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Angularのコンポーネントを知る

 Angularのコンポーネントを知る

Angular触ろうの会 in Fukuoka #2(2017/05/29)の発表資料です。

ponday

May 29, 2017
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Transcript

  1. Profile ponday / 本田 裕介 (Honda, Yusuke) name - chibi-developer

    - ng-fukuoka スタッフ community - Kotlin, Java, C# etc... - JavaScript - Angular, Vue.js skill
  2. @Component - AngularのComponentを定義するときに付けるDecorator - @angular/coreに定義されている - Angular CLIでは『ng g component

    <コンポーネント名>』で生成可能 - Directiveの一種 - DOMのテンプレートを持つComponent - DOMのテンプレートを持たないAttribute Directive - DOMの表示を制御するStructural Directive
  3. encapsulation - CSSによるスタイリングのカプセル化の挙動を指定できる。 - 指定できるのは以下の3種類 - ViewEncapsulation.Emulated - デフォルト値 -

    各要素に自動的に属性を割り当ててカプセル化を実現 - ViewEncupsulation.Native - Shadow DOMを使ってカプセル化を実現 - ブラウザのShadow DOM対応が必須。現状ChromeかOperaでしか動かない - ViewEncapsulation.None - カプセル化をせず、グローバルスコープに展開する。 - スタイルが一切指定されていない場合、自動的にNoneになるらしい
  4. changeDetection:前提知識 - Change Detection = 変更検知 - Chenge Detectionを行う仕組み =

    Change Detector - コンポーネントごとに保持 - DOMツリー同様に、Change Detectorのツリーが構成されている。 - 各プロパティ(@Inputなど)の値の変更をViewに反映 - zone.jsにより、DOMイベントやAjax通信などあらゆる非同期イベントの発生をフック。値の 変更をチェックする。 - 通常状態ではイベントが発生するたびにすべてのコンポーネントの値の変更を チェックしている。
  5. changeDetection - Change Detectorの変更検知のタイミングを制御 - 指定できるのは以下の2種類 - ChangeDetectionStrategy.Default - デフォルト値

    - このコンポーネントおよび配下について常に値の変更をチェック - ChangeDetectionStrategy.OnPush - @Inputの値が変わった場合にのみ値の変更をチェック - 入力に変更がない場合は配下のチェックをスキップ → 効率が良い - 値の変更 = 参照の変更なので注意が必要 (@Inputにオブジェクトを渡している場合、内部の値が変わっても変更とはみなされな い) - ChangeDetectorRef.markForCheck()を使ってに任意に変更検知させることも可能。