Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の実現可能性:教科書内容からの検討/ipsj-ce18...
Search
NAKAZONO Nagayoshi
November 23, 2025
Education
52
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の実現可能性:教科書内容からの検討/ipsj-ce182-12
NAKAZONO Nagayoshi
November 23, 2025
More Decks by NAKAZONO Nagayoshi
See All by NAKAZONO Nagayoshi
学びを支える中核拠点としての学校図書館:学習指導要領改訂「論点整理」に対する意見書による提言/ipsj-ce183-25
e4serv
0
110
情報教育に対する大学新入生の意識は変化したのか:2024・2025年度新入生アンケート結果比較/axies2025-2pm1b-1
e4serv
0
50
大学新入生が経験してきた高等学校情報科の学びのスタイル:麗澤大学2025年度新入生を対象とした調査・続報/IPSJ-CE181-06
e4serv
0
52
中学校「情報・技術科」誕生の兆し:図書館関係者も知っておきたい教育改革最新情報/c4ljp2025-lt
e4serv
0
97
高等学校情報科での学びに関する調査結果と考察:麗澤大学2025年度新入生を対象とした調査/ipsj-ce180-09
e4serv
0
110
教育におけるAI活用と倫理的課題/moralscience2024
e4serv
0
150
ICT活用と情報教育に対する大学新入生の意識と実態/axies2024-10am2b-2
e4serv
0
120
情報教育における正確さとわかりやすさのバランスに最適解はあるか:高等学校情報科の教科書記述に基づく考察/SITE202412
e4serv
0
190
高等学校情報科、今はこんなことになってます!/C4LJP2024-LT
e4serv
0
190
Other Decks in Education
See All in Education
Data Processing and Visualisation Frameworks - Lecture 6 - Information Visualisation (4019538FNR)
signer
PRO
1
3.1k
Case Studies and Future Research - Lecture 12 - Next Generation User Interfaces (4018166FNR)
signer
PRO
0
170
2026年度春学期 統計学 第6回 データの関係を知る(1)ー 相関関係 (2026. 5. 14)
akiraasano
PRO
0
120
Lectura 1 (PIT : Python Basico)
robintux
0
360
BITCOIN : Les fondamentaux !
rlifchitz
0
170
Data Physicalisation - Lecture 9 - Next Generation User Interfaces (4018166FNR)
signer
PRO
1
1k
Populism, Post-Liberalism & Climate Change
vyadav
0
180
!コスパよくインターンに受かる方法!
ruribou
0
260
Modern Data Fetching Techniques in Angular
debug_mode
0
210
生成AI時代のエンジニア育成について考えてみた
akasan
0
140
生成AI時代の情報発信
molmolken
0
130
アラムコSTEAMチャレンジ 実践報告書
codeforeveryone
0
140
Featured
See All Featured
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
413
23k
Music & Morning Musume
bryan
47
7.2k
Code Review Best Practice
trishagee
74
20k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
35
2.5k
Avoiding the “Bad Training, Faster” Trap in the Age of AI
tmiket
0
170
Skip the Path - Find Your Career Trail
mkilby
1
150
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
333
25k
Jess Joyce - The Pitfalls of Following Frameworks
techseoconnect
PRO
1
170
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
66
8.5k
30 Presentation Tips
portentint
PRO
1
320
Reflections from 52 weeks, 52 projects
jeffersonlam
356
21k
How Fast Is Fast Enough? [PerfNow 2025]
tammyeverts
3
610
Transcript
高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における 情報教育の実現可能性 教科書内容からの検討 麗澤大学 国際学部 NAKAZONO Nagayoshi 中園 長新 2025-11-22
(Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 本研究は、JSPS科研費JP21K02864ならびにJP25K06475の助成を受けたものである
いろいろな教科で情報教育!シリーズ(?) 情報活用能力の育成(=情報教育)は、すべての校種の 学習指導要領「総則」に明記 すべての校種・教科等で扱うべき学びとして位置づけられている だったら、すべての教科で情報教育の可能性が見出せるはず! ひとまず高校に絞りつつ、いろいろな教科(実際は科目単位)で 情報教育の可能性を探ってみよう 進捗状況: 公民科(公共) 地理歴史科(地理総合、歴史総合)
芸術科(音楽Ⅰ) ←NEW! 2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 2 全校種・全教科の完全網羅はさすがに厳しいが、やれるところまでやりたい
Summary 高校「音楽Ⅰ」の教科書を通読し、情報教育に関連する要素が 含まれると考えられる箇所を抽出・整理 メディアやコミュニケーションに関する内容は、現在の音楽教育のまま 情報教育としての扱いを意識的に強調するだけでOK 知的財産権については情報(情報Ⅰ)と音楽の教員が連携し、 それぞれの科目における扱いの認識を共有して授業実践 多くの学校で実践されている現状の音楽教育を土台として、 それを大きく変えることなく、すでに内包されている情報教育の 要素を意識的に扱うことで、負担なく情報教育を含めていく
2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 3
研究の目的と意義 高等学校における学習指導要領に着目し、芸術科(音楽)のうち もっとも履修者が多いと考えられる「音楽Ⅰ」の教科書を 分析対象として、芸術科(音楽)において情報教育をどのように 実践することができるか、その実現可能性を検討する 高等学校における情報教育を多面的にとらえることができると 同時に、音楽の各科目をはじめとした芸術教育において 情報教育を取り入れる際の留意点を明らかにできると期待される 2025-11-22 (Sat.)
IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 4
なぜ音楽? 音楽はさまざまな学問とつながりが深い e.g.) 数学や物理との関連: 音階に関する概念である平均律、 音の理論は数学(周波数に着目すれば物理学)、リズム etc. 音楽と情報との接点も多い 音楽をメディアとしてとらえれば情報 音楽による情報伝達
DTMや生成AIによる作曲活動 情報処理学会でも音楽の扱いあり • 音楽情報科学研究会(SIGMUS) • 『情報処理』2024年5月号の特集「音楽×情報処理」 2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 5
高校における芸術科(音楽) 芸術科 = 音楽/美術/工芸/書道 科目はそれぞれⅠ~Ⅲの積み上げ型 芸術科全体の目標があり、それに基づいて各科目の目標が定められる (「芸術科」の目標や「音楽Ⅰ」の目標はあるが「音楽」の目標はない) 現行学習指導要領では必履修2単位 音/美/工/書のいずれかひとつの「Ⅰ」だけで満たす 音楽を履修しない生徒も存在
音楽を履修した場合も、「音楽Ⅰ」だけを履修してⅡ以降を 履修しないことが考えられる 2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 6
「音楽Ⅰ」の目標 音楽の幅広い活動を通して、音楽的な見方・考え方を働かせ、生活や 社会の中の音や音楽、音楽文化と幅広く関わる資質・能力を次のとお り育成することを目指す。 (1) 曲想と音楽の構造や文化的・歴史的背景などとの関わり及び音楽の多様 性について理解するとともに、創意工夫を生かした音楽表現をするために必 要な技能を身に付けるようにする。 (2) 自己のイメージをもって音楽表現を創意工夫することや、音楽を評価しなが
らよさや美しさを自ら味わって聴くことができるようにする。 (3) 主体的・協働的に音楽の幅広い活動に取り組み、生涯にわたり音楽を愛好 する心情を育むとともに、感性を高め、音楽文化に親しみ、音楽によって生 活や社会を明るく豊かなものにしていく態度を養う。 2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 7
「音楽Ⅰ」の内容 A 表現 (1) 歌唱 (2) 器楽 (3) 創作 B
鑑賞 (1) 鑑賞 〔共通事項〕 (1) 「A 表現」及び「B 鑑賞」の指導を通して,次の事項を身に付けることがで きるよう指導する。 ア 音楽を形づくっている要素や要素同士の関連を知覚し、それらの働きを感受しながら、 知覚したことと感受したこととの関わりについて考えること。 イ 音楽を形づくっている要素及び音楽に関する用語や記号などについて、 音楽における働きと関わらせて理解すること。 2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 8
「音楽Ⅰ」の教科書 2021(令和3)年度に初めて検定が行われ、 2022(令和4)年度より採択開始(4種類) cf.) 「音楽Ⅱ」4種、「音楽Ⅲ」2種 2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学
高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 9 発行者 略称・記号・番号 書名 教育出版* 教出 音Ⅰ701 音楽Ⅰ Tutti+ 教育芸術社 教芸 音Ⅰ702 高校生の音楽1 教育芸術社 教芸 音Ⅰ703 MOUSA 1 音楽之友社 友社 音Ⅰ704 ON! 1 * 教育出版の教科書は、2026(令和8)年度より大修館書店が発行を引き継ぐ
教科書調査 1/2 「音楽Ⅰ」の各教科書を通読し、情報教育に関連する要素が 含まれると考えられる箇所を抽出・整理 何をもって「情報教育に関連する」と考えるかはさまざまな視点 本研究で抽出した箇所がそのすべてとは限らない 各教科書に含まれる情報教育の可能性を網羅することを目指すのでは なく、教科書の記述内容において情報教育との関連性が特に強いと 考えられる部分を例示的に取り上げる 「音楽Ⅰの教科書記述には、情報教育に関連する要素が
一定量以上含まれる」ことを明らかにできる 2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 11
教科書調査 2/2 抽出した記述と、情報教育の内容との対応を検討 文科省『高等学校情報科「情報Ⅰ」教員研修用教材』で 整理されている24項目の「学習」と対応づけ 情報科教育と情報教育は厳密にはイコールではないが… 高等学校において教科等横断的な観点で情報教育を実践する場合は 情報科との連携が重要 2025-11-22 (Sat.)
IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 12
教出701「音楽Ⅰ Tutti+」 1/2 コラム「Review of Basics」 p.10「楽譜は音楽を伝えるメッセージ」 →(音楽限定)情報伝達手段 (8)メディアとコミュニケーション、そのツール p.13「音とは何だろう」?
→音の科学的理解 (6)デジタルにするということ 資料p.85「コンピュータを活用しよう」 欄外「著作権を守ろう」 →知的財産権 (3)情報に関する法規、情報モラル p.129「総合芸術における音楽の魅力」 場面や音楽を選んでポスター発表 →コミュニケーションと情報デザイン (6)~(10) 2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 13
教出701「音楽Ⅰ Tutti+」 2/2 p.150「ワンポイント! 用語解説」 MP3、ストリーミング等の解説あり 「辞典や音楽書、インターネットなどを使って、わからない言葉の意味を 調べてみましょう。」「※インターネットを利用する際は、情報の発信元や 作成日・更新日などに注意しましょう。」 →ICT活用、検索結果の精査
(4)情報社会におけるコミュニケーションのメリット・デメリット 2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 14
教芸702「高校生の音楽1」 問いかけ「音楽って何だろう?」 ①波の音やチャイムは音楽といえるか? →情報の定義考察に発展可能 (1)情報やメディアの特性と問題の発見・解決 pp.126-127「音楽に関する知的財産権=著作権」 著作隣接権をも包含する権利としての著作権 (3)情報に関する法規、情報モラル p.137 西洋音楽史
「新しい電子の音」テルミン、シンセサイザー等 →技術による音楽の広がり (5)情報技術の発展 2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 15
教芸703「MOUSA 1」 p.13 コラム「アレンジャーは曲に魔法をかける」 ポヒュラー音楽におけるアレンジの意義を紹介する イメージ図の中心にパソコンに向かう人物のイラスト →音楽におけるICT活用 (6)デジタルにするということ p.31 コラム「ルールを守って音楽を楽しもう!」
著作権をはじめとした音楽のルール (3)情報に関する法規、情報モラル 2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 16
友社704「ON! 1」 1/2 カラー口絵「電子楽器とDTM」 「専門家だけでなく個人が音楽をつくって 演奏することがより容易になった」 (5)情報技術の発展 p.121「鑑賞の手びき」 作曲家、指揮者や演奏家、鑑賞者にとって楽譜がどのような存在で あるかを考える構成
→楽譜という印刷メディアの受取・解釈の多様性 (1)情報やメディアの特性と問題の発見・解決 (8)メディアとコミュニケーション、そのツール pp.140-143「音楽の聴き方・楽しみ方」 さまざまな音楽鑑賞のあり方 (8)メディアとコミュニケーション、そのツール 2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 17
友社704「ON! 1」 2/2 pp.144-146「環境音楽/身の回りの音/メディアと音楽」 BGMや音サインシステムの役割、SNS等のメディアと音楽の関わり (8)メディアとコミュニケーション、そのツール (5)情報技術の発展 「メディアと音楽」ページ下半分 音楽の著作権 (3)情報に関する法規、情報モラル
2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 18
4冊を通覧しての考察 1/2 「情報Ⅰ」の内容のうち、下記の関連要素が多く抽出 (1) 情報社会の問題解決 (2) コミュニケーションと情報デザイン 特に『教員研修用教材』の(3) 情報に関する法規,情報モラルに含まれ る著作権については、すべての教科書のコラム等で扱いあり
