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サイバーエージェントでCDツールを内製した話

 サイバーエージェントでCDツールを内製した話

Kenta Kozuka

June 22, 2023
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  1. 2019-2020年頭ぐらい 構想〜言語化 • 各部署に水面下でヒアリング • 現状の問題の洗い出し • 理想状態を言語化 • 既存ソリューションの分析

    ◦ Spinnaker、ArgoCD、FluxCD、Harnessなど • 導入プロセスを考える • 全体的なデザイン・ロードマップの作成
  2. OSSの健全なライフサイクルを確立し、開発資源を最大化する 社内成果 事例創出 コミュニティ 活性化 市場 拡大化 ▪OSS公開 ▪ベストプラクティスの啓蒙 ▪カンファレンス発表

    ▪CNCF等参加での知名度・信頼性獲得 ▪社外の利用・事例が増える ▪個人or企業コントリビューター獲得 ▪採用チャンス増 ▪社外コンサル活動 ▪社内要望サポート ▪プロダクトグロース ▪社内Enablingチーム活動
  3. 現在 Github リポジトリ • ~3,500 commits • 50+ contributors •

    700+ stars 社内SaaS • 20以上のプロジェクトで導入 • 約2,900のアプリケーションを管 理
  4. 14

  5. One CD for All 15 全ての環境 - dev, stg, prod...

    全てのオペレーション - scaling, upgrading, config updating, rolling back, infra provisioning... 全てのアプリケーション - infra, kubernetes, serverless... 全てのインフラ - public clouds such as GCP, AWS, Azure, private cloud
  6. コントロールプレーン構成詳解 • GKE上にHelmでデプロイ • Data storeはFirestore • File storeはGCS(Google Cloud

    Storage) • 管理画面、監視(Grafana)へはIAPを通して アクセス • GithubでOAuthログイン • Github Teamsを使ってRBAC • Slackチャンネルへアラートを通知