日本認知科学会2025での発表資料です。
オーガナイズドセッション
「続きはSNSで:ICTと生成AIは研究者や研究コミュニティのありかたをどう変えるか」
https://www.jcss.gr.jp/meetings/jcss2025/proceedings/OS2-3.html
タイトル
コミュニティサイエンスの実践―心理学研究コミュニティ「あいまいと」における一般市民と研究者による共同研究の事例を通して
要旨
心理学研究コミュニティ「あいまいと」では,研究者と市民が持つ些細な好奇心である「研究のたね」を起点に対話が広がり,研究プロジェクトに発展している。2025年7月で3件の研究が進行し,うち1件は査読付き国際雑誌に採択。本稿では設立背景,クラファンやDiscordの活用,研究内容を紹介し,コミュニティサイエンスの効果・課題・解決案を議論する。また,あいまいとの特性(ファンコミュニティが基盤にある研究コミュニティ)を考察し展望を論じる。