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第05回 Unity講座 ~関数~

第05回 Unity講座 ~関数~

北海道科学大学 電子計算機研究部のソフトチームで行っているUnity講座の資料です。
電算部Webページ URL:http://densan.info/index.php
旧Webページ URL:http://www1.hus.ac.jp/~densan/index.htm
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ここから資料内のURLやプログラム等
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Transcript

  1. 関数 ~関数の作り方~ 関数は以下のような記法で作成することができます。 戻り値の型には呼び出し元の関数に渡す値の型を指定します。 値を返さない関数の場合voidを指定します。voidは「指定値無し」という意味です。 関数の書き方 戻り値の型 関数名(型 引数,型 引数

    ・・・){ 関数の処理; return 戻り値; } 例:二つの数の加算を行う関数 int Add(int a,int b) { int c = a + b; return c; } 関数の書呼び出し方 関数名(引数,引数・・・); ※引数には、値もしくは変数が使用できます。 例:二つの数の加算を行う関数 void Start() { int answer; answer = Add(1, 2); Debug.Log(answer); } 4
  2. 関数 ~引数の有る関数解説~ 引数として文字列を受け取るので、ここで string nameを宣言しています。 ここで受け取った引数とHelloを出力して います。 ここで、CallNameを呼び出しています。 CallNameが呼び出されたときに引数とし て渡している

    C# がnameに自動的に代 入されDebug.Logを使用して表示されて います。 Test.cs(←前回作ったファイル名 ) ここまで省略 void Start() { CallName( "C#"); } void CallName(string name) { Debug.Log("Hello" + name); } ここから省略 9
  3. 関数 ~引数と戻り値の有る関数解説~ 関数の戻り値はint型の値を合計したもの なのでintを指定しています。 それぞれの引数を「,」で区切って宣言して います。 引数の合計値を返すためにreturn文を使 用しています。 11 Test.cs(←前回作ったファイル名

    ) ここまで省略 void Start() { int answer; answer = Add(1, 2); Debug.Log(answer); } int Add(int a,int b) { int c = a + b; return c; } ここから省略 return文 関数の呼び出し元に戻り値を返す文 returnの後に半角スペースを入れて変数名や値を書くことで使 用できる。 文法:return 変数もしくは値; 例:return 0;
  4. 関数 ~引数と戻り値の有る関数解説~ 実行の流れ 1. Add関数が呼び出される。 2. aに1bに2がそれぞれ代入される 3. cが宣言され、a+bの値つまり1+2=3 が代入される。

    4. 、return文によりcの値つまり3が返 される。 5. answerに戻り値が代入される。(イ メージとしては関数が戻り値に置き 換えられている answer=3;に変わっ ている) 12 Test.cs(←前回作ったファイル名 ) ここまで省略 void Start() { int answer; answer = Add(1, 2); Debug.Log(answer); } int Add(int a,int b) { int c = a + b; return c; } ここから省略
  5. 関数 ~実際にやってみよう~ 引数の値に対応した文字列を返す関数 Helloを作成しましょう。 また、start関数は右の物をコピーして使 いましょう。 次のページに答えがありますがなるべく 見ないようにしましょう。 ヒント:戻り値がstringなので関数の宣言 も…

    13 引数の値 戻り値 1 おはようございます 2 こんにちは 3 こんばんは 上記以外 エラー Test.cs(←前回作ったファイル名 ) void Start() { string hello; hello = Hello(1); //引数は好きな値にしましょう。 Debug.Log(hello); }
  6. 関数 ~実際にやってみよう 解答~ 14 Test.cs(←前回作ったファイル名 ) ここまで省略 void Start() {

    string hello; hello = Hello(1); //引数は好きな値にしましょう。 Debug.Log(hello); } string Hello(int hour) { string r = ""; if ( hour == 1)r = "おはようございます "; else if (hour == 2)r = "こんにちは"; else if (hour == 3)r = "こんばんは"; else r = "エラー"; return r; } ここから省略