7 4 アメリカ 27 56 27 38 21 26 23 21 26 18 25 12 12 6 ドイツ 22 44 26 38 14 21 38 17 28 21 17 9 7 4 インド 37 60 37 46 33 44 45 33 38 30 43 31 28 13 中国 37 36 23 30 31 23 41 27 27 25 27 15 17 7 0 20 40 60 80 「生成AI」を業務で使っている/使おうとしている分野 *生成AIを業務で使っている/試している/検討していると回答した人が対象 n=678(日本)n=593(アメリカ)n=616(ドイツ)n=935(インド)n=798(中国) (%)
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    22 生成AIの利用内容 日本の時系列比較 *アンケート全体の回答者数(各年2,000人)を母数(n)として再集計 7.2 7.0 8.1 7.2 8.1 6.0 7.1 7.8 5.2 3.7 3.5 2.9 2.2 0.3 8.6 9.1 8.2 7.1 8.9 7.7 7.8 7.4 7.7 6.3 3.9 3.9 3.4 2.2 0.3 11.1 11.0 10.3 9.5 8.6 7.8 7.8 6.4 6.3 4.8 3.6 3.3 2.2 1.2 1.2 0 2 4 6 8 10 12 議 事 録 の 作 成 ド キ ュ メ ン ト の 要 約 挨 拶 文 な ど の 原 稿 作 成 メ ー ル 返 信 な ど の 下 書 き マ ニ ュ ア ル の 作 成 記 事 や シ ナ リ オ の 作 成 様 々 な 言 語 へ の 翻 訳 プ ロ グ ラ ム の 作 成 チ ャ ッ ト ・ メ ー ル な ど の 問 い 合 わ せ 対 応 プ ロ グ ラ ム の チ ェ ッ ク 、 デ バ ッ グ 挿 絵 や イ ラ ス ト の 作 成 P O P ・ ロ ゴ ・ W e b 広 告 な ど の 作 成 動 画 の 作 成 音 楽 の 作 成 そ の 他 2023年 2024年 2025年 Q. どのような分野で「生成AI」を業務で使っていますか。または使おうとしていますか。 日本では「議事録作成」「ドキュメント要約」「原稿作成」 など、自然言語処理での業務導入が特に伸長 「生成AI」を業務で使っている/使おうとしている分野:日本(時系列) (%)
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    23 生成AIによる業務の変化 生成AIの導入で自身の業務に変化がある人は、 日米独は60~70%前後、印中は80%を超えている Q.「生成AI」の導入により、ご自身の業務に変化がありましたか。もしくは変化が起きるとお考えですか。 「生成AI」の導入により自身の業務が変化したか 16 26 18 46 30 45 47 42 42 55 61 73 60 88 84 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 日本 アメリカ ドイツ インド 中国 大きな変化があった/変化があるものと考えている やや変化があった/変化があるものと考えている (%) *生成AIを業務で使っている/試している/検討していると回答した人が対象 n=678(日本)n=593(アメリカ)n=616(ドイツ)n=935(インド)n=798(中国)
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    24 AIのイメージ Q. 「AI(人工知能)」のイメージについて、あてはまるものお知らせください。 AIに対するイメージは、日本と中国はポジティブ アメリカは「怖い」「不安」などネガティブ要素が強い AI(人工知能)のイメージ 業務効 率・生産 性を高め る 人間の仕 事を奪う 暮らしを 豊かにす る 新しい仕 事が創出 される なんとなく 怖い 不安であ る よりよい 社会をつく る 自分には 関係がな い 親しみが 持てる 日本 39 20 20 17 14 14 13 8 7 アメリカ 47 49 27 19 35 34 17 13 23 ドイツ 44 25 34 19 24 22 12 16 35 インド 65 37 48 47 19 27 47 16 53 中国 58 11 47 42 4 7 47 8 28 0 20 40 60 80 (%) n=2,000(日本)n=1,000(アメリカ・ドイツ・インド・中国)
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    25 AIのイメージ 日本の時系列比較 日本では「怖い」「不安」というイメージは、 この1年で大きく低下した AI(人工知能)のイメージ:時系列比較(日本) 42 24 23 20 22 17 15 6 5 38 25 21 21 21 17 14 9 5 39 20 20 17 14 14 13 8 7 0 10 20 30 40 50 業 務 効 率 ・ 生 産 性 を 高 め る 人 間 の 仕 事 を 奪 う 暮 ら し を 豊 か に す る 新 し い 仕 事 が 創 出 さ れ る な ん と な く 怖 い 不 安 で あ る よ り よ い 社 会 を つ く る 自 分 に は 関 係 が な い 親 し み が 持 て る 2023年 2024年 2025年 Q. 「AI(人工知能)」のイメージについて、あてはまるものお知らせください。 (%) 各年それぞれn=2,000(日本のみ)
