Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
リモートだからこそ 懸念だし1on1
Search
jimpei
November 28, 2024
Technology
2
530
リモートだからこそ 懸念だし1on1
フルリモエンジニア Meetup in 福岡
https://smarthr.connpass.com/event/335733/
jimpei
November 28, 2024
Tweet
Share
More Decks by jimpei
See All by jimpei
文化が生産性を作る
jimpei
3
720
「コードがむずかしい」からの脱却
jimpei
43
18k
Deployment Painをなくそう
jimpei
3
600
Other Decks in Technology
See All in Technology
20240522 - 躍遷創作理念 @ PicCollage Workshop
dpys
0
220
Wantedly での Datadog 活用事例
bgpat
2
940
Web APIをなぜつくるのか
mikanichinose
0
1.1k
「完全に理解したTalk」完全に理解した
segavvy
1
220
英語が苦手でも学びが得られるWorkshopについて / About the workshop of re:Invent 2024
taquakisatwo
0
650
Oracle Cloud Infrastructure:2024年12月度サービス・アップデート
oracle4engineer
PRO
1
370
日本版とグローバル版のモバイルアプリ統合の開発の裏側と今後の展望
miichan
1
150
最近のSfM手法まとめ - COLMAP / GLOMAPを中心に -
kwchrk
8
1.6k
AWS環境におけるランサムウェア攻撃対策の設計
nrinetcom
PRO
1
280
Google Cloud で始める Cloud Run 〜AWSとの比較と実例デモで解説〜
risatube
PRO
0
120
C++26 エラー性動作
faithandbrave
2
850
PHP ユーザのための OpenTelemetry 入門 / phpcon2024-opentelemetry
shin1x1
3
1.6k
Featured
See All Featured
A better future with KSS
kneath
238
17k
Fontdeck: Realign not Redesign
paulrobertlloyd
82
5.3k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
PRO
10
830
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
94
13k
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
48
49k
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
410
22k
Writing Fast Ruby
sferik
628
61k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
182
21k
Music & Morning Musume
bryan
46
6.2k
Done Done
chrislema
182
16k
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
97
17k
Building Your Own Lightsaber
phodgson
104
6.1k
Transcript
1 リモートだからこそ 懸念だし1on1 2024.11.28 フルリモエンジニア Meetup in 福岡 @jimpei
2 SIer -> Yahoo! JAPAN -> mercari (2021/08~) Software
Engineer 2020/02から4年以上ほぼフルリモート(福岡) Jimpei HAMAMURA(@jinpeih)
3 リモートだからこそ 気にしていること
4 リモートワーク どうですか?
5 リモートワークで コミュニケーションが 効率化されすぎていない?
6 効率化されすぎている? • 朝会が共有や相談でぎちぎち • 必要以上にMTGを増やさない力学がある(でも増える • 雑談や気軽な相談時間が少ない(増やす努力はしてる チームやミーティングは順調だが ...
一見、生産性高くて 問題ないように見える が、本当に大丈夫だろうか ...
7 効率化の代わりに 失っているものはないか
8 効率の代わりに失っているものはないか • 朝会やMTGや目標は順調だが、本当に問題がないのか • 実は朝会で話せなかったこと はないか • MTGの進行を妨げないために口をつぐんだ ことはないか
「その話は今じゃなくて別の機会でやりましょう」の機会はいつ来るのか 別でMTGするほどでもない懸念事項を見落としていないか なにか見落としてないか? 考慮漏れに早く気づくことで生産性を保てないか
9 懸念だしにフォーカスした1on1
10 懸念だしにフォーカスした1on1 • 全体的になにか懸念、引っかかってることは? • 朝会で話せてない、気になっていることは? • 他のチームでこういう動きがあるらしいが影響ある? • こういうアイディア/リスクは考えられるか?
• ちょっと先の未来から逆算 して、今問題ない状態だろうか? • 状況が目まぐるしく変わる中、新しい問題が誕生 してないだろうか 同じ課題感を持つエンジニアと毎週 30-60分 1on1 未来と今を行き来して考える機会にする
11 懸念だしで得られたもの • 2人でしっかり見直す機会 があると発見できることがある • お互いに共有することで不安事項がなくクリア な状態になる ◦ 2人以上熟考した人がいる状態は安心できる
• 自然と知見が共有 できる やはり懸念が漏れているものがたくさんある
12 懸念だしで気をつけていること • 秘密の話をしない • 情報格差を作らない、情報格差で仕事しない • チームにも結果を共有する クローズになってはいけない
13 懸念だしを2年続けた感想 • かなりワークしている実感がある ◦ 現状を見つめたり、先で転ばないかを考える機会ができる 個人的に見る範囲も増えてきたので最近はPdM, PgMなど4人ぐらいと 同様の1on1をしている
14 まとめ • リモートワークでコミュニケーションも 効率化されすぎてない ? • 懸念を考え尽くす機会 って実は多くない •
自然発生に任せるのではなく、 意図的・意識的に やってみませんか? 懸念だしにフォーカスした 1on1
15 おわり