プログラミング、ネットワーク、データ活用等とのつながりを 否定してはいない DTM → プログラミング的な要素を組み合わせることも可能 ストリーミング音楽配信 → ネットワークの知識と関連 2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 19
4冊を通覧しての考察 2/2 「音楽Ⅰ」の学習活動の中で情報教育を明示的に取り込む →「メディア」を連携のキーワードとして、下記を軸とした学習 メディアの特性、デジタル時代の音楽の可能性、音楽による情報伝達 著作権をはじめとした情報に関する法規 これらは「音楽Ⅰ」の学習内容として教科書に掲載済 これまで実践されてきた音楽の授業を大きく改変する必要なし むしろこれまで通りの授業のまま実践可能 事前に情報科教員と協働して教材研究を行ったり、情報科の
学習内容と関連づけた説明や演習を取り入れたりする工夫 2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 20
知的財産権の扱い 1/3 学習指導要領「音楽Ⅰ」の「内容の取扱い」 (11) 自己や他者の著作物及びそれらの著作者の創造性を尊重する態 度の形成を図るとともに、必要に応じて、音楽に関する知的財産権につ いて触れるようにする。また、こうした態度の形成が、音楽文化の継承、 発展、創造を支えていることへの理解につながるように配慮する。 学習指導要領解説 知的財産権に含まれる具体的な権利
→ 著作権と著作隣接権 「著作権には、著作物を保護する著作者の権利、実演等を保護する 著作隣接権がある。」 → ここでの「著作権」という用語は、著作隣接権を含む広義の権利 2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 21
知的財産権の扱い 3/3 教科書での扱いはかなりコンパクト 3冊: 著作権はコラム扱い、著作隣接権への言及ほぼなし 教芸702: 2ページを割いて説明、著作権が著作財産権・著作者人格 権・著作隣接権に分けられることを図示、具体的な活用ケース6つ提示 音楽教育において知的財産権は避けて通れない 教科書における記述は十分ではなく、何らかの形で補助的に学ぶ必要
情報科(情報Ⅰ)が著作権教育を中心とした知的財産権に関する教育 をしっかりと実践し、その学びを音楽教育においても活用させる 各科目で知的財産権をどのように扱っているかの認識を共有した 上で授業を実践するだけで十分に教科間連携できると期待 2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 23
音楽教育における情報教育の実現可能性 メディアやコミュニケーションに関する内容 現在の音楽教育の内容を大きく変更・増量する必要なし 情報教育としての扱いを意識的に強調するだけで、教科等横断的な 情報教育が実践できる可能性 知的財産権について本質的かつ実践的に深く学ぶためには 「音楽Ⅰ」の教科書記述だけでは不十分である可能性 情報(情報Ⅰ)と音楽の教員が連携し、それぞれの科目で 知的財産権をどのように扱っているかの認識を共有した上で 授業実践することにより、教科間連携が図れるものと期待
2025-11-22 (Sat.) IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 24
現状の音楽教育を土台として無理なく導入を 音楽教育に対して情報教育の導入を強制するものではないし、 現状の音楽教育に疑義を唱えるものでもない 多くの学校で実践されている現状の音楽教育を土台として、 それを大きく変えることなく、すでに内包されている情報教育の要素を 意識的に扱うことで、負担なく情報教育を含めていく 今後は具体的な教育実践のあり方を検討し、「音楽Ⅰ」の 授業案やモデルカリキュラム等の提言を行うことを目指したい 2025-11-22 (Sat.)
IPSJ-CLE47 / CE182@熊本大学 高等学校芸術科「音楽Ⅰ」における情報教育の可能性:教科書内容からの検討 25 どの教科も既存の学習内容で手一杯だし、教科教育の目標達成が第一 情報教育の導入が各教科の負担になってはならない 現状の教育を土台に、無理しない範囲での導入が不可欠