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    26 AIのイメージ アメリカの時系列比較 26 42 36 20 21 47 41 17 14 16 40 36 28 25 34 31 23 13 23 47 49 27 19 35 34 17 13 23 0 20 40 60 業 務 効 率 ・ 生 産 性 を 高 め る 人 間 の 仕 事 を 奪 う 暮 ら し を 豊 か に す る 新 し い 仕 事 が 創 出 さ れ る な ん と な く 怖 い 不 安 で あ る よ り よ い 社 会 を つ く る 自 分 に は 関 係 が な い 親 し み が 持 て る 2023年 2024年 2025年 アメリカでは「人間の仕事を奪う」ことへの 危機感が台頭している AI(人工知能)のイメージ:時系列比較(アメリカ) Q. 「AI(人工知能)」のイメージについて、あてはまるものお知らせください。 (%) 各年それぞれn=1,000(アメリカのみ)
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    データサイエンス関連の資格・スキル、 データ分析業務
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    28 データサイエンスに関する「資格」の認知率 Q. データサイエンスに関する以下の「資格」を知っていますか。 データサイエンスに関する資格の認知率は、 概ね15%から30%前後 7.8 8.6 8.4 8.1 8.2 16.5 13.6 10.3 7.4 9.6 8.6 7.5 9.6 13.5 11.8 9.4 15.2 18.2 17.0 15.6 17.8 30.0 25.4 19.7 0 10 20 30 40 データサイエンティスト検定リテラシーレベル 統計検定(2級以上) G検定 E資格 Python 3 エンジニア認定試験 基本情報技術者 応用情報技術者 データベーススペシャリスト 確かに知っている 聞いたことがある データサイエンスに関する「資格」の認知 (%) n=2,000(日本)
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    29 データサイエンスに関する「資格」の認知率 日本の時系列比較 Q. データサイエンスに関する以下の「資格」を知っていますか。 資格の認知率を時系列でみると、 2023年より全体的に高まっている 13.9 17.9 15.1 13.5 15.2 28.1 24.2 19.0 15.6 18.3 17.3 15.7 16.1 29.8 26.2 20.8 15.2 18.2 17.0 15.6 17.8 30.0 25.4 19.7 0 10 20 30 40 データサイエンティスト検定リテラシーレベル 統計検定(2級以上) G検定 E資格 Python3 エンジニア認定試験 基本情報技術者 応用情報技術者 データベーススペシャリスト 2023年 2024年 2025年 データサイエンスに関する「資格」の認知:時系列比較 (%) 各年それぞれn=2,000(日本のみ)
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    30 データサイエンスに関する「組織」の認知率 30 8.6 9.0 12.3 7.5 9.0 10.2 13.0 9.0 17.6 19.2 25.3 16.5 0 10 20 30 一般社団法人 データサイエンティスト協会 一般社団法人 ディープラーニング協会 独立行政法人 情報処理推進機構 データサイエンスコンペティションプラットフォーム Kaggle(カグル) 確かに知っている 聞いたことがある Q. データサイエンスに関する以下の「組織」を知っていますか。 Q. データサイエンスコンペティションプラットフォーム Kaggle(カグル)を知っていますか。 データサイエンスに関する「組織」についての認知率も、 全体的に高まりつつある 14.8 16.1 23.1 15.3 17.2 19.1 24.9 16.6 17.6 19.2 25.3 16.5 0 10 20 30 一般社団法人 データサイエンティスト協会 一般社団法人 ディープラーニング協会 独立行政法人 情報処理推進機構 データサイエンスコンペティションプラットフォーム Kaggle(カグル) 2023年 2024年 2025年 データサイエンスに関する「組織」の認知(上図)時系列比較(下図) (%) (%) 各年それぞれn=2,000(日本のみ)
