Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

脱予算経営 2年半の軌跡 (DevOpsDays Tokyo 2026)

Sponsored · Ship Features Fearlessly Turn features on and off without deploys. Used by thousands of Ruby developers.

脱予算経営 2年半の軌跡 (DevOpsDays Tokyo 2026)

DevOpsDays Tokyo 2026 でお話した、脱予算経営 2年半の軌跡 -経営をエンジニアリングして組織の適応力を高める話- のスライドです。

Avatar for hiroki-arai

hiroki-arai

April 15, 2026

More Decks by hiroki-arai

Other Decks in Business

Transcript

  1. ⾃⼰紹介 Hiroki Arai | 荒井 裕貴 クリエーションライン株式会社 VP of Engineering

    DevOpsDays Tokyo / スクフェス沖縄 実⾏委員 コミュニティ経理 ⼀般社団法⼈DevOpsDays Tokyo / ⼀般社団法 ⼈スクラムギャザリング東京実⾏委員会 エンジニア 暗算が得意、2進数から10進数の変換が速 い 趣味 沖縄の釣りんちゅ © Creationline Inc. 1
  2. 計画駆動型の経営がもたらしたもの    ズレても動かせない 3ヶ⽉で予測は外れ始めるが数字 は固定されたまま。毎⽉外し続け る報告が続く モチベーションの喪失 ズレたまま⾛り続けて⾚字着地。

    粗い解像度の⽬標はなおさら外れ やすい 現場との摩擦 アジャイルな現場と硬直した経営 システム。 組織の変化スピードに対して 予算がボトルネック。 © Creationline Inc. 5
  3. LEAN Agile DevOps の学びで⽴ち向かう ⾃分の中に根差している価値観と実践を経営に持ち込む  LEAN ムダの排除と 継続的な価値の流れ 

    Agile 経験主義と 繰り返し型の適応  DevOps カルチャーと プロセスの変⾰ © CREATIONLINE, Inc. 7
  4. Beyond Budgeting (脱予算経営) とは 「予算をなくす」ではなく、予算の役割を再定義する リーダーシップ Y理論ベース  意義のある⽬的 

    学習と改善のための透明性  ⾃律を重視した組織運営 プロセス 予算ゲームを避ける  野⼼的で相対的な⽬標  正直で正確な意思決定のための⾒通し  必要性と機会に応じたリソース配分 © Creationline Inc. 8
  5. トップダウンでもボトムアップでもなく ヒエラルキーを前提としない意思決定 © Creationline Inc. 19 ヒエラルキー前提の⼒の構図  トップダウン ⼤きな影響⼒を発揮するが、現場

    の詳細を知らない⼈が決定するこ とになる  ボトムアップ 詳細度は⾼いが、声が届くまでに 時間がかかる  OST 役職ではなく情報の質で判断 し、協⼒する前提で進める
  6. 組織と⼈の変化 仕組みの変化が⼈の変化を⽣んだ © Creationline Inc. 24  組織の透明性 全現場リーダーが組織全体で 何が起きているかを説明できる

    状態に  数字への意識 チームが⾃分たちの数字を意識 するようになった — 数字に対する⾃律  ⾃発的な学習 リーダーが経営の勉強を始め、 新卒メンバーが⾃発的に 事業分析を実施
  7. コミュニティに感謝  コミュニティの経験 脱予算経営の実践にはコミュニ ティの経験がフルに活きている  学びを経営へ DevOpsDays Tokyo /

    スクラムフェ スで学んだことがそのまま経営に 活きた  感謝 コミュニティの皆さんに ⼼から感謝 © Creationline Inc. 30