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ゲームで挑戦!VPC の気持ちになって IPv4/v6 パケットをルーティングしよう!
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July 06, 2026
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ゲームで挑戦!VPC の気持ちになって IPv4/v6 パケットをルーティングしよう!
JAWS ミート 2026
2026/7/4
hmatsu47
PRO
July 06, 2026
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Transcript
ゲームで挑戦! VPC の気持ちになって IPv4/v6 パケットをルーティングしよう! JAWS ミート 2026 2026/7/4 まつひさ(hmatsu47)
自己紹介 松久裕保(@hmatsu47) • https://qiita.com/hmatsu47 • 現在: ◦ 名古屋で Web インフラのお守り係をしています
◦ SRE チームに所属しつつ技術検証の支援をしています ◦ 今年はカンファレンス・勉強会では DB 以外の話メインで! 2
前回(去年) • 「ゲームで体感!Aurora DSQL の OCC」という体験型? LT を実施 ◦ LT
枠に空きが出たため即興で Amazon Q CLI にゲームを作って もらう→「最後にコミットした人が勝ち!」ゲームを開催 3
今回 • 「IPv6 VPC 学習ゲーム」で IPv6 専用 or IPv4/v6 混在
ネットワークとルーティングを学ぼう! ◦ Kiro CLI で AI-DLC v2(α)を使って作成したゲーム ▪ 作成過程の話などは別の機会に(今日は話しません) ▪ ちなみにこれを作った直後 AI-DLC v2 が GA Preview に 4
というわけで • さっそく挑戦してみましょう! 5
…といきなり言われても 困りそうなので 6
ちょっとだけヒント 7
ゲームは 3 ステージ • ① IPv6 アドレスの分類 • ②サーバー環境とクライアント環境の IPv6
対応 • ③パケットのルーティング 8
① IPv6 アドレスの分類 • GUA(グローバルユニキャストアドレス) ◦ 特殊な GUA : NAT64/DNS64
で使う IPv4 埋め込みアドレス • ULA(ユニークローカルユニキャストアドレス) 9
②サーバー環境とクライアント環境の IPv6 対応 • ALB がある IPv4 サーバー環境の IPv6 対応
◦ (最低限)パブリックサブネット側のみ IPv6 アドレス追加で OK • クライアント環境(プライベートサブネット)の IPv6 対応 ◦ IPv6 外向き通信 : Egress-only インターネットゲートウェイへ ◦ IPv4 外向き通信 : NAT ゲートウェイへ 10
③パケットのルーティング • ここはノーヒントで! ◦ 「ひっかけ」選択肢に注意して! 11
お待たせしました 12
ゲームで挑戦! • 入口はこちら ◦ https://dxgo35nl9iqn0.cloudfront.net/ ◦ https://bit.ly/3T7r8RO • 名前を入力→ゲーム開始! •
各ステージ 1 分の時間制限あり ◦ クリアできなくても再挑戦可能 • クリアされた方先着 5 名にプレゼントあり 13
楽しんでいただけましたか? 14
ここからは解説編 15
① IPv6 アドレスの分類 • IPv6 アドレスのうち AWS VPC で考慮の必要があるもの ◦
GUA(グローバルユニキャストアドレス) ▪ IPv6 では通常はプライベートサブネットにも GUA を割り当てる ▪ 特殊な GUA として NAT64/DNS64 で使う IPv4 埋め込みアドレスがある → 64:ff9b::/96 ◦ ULA(ユニークローカルユニキャストアドレス) → fc00::/7(現時点では fd00::/8 のみ使用/ AWS では IPAM で割り当て) ▪ インターネットと通信しないプライベートサブネットで使うアドレス 16
②-1 サーバー環境の IPv6 対応 • ALB がある IPv4 サーバー環境の IPv6
対応 ◦ パブリックサブネット側のみ IPv6 CIDR ブロックを追加で OK ▪ プライベートサブネットは IPv4 のままで対応可能 ▪ ALB をデュアルスタック化 ▪ パブリックサブネットのルートテーブルに IPv6 デフォルトルートを追加 17
これが(IPv4 only) 18
こう(デュアルスタック化) 19 IPv6(GUA)割り当て ALBデュアルスタック化 IPv6デフォルトルート追加
②-2 クライアント環境の IPv6 対応(1/3) • a) デュアルスタック化 ◦ プライベートサブネットに IPv6
CIDR ブロックを追加 ◦ ルートテーブルに IPv4/v6 デフォルトルートを追加 ▪ IPv4 外向きは NAT ゲートウェイ(→インターネットゲートウェイ)へ ▪ IPv6 外向きは Egress-only インターネットゲートウェイへ 20
②-2 クライアント環境の IPv6 対応(2/3) • b) IPv6 シングルスタック化 ◦ プライベートサブネットを
IPv6 専用で作成して DNS64 有効化 ◦ Route 53 VPC Resolver が A レコードの IPv4 アドレスを特殊な GUA(64:ff9b::/96)に変換 ▪ このアドレス範囲は NAT ゲートウェイ(→インターネットゲートウェイ) へルーティング 21
②-2 クライアント環境の IPv6 対応(3/3) • a) b) とも外部の IPv4 サイト宛ては
NAT ゲートウェイへ ◦ a) IPv4 プライベートアドレス→ IPv4 パブリックアドレスに変換 ◦ b) IPv6 の特殊なアドレス(64:ff9b::/96)→ IPv4 パブリックアド レスに変換 • IPv6 GUA(通常)のルーティング先に注意 ◦ プライベートサブネット内のアドレスも IPv6 GUA ▪ Egress-only インターネットゲートウェイに流さない 22
これが(IPv4 only) 23
こうなったり(デュアルスタック化) 24 IPv6(GUA)割り当て EIGW作成 IPv6デフォルトルート追加
はたまたこうなったり(NAT64/DNS64) 25 IPv6(GUA)専用サブネット作成 &ルートテーブル作成・ IPv6デフォルトルート追加 サブネット作成後、 ・NAT64用ルートをルートテーブ ルに追加 ・サブネットでDNS64有効化
③パケットのルーティング • ステージ②の構成図(クライアント環境)をイメージしつつ ◦ 前半はデュアルスタック環境で ◦ 後半は IPv6 シングルスタック環境で(NAT64/DNS64) •
実はインターネットゲートウェイに直接ルーティングす るパケットは流れてこない ◦ 外からアクセス可能な IPv6 パブリックサブネットでは NAT など を使わずインターネットゲートウェイに直接ルーティングする 26
参考情報 27
AWS VPC 設定の詳細はこちらで • BuriKaigi 2026(1/9)で「AWS で試して学ぶ IPv6」と いうタイトルのセッションをしたときの補足資料(Zenn) ◦
https://zenn.dev/hmatsu47/books/burikaigi2026-aws-ipv6-study 28
IPv6 ハンズオン 29 • AWS IPv6 Hands On (japanese) ◦
https://catalog.us-east-1.prod.workshops.aws/workshops/025ae486-39d3 -4de4-a12b-049970983d18/ja-JP ▪ 内容は基礎的なもの • Get hands-on with IPv6 ◦ https://catalog.workshops.aws/ipv6-on-aws/en-US ▪ EKS などにも対応