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    31 業務でデータ分析を行う就労者の割合 31 28 61 57 89 82 0 20 40 60 80 100 日 本 ア メ リ カ ド イ ツ イ ン ド 中 国 Q. 次の中で、あなたの現在の業務で対応しているデータ分析業務はありますか。 現在の業務で、何らかのデータ分析を行っている人(*注) 一般就労者のうち、データ分析を行う人の割合は 日本だと28%、海外はいずれも50%超となっている *注)「現在の業務で対応しているデータ分析業務はありますか。 」という設問に対し、少なくとも1つ以上のデータ分析業務に対応していると回答した人の割合 (%) n=2,000(日本)n=1,000(アメリカ・ドイツ・インド・中国)
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    32 業務でデータ分析を行う就労者:データ分析業務の種類 会社売上 や業績傾 向の分析 顧客デー タの分析 品質管理 のための 分析 業務改善 や効率化 のための 分析 生産計 画、在庫・ 仕入れ管 理のため の分析 マーケ ティング 施策の効 果検証 経営指標 (KPI)の 可視化・ 分析 社員情報 の分析 (勤怠や 離職など) サービス・ プロダクト の利用状 況の分析 Webサイ ト、アプリ のアクセ ス解析 新サービ スのため の分析 その他 日本 27 26 23 23 22 21 19 18 17 15 7 1 アメリカ 38 40 40 26 29 20 24 30 24 21 11 2 ドイツ 28 36 35 20 23 18 19 31 20 12 7 1 インド 48 50 46 40 40 33 38 43 32 27 20 0 中国 32 37 44 27 37 28 23 39 34 17 6 0 0 20 40 60 *データ分析業務に対応していると回答した人が対象 n=555(日本)n=608(アメリカ)n=572(ドイツ)n=893(インド)n=818(中国) 顧客データの分析、品質管理、 社員管理などにデータ分析を活用する余地がありそう Q. 次の中で、あなたの現在の業務で対応しているデータ分析業務はありますか。 現在の業務で対応しているデータ分析の種類 (%)
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    33 業務でデータ分析を行う就労者:データ分析時のソフト・ツール Micros oft Ex cel Python Google スプレッ ドシート Micros oft S QL Se rver MySQ L R SAS Postgr eSQL Power BI Google BigQu ery Tablea u Amazo n Red Shift Loook er Snowfl ake Databr icks Azure Synap se An alytics 日本 38 26 24 15 14 13 13 12 11 11 10 8 7 6 6 3 アメリカ 78 43 40 41 17 13 15 11 27 26 24 15 7 9 12 13 ドイツ 75 43 22 39 22 16 19 14 25 24 21 14 12 9 17 9 インド 80 75 54 49 43 15 33 25 54 47 35 30 16 20 27 20 中国 52 51 20 20 30 19 18 40 20 34 28 23 17 14 22 8 0 30 60 90 国によってよく使われているツールには差異あり Excel、Python、Googleスプレッドシートはどの国も多い Q. データ分析で用いるソフト、ツールはどちらですか。 データ分析で用いるソフト、ツール *データ分析業務に対応していると回答した人が対象 n=555(日本)n=608(アメリカ)n=572(ドイツ)n=893(インド)n=818(中国) (%)
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    35 まとめ (1)データサイエンティストの認知は少しずつ高まる ・国際比較をすると日本のDSの認知率は依然低いが、経年変化を見ると、 2022年の43%が、2025年は49%と着実に伸びている。 ・データサイエンス関連の資格や組織などの認知も、少しずつ高まっている。 ・海外におけるデータサイエンティストのイメージは「収入が多い」「将来性がある」 「安定性がある」などが高い。日本ではこれらのイメージは海外ほど高くない。 (2)生成AIの普及により、AIに対するイメージが変化 ・生成AIの普及でAIが身近となったことを背景としてか、日米とも、 AIに対するイメージとして「怖い」「不安」が減少。 ・一方で、アメリカでは「人間の仕事を奪う」が36%から49%と急増しており、 職を奪われることへの懸念が高まっている。 (3)生成AIの業務利用が拡大し、業務の変化も急速に進む ・日本での生成AIの業務利用は、検討中を含めると、2023年の20%から、 2025年は34%に拡大。 ・生成AIの導入で、就労者の61%が、業務が変わった/変わりそうと回答。 ・特に自然言語処理分野の業務導入が進んでおり、「議事録作成」「ドキュメント要約」 「原稿作成」などの伸びが著しい。