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Nagasaki_Univ_idea_Day3_SN

 Nagasaki_Univ_idea_Day3_SN

長崎大学の2022年の最終日の講義の、「SN変換」講義のスライドです。
長崎大学用にカスタマイズしてありますが、ほとんどの部分は、企業や大学でも同様です。

石井力重

August 03, 2022
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Transcript

  1. シーズニーズ変換ワークショップ 技術起点でアイデア発想を行う方法 mini

  2. 進行 0000 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 0.導入(流れ紹介)(5) 1.シーズニーズ変換の概要(5) 2.発想の例(15) 3.ファンクションを発想する補助ツール「IF60」(5) 0030 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 4.実践

    (1)シーズ紹介(15) (2)ファンクションを発想(20)+休憩10 0115 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (3)ニーズを発想(20) (4)グループ内でレビュー「有望なのは?」(10) 0145 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 5.3分発表(3×2=6 →10) 6.補足(アントレのための話し)(5) 7.シーズニーズ変換(の概要)(広義と狭義)(10) 0210 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  3. 技術起点で発想する手順(概要)

  4. SeedsからNeedsを発想する方法は少ない (世の中に、アイデア発想法はたくさんありますが) 技術Seeds 市場Needs (逆は発想しやすい)

  5. ですが、役立つ発想方法があります

  6. 市場 (Needs) ━━━━━━━━━━ ・用途 ・潜在的ニーズ ・萌芽的ニーズ ・成長市場ニーズ 技術 (Seeds) ━━━━━━━━━━

    ・保有技術 ・新技術 ・専門的知識 ・研究Data 遠くて発想しにくい
  7. 市場 (Needs) ━━━━━━━━━━ ・用途 ・潜在的ニーズ ・萌芽的ニーズ ・成長市場ニーズ 技術 (Seeds) ━━━━━━━━━━

    ・保有技術 ・新技術 ・専門的知識 ・研究Data 遠くて発想しにくい 概念の距離が遠い要素を想起することは、 頭が しにくい(=発想がわきにくい) で、頑張って、ようやく1つ着弾すると、 「他には、何があるか」を思考しなくなる。 (初期イメージへの固執する。代案もないし・・・) その結果、1つ目の着想が筋悪だと、 商業化がとん挫・・・。
  8. 技術 (Seeds) ━━━━━━━━━━ ・保有技術 ・新技術 ・専門的知識 ・研究Data Function ━━━━━━━━━━ ・機能

    ・効果・効能 ・便益(Benefit) 距離が近い“Function”は 発想しやすい
  9. 技術 (Seeds) ━━━━━━━━━━ ・保有技術 ・新技術 ・専門的知識 ・研究Data Function ━━━━━━━━━━ ・機能

    ・効果・効能 ・便益(Benefit) 距離が近い“Function”は 発想しやすい まず、コツ: 文章的に、大抵の“機能”は 「〇〇できる」と書ける。 ↓ 「この技術で、〇〇できる と表現できることはなんだ ろうか」と考え、機能を どんどんあげていく。 研究者・技術者は、 (市場の話には口は重いものだが) 「〇〇できる」を出し合うディスカッ ションは参加しやすい。
  10. 市場 (Needs) ━━━━━━━━━━ ・用途 ・潜在的ニーズ ・萌芽的ニーズ ・成長市場ニーズ 技術 (Seeds) ━━━━━━━━━━

    ・保有技術 ・新技術 ・専門的知識 ・研究Data Function ━━━━━━━━━━ ・機能 ・効果・効能 ・便益(Benefit) 距離が近い”Needs”は 発想しやすい
  11. 市場 (Needs) ━━━━━━━━━━ ・用途 ・潜在的ニーズ ・萌芽的ニーズ ・成長市場ニーズ Function ━━━━━━━━━━ ・機能

    ・効果・効能 ・便益(Benefit) 「この機能(〇〇できる)を、 喜ぶのは、どんなニーズを 持った人か」と考え、 用途や市場を どんどんあげていく。 企画者・販売者は、 (技術の話には、口が出せないが) 「〇〇できる」なら「こんな市場ニー ズがある」・・・を出し合うディスカッ ションになると、よくしゃべる。 距離が近い”Needs”は 発想しやすい
  12. 市場 (Needs) ━━━━━━━━━━ ・用途 ・潜在的ニーズ ・萌芽的ニーズ ・成長市場ニーズ 技術 (Seeds) ━━━━━━━━━━

    ・保有技術 ・新技術 ・専門的知識 ・研究Data Function ━━━━━━━━━━ ・機能 ・効果・効能 ・便益(Benefit) 「シーズから、(Fを経由し) ニーズを発想する」 他の場でも、この「両サイドから届く距離」に「フィールドを設ける」のは思考技術として便利です。
  13. 発想の実例 (ここだけ非公開) 録画、撮影は、事務局のみに限定ください

  14. ポイント 「ファンクション」を見出す

  15. この技術なら、多分・・・、 用いる状況や、 一緒に他のものを 使う前提ではあるけど、 〇〇できる (〇〇という機能がある) と思う。

  16. この技術なら、多分・・・、 用いる状況や、 一緒に他のものを 使う前提ではあるけど、 〇〇できる (〇〇という機能がある) と思う。 と、言うぐらいの、気楽さで、たくさん出すのがコツ

  17. これ・・・ 技術(シーズ)から、 ファンクションを想起するのって、 「創造的」タイプ以外には難しい 不安定な作業じゃない?

