Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
[OutSystems] Testing Framework がいい。とてもいい。
Search
kata_junn
July 20, 2022
Programming
0
1.1k
[OutSystems] Testing Framework がいい。とてもいい。
BDD Framework のやりづらさを黒魔術で解決しよう!
kata_junn
July 20, 2022
Tweet
Share
More Decks by kata_junn
See All by kata_junn
[OutSystems] ユニットテスト in OutSystems
kata_junn
0
79
O11?ODC?一体何が違うのさ?_v1.0.2.pdf
kata_junn
0
320
[OutSystems] O11 ユーザーに贈る ODC 移行に備えておくと良さそうなコト
kata_junn
0
130
ODC を乗りこなすために理解しておくと良いかもしれないいくつかのこと~Case:External Logic~
kata_junn
0
190
[OutSystems] シン・とりあえず Reactive なプロジェクトにはこれ導入しておくと良い規約
kata_junn
0
180
[OutSystems] OutSystems が誘う Null がない世界の罠
kata_junn
0
680
[OutSystems] CodeceptJS で快適な E2E ライフを送ろう!
kata_junn
0
270
[OutSystems] とりあえず Reactive なプロジェクトにはこれ導入しておくと良いって規約
kata_junn
1
1.4k
[Agile][Scrum] 転リファ
kata_junn
3
8.4k
Other Decks in Programming
See All in Programming
見えないメモリを観測する: PHP 8.4 `pg_result_memory_size()` とSQL結果のメモリ管理
kentaroutakeda
0
930
ある日突然あなたが管理しているサーバーにDDoSが来たらどうなるでしょう?知ってるようで何も知らなかったDDoS攻撃と対策 #phpcon.2024
akase244
2
7.7k
カンファレンス動画鑑賞会のススメ / Osaka.swift #1
hironytic
0
170
令和7年版 あなたが使ってよいフロントエンド機能とは
mugi_uno
10
5.1k
Итераторы в Go 1.23: зачем они нужны, как использовать, и насколько они быстрые?
lamodatech
0
1.4k
20241217 競争力強化とビジネス価値創出への挑戦:モノタロウのシステムモダナイズ、開発組織の進化と今後の展望
monotaro
PRO
0
280
今年のアップデートで振り返るCDKセキュリティのシフトレフト/2024-cdk-security-shift-left
tomoki10
0
360
GitHub CopilotでTypeScriptの コード生成するワザップ
starfish719
26
5.9k
ATDDで素早く安定した デリバリを実現しよう!
tonnsama
1
1.8k
Fixstars高速化コンテスト2024準優勝解法
eijirou
0
190
Jaspr Dart Web Framework 박제창 @Devfest 2024
itsmedreamwalker
0
150
Stackless и stackful? Корутины и асинхронность в Go
lamodatech
0
1.3k
Featured
See All Featured
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
226
22k
KATA
mclloyd
29
14k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
328
38k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
8
1.2k
Visualization
eitanlees
146
15k
Making Projects Easy
brettharned
116
6k
Gamification - CAS2011
davidbonilla
80
5.1k
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
74
5.4k
Practical Orchestrator
shlominoach
186
10k
Fantastic passwords and where to find them - at NoRuKo
philnash
50
2.9k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
267
20k
A Tale of Four Properties
chriscoyier
157
23k
Transcript
片野 潤一 アジャイル営業推進部 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 Testing Framework がいい。 とてもいい。
片野 潤一
[email protected]
Java Struts/Spring/MyBATIS 2005 2014 OutSystems Developer@3人(6か月) Developer
&& TL@約10人(24か月) OutSystems 推進 2019 2020 Scrum on AWS Role:Developer TypeScript Serverless Dynamo, Lambda, S3, SQS, Kinesis, Athena Angular 認定スクラムマスター(CSM) AWS Certified DevOps Engineer - Professional OutSystems 資格 8 個(Expert Traditional Web Developer 含む) 好き:リアル脱出ゲーム、低温調理、肉、ゴルフ、スパイス、オクトラ OutSystems OutSystems 推進 Expert Service now!! 2
BDD Framework
None
BDD Framework
BDD Framework Testing Framework
BDD Framework の Developer Experience はどうでしたか?
先端開発者にとっての働きやすい環境と高速な開発を実現するための文化・組織・シ ステムが実現されているかを意味する開発者体験(Developer eXperience)です。 https://cto-a.github.io/dxcriteria/about.html “ Developer eXperience? ある特定のシステムを開発・保守する開発者をユーザーと捉え、彼ら・彼女らの開発 に伴う体験 https://buildersbox.corp-sansan.com/entry/2019/03/11/121417
“
テスト対象を Public にせざるを得ない問題 テスト用 eSpace eSpace テスト用 アプリケーション w/ BDD
Framework 業務用 アプリケーション 参照 業務ロジック アサーション 前処理/後処理 さぁ 実装だ!
