Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Laravel勉強会 2016
Search
hihats
December 19, 2016
Technology
0
1.4k
Laravel勉強会 2016
hihats
December 19, 2016
Tweet
Share
More Decks by hihats
See All by hihats
Which Json Serializer should we use in Ruby on Rails6 era
hihats
1
120
ソフトウェア設計についての基本認識
hihats
1
89
アジャイル開発を始める前におさえておきたいこと
hihats
0
110
AWS Lambdaの今現在
hihats
0
800
コードの静的解析ツールを使う目的と効用
hihats
0
240
DIコンテナを学ぶ
hihats
2
400
Other Decks in Technology
See All in Technology
AWS Top Engineer、浮いてませんか? / As an AWS Top Engineer, Are You Out of Place?
yuj1osm
2
210
Simplifying Cloud Native app testing across environments with Dapr and Microcks
salaboy
0
160
ガバメントクラウド(AWS)へのデータ移行戦略の立て方【虎の巻】 / 20251011 Mitsutosi Matsuo
shift_evolve
PRO
2
200
Claude Code Subagents 再入門 ~cc-sddの実装で学んだこと~
gotalab555
3
1.2k
Node.js 2025: What's new and what's next
ruyadorno
0
320
研究開発部メンバーの働き⽅ / Sansan R&D Profile
sansan33
PRO
3
20k
防災デジタル分野での官民共創の取り組み (2)DIT/CCとD-CERTについて
ditccsugii
0
290
オープンソースでどこまでできる?フォーマル検証チャレンジ
msyksphinz
0
140
ニッポンの人に知ってもらいたいGISスポット
sakaik
0
150
「れきちず」のこれまでとこれから - 誰にでもわかりやすい歴史地図を目指して / FOSS4G 2025 Japan
hjmkth
1
310
ComposeではないコードをCompose化する case ビズリーチ / DroidKaigi 2025 koyasai
visional_engineering_and_design
0
110
セキュアな認可付きリモートMCPサーバーをAWSマネージドサービスでつくろう! / Let's build an OAuth protected remote MCP server based on AWS managed services
kaminashi
3
320
Featured
See All Featured
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
514
110k
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
411
23k
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
115
20k
Reflections from 52 weeks, 52 projects
jeffersonlam
353
21k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.6k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
70
4.9k
Unsuck your backbone
ammeep
671
58k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
248
1.3M
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
657
61k
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
232
18k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
29
5.5k
Writing Fast Ruby
sferik
629
62k
Transcript
エキスパートによる Laravel講座 @株式会社イノベーション 2016/12/19
株式会社イノベーション ではLaravel5.2を採用 しております。
正しく使えているかわからない問題
独学では限界があるので、教えを請いたい
講師をお招きしました
竹澤 有貴さん 1. 株式会社アイスタイル 2. Laravelリファレンス著者 3. 各地のPHPカンファレンス系イベントで よく喋ってます
栗生 和明さん 1. DIP株式会社 2. リファレンス本レビュアー 3. バージョン3のころから、趣味でLaravel 使用
弊社サービス紹 介 Our Services https://www.innovation.co.jp/service/
ざっくり本日の テーマ First of all • Laravelを使う上での原則 • 逆にアンチパターン •
その他、状況によるもの • 個別のおはなし
Laravel原則とアンチパターン
原則 First of all • DIコンテナ(Laravelそのものなの で) • (原則というより)設計ありきで処 理フローはお好きに
• あえて言うならオブジェクト指向 設計の原則(と呼ばれるもの)に は従おう
アンチパターン Anti Pattern • サービスロケーター • コントローラーにDBアクセス処理 を書く ≒ Eloquentのメソッドを使う
状況に依るもの On a case by case basis • Service Containerに登録する
ルール 抽象に依存しているケース Repositoryパターンや Service クラスやRequestクラスをまとめ るとか?) • ServiceProviderを作る基準 (分け方など) • Facadeを使うルール
個別に聞きたい localdiskさんの「Laravelにおける後悔しないため のアプリケーション設計」 (https://speakerdeck.com/localdisk/laravelni okeruhou-hui-sinaitamefalseapurikesiyonshe- ji) のスライドをみて気になった点
【理由】 クラスの責務が大きくなる Facadeを使う代わりにDIにすると、メソッドの引数 に使用するクラスが並ぶ(のがやばさを教えてくれ てよい) 確かに・・・ ではどのくらいまで?? • 極端な話全てContractをDIすればよい か
Facadeを控える 責務を負いすぎていないかの目安を作る e.g. 依存関係で表したら10個もあるよ! ちゃんと分割できてないよ!
どうしても太りがちなControllerがすっきり ! php artisan make:request **** で作成できる ので、推奨ぽい Requestに対する操作やValidation処 理が膨らむなら、有無を言わさず導入し
たほうがよいか? いいと思う! FormRequest
【なぜよくないか】 Controllerの責務の問題 Modelにクエリを閉じ込め、 ControllerはModelのメ ソッドを呼ぶのみ Model(らしきもの)でEloquentのメソッ ドチェインする分にはOK デメテルの法則的な話を含む 徹底すべき ControllerでEloquentのメソッドチェイン禁止
良さと、注意点を聞きたい(テストで困るのは分かるが、Repositoryパターンでなく てもサービス層を分離できそうな気がする) リポジトリパターン Laravel界隈のリポジトリパターンが間違っている情報も多い 本家であるSymfonyのDoctrineのデータマッパーパターンを知る DDDについても知る
Conclusion まずは組織としての目指す方向性 そしてフレームワークのソースコードから読み取る ドメイン駆動設計でやりたいなら、学ぶための良書がいくつかあるので、それを読む それ以前にオブジェクト指向の基本、「疎結合を守る」などシンプルな部分