  18. 発想の呼び水、 あります。 IF60 (アイ エフ ロクジュウ) 開発工学(TRIZとVE) から 抽出された 優秀な機能集

    カード60枚 https://miro.com/app/board/o9J_lWGkd9o=/
  19. • カードを次々めくり、 そこにある単語(〇〇)を、 以下の様にあてはめ、考えてみる。 • 「このシーズを使って、 “〇〇できる”だろうか?」 • ・・・いろんな角度で考えてみて 「う~ん、条件を整えれば、

    〇〇できる、と言えそう」 • という感じで、拾ってOK。 • 迷ったときは、拾おう。
  20. でも、最初から使うよりは、 • 自分で思いつける「機能」を、出せるだけ出すほうが良い。 • それで、「もう出ない」、となったら使う。 • なお • 使っているうちに、カードと無関係な「機能」が想起できたら、 カードは中断し、それについて考え始めてよい。

    • 発想支援ツールは「手掛かり」にすれど「足枷」にするなかれ。
  21. 実践!

  22. 1.シーズ紹介(15) • 長崎大学の有望なシーズを題材に。 • 沢山ありますが、「ドローン技術群」を選定しました。 • 羽ばたきドローン • 水中ドローン •

    テレビ動画、研究室サイトを紹介。 ※本格版ワークショップだと、ここはシーズホルダー (開発者のかた)が技術の詳細をしゃべる)
  23. (動画、情報群)

  24. 2.「機能」を発想(20分) • 使う付箋=緑 • 各シーズについて、「多分、〇〇できる」と、 考えられるものを、皆で列挙します。 • 目安=1シーズにつき、5個以上 • ブレインストーミング的に。(間違い/実現

    性が低い/凡庸/オリジナルじゃない、な どを、気にしない)(可能性を広げる) • 挙げたものは「〇〇できる」という表現で、 書く。
  25. ▪書き出しのコツ 書き出す時は、可能性の列挙でよい。 確証がなくてもいいから、挙げる 列挙する時には、多少のかぶりは気にしないこと。 可能性を広げようとする姿勢で。 Function (機能) Seeds (技術) Needs

    (用途) 「Function」か 「Needs」か 「Seeds」か 「Function」か どこに書くべきか迷ったら、 とにかく書く!
  26. カードは、 各人、好きに使っ てください。

  27. 3.ニーズを発想(20分) • 付箋=黄色 • 各「機能」から、「〇〇できるな ら、こんな用途に活かせるかも」 という案を挙げます。 • 目安=1機能あたり、5個以上 •

    同じく、ブレスト的に。 (仮説、でいいんです) • 挙げたものは全部書きます。 「□□の用途」や 「□□市場」など、 自由な粒度(市場サイズ)、 砕けた表現でOKです。
  28. 4.有望なのは?(10分) • 簡易レビュー • 各自、列挙ニーズの中から 2つ上げる。 指標は(魅力的)(手堅い) • 共有して、ディスカッション (最も有望なものはどれか)

  29. https://app.sli.do/*** シーズを変換して、出てきた 「ニーズ」(=用途、あるいは、 市場)を 投稿してください。 あなたの思う、筋のよさそうなニーズで、OKです。 「1投稿1ニーズ」のスタイルで。 いくつかある場合は、 分けて投稿してください。 1投稿に複数ニーズがあると、イイネが、つけにくいため

  30. 補足(アントレプレナーのための話し)

  31. 起業アイデアを考えるなら、 長崎大学(のシーズ集)に注目するのも、アリ。 固有の強みを起業家が短期間で獲得するのは相当難しい。 大学シーズは、その段階を、軽く乗り越えることができる。 コンテストに応募する際には、 シーズ保有者の先生にアポを取って、会いに行くと良い。 快く聞いてくれる先生もいる。 (技術コーディネータ部門にコンタクトするのも良い。) ※もちろん、先生も多忙なので「仮想のプランのために付き合う時間はない」となる可能性も あるので、謙虚で配慮深く、コンタクトすることが必要。

  32. 広義の「シーズ→ニーズ変換」 (ワークの範囲を超えた全体図)

  33. 広義(全体像) ⇔ 狭義(このWS)

  34. SN変換で得られるNeedsは 「□□技術を使うことにより 〇〇できる △△(=アイテム名)」 というアイデア(あるいは、コンセプト)段階。 狭義のSN変換

  35. 有望なものへ 絞り込む 狭義のSN変換

  36. スケッチや 即興の試作物 で具体的にする ※画像は、IAMASの小林茂先生からいただいた資料より。無断転載禁止 狭義のSN変換

  37. ※画像は、IAMASの小林茂先生からいただいた資料より。無断転載禁止 狭義のSN変換 どれほどの 規模と深さの ニーズが あるのか、 調査する

  38. ※画像は、IAMASの小林茂先生からいただいた資料より。無断転載禁止 シーズ>>>ニーズ ⇒ 選定 ⇒ 具体化 ⇒ 調査 広義のSeeds Needs

    変換 (=実際に必要な作業全体) 狭義のSN変換
  39. ※画像は、IAMASの小林茂先生からいただいた資料より。無断転載禁止 シーズ>>>ニーズ ⇒ 選定 ⇒ 具体化 ⇒ 調査 広義のSeeds Needs

    変換 (=実際に必要な作業全体) 狭義のSN変換 = 技術起点で[アイデア発想]を行う方法
  40. シーズニーズ変換