GMSH と Salome-Platform を学ぶ 7 CalculiX の仕組み CalculiX は 2 つの独立したプログラムで構成されています:CCX はソルバーのコン ソールアプリケーションでテキストファイルのインターフェイスを持ち、CGX はプリポ ストプロセッサーでコマンドとグラフィカルユーザーインターフェイスを持ちます。CCX はバイナリの実行ファイルといくつかのライブラリ(Windows では dll ファイル、ccx.exe と同じフォルダーに格納されています)を含んでいます。実行すると、入力ファイル(通 常、拡張子は.INP または.inp)を読み込み、データを認識します。まず、*NODE カード のノードの番号と座標から始まり、要素、グループ(セット) 、最後に*STEP カードの境 界条件と特定の命令を認識します。たとえば、test.inp というテキストファイルがあり、 その中に次のようなテキストが書かれているとします。 1 **Node numbers and coordinates 2 *NODE,NSET=Nall 3 1, 0, 0, 4 2, 1.5, 0, 5 3, 0, 1, 6 **Truss elements, type T3D2 (valid for CCX >2.11) 7 *ELEMENT,TYPE=T3D2,ELSET=EAll 8 1, 1, 2 9 2, 2, 3 10 **Material properties, Young's Modulus E=2e11 Pa, Poisson ratio=.3 11 *MATERIAL,NAME=STEEL 12 *ELASTIC 13 2e11,.3 14 **Cross section of each truss element, Area=0.01 15 *SOLID SECTION,ELSET=EAll,MATERIAL=STEEL 16 1e2 17 **Define nodal set for supports 18 *nset,NSET=support 19 1, 20 3 21 **Fix nodes of set in all three directions (X,Y,Z) 22 *BOUNDARY 23 support,1,3