テスト用 eSpace eSpace 業務用 アプリケーション 参照 業務ロジック アサーション 前処理/後処理 業務ロジックを実装する
Pub った! 1 テスト対象を Public にせざるを得ない問題 テスト用 アプリケーション w/ BDD Framework
よしテスト するぞ テスト用アプリケーションから業務ロジックを探す 2 テスト対象を Public にせざるを得ない問題 テスト用 eSpace eSpace
業務用 アプリケーション 参照 業務ロジック アサーション 前処理/後処理 Pub った! テスト用 アプリケーション w/ BDD Framework 業務ロジックを実装する 1
あれ? ないぞ? テスト対象を Public にせざるを得ない問題 テスト用アプリケーションから業務ロジックを探す 2 テスト用 eSpace eSpace
業務用 アプリケーション 参照 業務ロジック アサーション 前処理/後処理 Pub った! テスト用 アプリケーション w/ BDD Framework 業務ロジックを実装する 1 気付く 3
ああ! Public か! テスト対象を Public にせざるを得ない問題 テスト用アプリケーションから業務ロジックを探す 2 テスト用 eSpace
eSpace 業務用 アプリケーション 参照 業務ロジック アサーション 前処理/後処理 Pub った! テスト用 アプリケーション w/ BDD Framework 業務ロジックを実装する 1 気付く 3
テスト対象を Public にせざるを得ない問題 テスト用アプリケーションから業務ロジックを探す 2 テスト用 eSpace eSpace 業務用 アプリケーション
参照 業務ロジック アサーション 前処理/後処理 Pub った! テスト用 アプリケーション w/ BDD Framework 業務ロジックを実装する 1 気付く 3 悩む 4 え、でもそれってテストのた めにプロダクションコードの 実装に手を加えるってこと? そもそも可視性が2通りしか ないし公開したい Producer を指定するような仕組みがな いときついっていうかテスト 対象 Public にしていったら 関係ないのに使われる可能性 を否定できないし Public で あるべきでない Action も Public にしないとテストが できないの?まじかーそっか ー(超早口)
テスト対象を Public にせざるを得ない問題まとめ BDD は OutSystems の仕組みに則った正規の手段で Action を実行する想定 OutSystems
の可視性バリエーションは Private / Public の2種類のみ よって以下のような Private Action をテストしたい場合 Public にせざるを得ない - 1か所でしか使われていない完全 Private な Action - eSpace 内 Public な Action Public プロパティは実装の意図を伝えるための側面が強い(個人差があります) そのため、テスティングフレームワークの影響で強制されるのは違和感がある
Testing Framework
テスト対象を Public にせざるを得ない問題 テスト用 eSpace eSpace テスト用 アプリケーション w/ Testing
Framework 業務用 アプリケーション 参照 業務ロジック アサーション 前処理/後処理 さぁ 実装だ!
テスト用 eSpace eSpace 業務用 アプリケーション 参照 業務ロジック アサーション 前処理/後処理 業務ロジックを実装する
Pub った! 1 テスト対象を Public にせざるを得ない問題 テスト用 アプリケーション w/ Testing Framework
よしテスト するぞ テスト用アプリケーションの何か一つを参照する 2 テスト対象を Public にせざるを得ない問題 テスト用 eSpace eSpace
業務用 アプリケーション 参照 業務ロジック アサーション 前処理/後処理 Pub った! 業務ロジックを実装する 1 テスト用 アプリケーション w/ Testing Framework
楽だなー テスト対象を Public にせざるを得ない問題 テスト用アプリケーションの何か一つを参照する 2 テスト用 eSpace eSpace 業務用
アプリケーション 参照 業務ロジック アサーション 前処理/後処理 Pub った! 業務ロジックを実装する 1 Private だろうが Public だろうが呼び出し放題!! 3 テスト用 アプリケーション w/ Testing Framework
Testing Framework でのテスト実装 テスト対象:GetNextProductNumber Public:No 処理:Aggregate の結果 に +1 して返す
Testing Framework でのテスト実装 テスト対象:GetNextProductNumber Public:No 処理:Aggregate の結果 に +1 して返す
まずは Public にする! そして SetUp で GetLastProduct がデ ータを取得できるデータを作成して、あ、 あとは意図しないデータがあったらエラ ーにするなり削除するなりしないとなー 副作用に注意しなくちゃな!
Testing Framework でのテスト実装 Public 化 不要!
Testing Framework でのテスト実装 (今回は) データセットアップ 不要! Public 化 不要! 簡単に
Mocking 化 !!!
Testing Framework でのテスト実装 テスト開始を宣言 1 テスト対象の Proxy を宣言 2 Mock
クエリの結果を宣言 3 Mock クエリの結果をセット 4 Proxy 経由で Private Action を実行 5 アサーション 6
Testing Framework でのテスト実装 テスト開始を宣言 1 テスト対象の Proxy を宣言 2 Mock
クエリの結果を宣言 3 Mock クエリの結果をセット 4 Proxy 経由で Private Action を実行 5 アサーション 6
OutSystems のテスティングフレームワーク特徴ざっくり Testing Framework テスト対象強制 Public やるしかない 黒魔術で解決 プロダクションコードに 入り混じる
黒魔術で解決 Mocking 実装 プロダクトバージョン アップへの追従性 原理的に心配なし 破綻するかも Client Action 対応 あり なし BDD Framework
今日のまとめ BDD Framework は盤石な OutSystems 公式のテスティングフレームワーク 公式がサポートし、OutSystems でのテスティングの中心的存在であるが、 仕組み上「できないこと」や「できるけれどもやりづらい」ことが多々ある そんな中
Testing Framework という選択肢が彗星のごとく現れた 「BDD でやりづらいことを C# を駆使した黒魔術で解決」している 公式サポートはゼロだが、ユニットテストの生産性向上に役に立つかも
https://www.outsystems.com/forge/component- overview/12754/testing-framework Server Action にオススメ! 皆さんも使ってみましょう!!
ご清聴ありがとうございました