Lock in $30 Savings on PRO—Offer Ends Soon! ⏳

regrowth_tokyo_2025_securityagent

Avatar for h-ashisan h-ashisan
December 11, 2025

 regrowth_tokyo_2025_securityagent

Avatar for h-ashisan

h-ashisan

December 11, 2025
Tweet

More Decks by h-ashisan

Other Decks in Technology

Transcript

  1. アジェンダ 3 • AWS Security Agent とは ◦ 概要 ◦

    登場による影響 • 機能紹介 & 使ってみた ◦ 設計レビュー ◦ コードレビュー ◦ ペネトレーションテスト • 現時点での注意点 • まとめ
  2. コアセキュリティ機能 5 設計レビュー コードレビュー ぺネトレーションテスト 設計ドキュメントに関するリ アルタイムのセキュリティ フィードバックを提供し、 コードが記述される前に組織 のセキュリティ要件へのコン

    プライアンスを評価します。 1 2 3 プルリクエストを組織のセ キュリティ要件や、⼊⼒検証 の不⾜、SQL インジェクショ ンのリスクといった⼀般的な 脆弱性に照らして分析するこ とで、アプリケーションのセ キュリティを積極的に確保し ます。 専⽤の AI エージェントをデ プロイすることで、カスタマ イズされた複数段階の攻撃シ ナリオを通じてセキュリティ 脆弱性を発⾒、検証、報告、 修正し、オンデマンドの侵⼊ テストを実施します。
  3. Security Agentで登場する概念 (1 / 2) 8 • アプリケーション ◦ Security

    Agentの基本となる設定を 管理するリソース ◦ 単位はリージョン(?) • エージェントスペース ◦ コア機能の詳細設定や実⾏結果を管 理するリソース ◦ アプリケーション内に複数のリソー スを作成できる
  4. Security Agentで登場する概念 (2 / 2) 9 • Webアプリ ◦ エージェントスペースの設定を管理

    / 閲覧できるポータルサイト ◦ アプリケーションごとにWebアプリ の専⽤ドメインが払い出される ◦ 以下からアクセス可能 ▪ マネジメントコンソールのリンク ▪ IAM Identity Center経由のSSO URL:https://[アプリケーションID].securityagent.global.app.aws/
  5. 利⽤の流れ 10 1. アプリケーションのセットアップ a. アクセス設定 b. Webアプリ⽤ IAMロールの作成 c.

    初回エージェントスペースの作成 2. エージェントスペースの設定 a. GitHubリポジトリ 統合 b. セキュリティ要件の調整 c. コードレビュー、ペンテストの初期設定 など... 3. セキュリティの実⾏ a. 設計レビュー b. コードレビュー c. ぺネトレーションテスト AWSマネジメントコンソール から実施 Webアプリから実施
  6. 1.セットアップ 11 • アクセス設定 ◦ マネジメントコンソール経由 (IAM) ◦ IAM Identity

    Center経由 (アカウント / 組織) • IAMロールの作成 ◦ ⾃動作成もできる • 初回エージェントスペースの作成 ◦ 名前を設定するだけ • 注意点 ◦ 初回セットアップ後はアクセス設定を変更で きない (すべてのエージェントスペースを削除する 必要あり)
  7. 2.エージェントスペースの設定 (ペンテスト) 14 • ドメインの所有権を証明するた め、ターゲッドメインに対する DNS検証が必要 • 選択肢 ◦

    DNS テキストレコード ▪ ドメインのDNSを更新して TXTレコードを作成する ◦ HTTP レコード ▪ ウェブサーバー上に固有のトー クン(JSON形式)を配置する たくさんあるので ⽬⽴った設定だけを抜粋 { "tokens": ["<insert-token>"] }
  8. 3.コア機能の実⾏結果 (設計書レビュー) 16 • 実⾏結果は4つの基準で評価 ◦ Non-compliant:⾮準拠 ◦ Insufficient data:データ不⾜

    ◦ Compliant:準拠 ◦ Not applicable:適⽤外 • サマリで基準の個数を表⽰ • レポートをCSV形式で出⼒可能
  9. 3.コア機能の実⾏ (コードレビュー) 18 • 対象のGitHubリポジトリに PR が作成されたときに動作 • Security Agentが

    PRにコメント してチェックを実施 • デフォルトブランチ以外を対象 としたPRにも対応
  10. 3.コア機能の実⾏ (ペネトレーションテスト) 19 • 必須 ◦ ターゲットドメインの設定 • オプション ◦

    リスクタイプの除外 ◦ 対象外のURL ◦ 追加のURL ◦ カスタムHTTPヘッダー ◦ CloudWatch Logs設定 ◦ ⾃動コード修復設定
  11. 3.コア機能の実⾏ (ペネトレーションテスト) 20 • 必須 ◦ ターゲットドメインの設定 • オプション ◦

    リスクタイプの除外 ◦ 対象外のURL ◦ 追加のURL ◦ カスタムHTTPヘッダー ◦ CloudWatch Logs設定 ◦ ⾃動コード修復設定
  12. まとめ 24 • AWS Security Agentの登場によって、AWSサービスだけでSDLC全体のセ キュリティをカバーできるようになる未来が⾒えた • 3つのコア機能 ◦

    設計レビュー、コードレビュー、ぺネトレーションテスト • 3つの独⾃の概念 ◦ アプリケーション、エージェントスペース、Webアプリケーション • 設定はAWSマネジメントコンソール、実⾏はWebアプリから • まだまだ改善は必須、是⾮とも皆でフィードバックを!