Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
要件定義入門 (失敗しないために必要なこと)
Search
KNR
November 13, 2023
Business
36
12k
要件定義入門 (失敗しないために必要なこと)
2023年11月14日にFindy様の「要件定義 先達に学ぶ今日から使える実践テクニック Lunch LT」で登壇した資料です。
KNR
November 13, 2023
Tweet
Share
More Decks by KNR
See All by KNR
GPTs活用事例集
knr109
6
5.1k
2023年はたくさんアウトプットしたよ
knr109
1
1.1k
生成AI×ノーコード (スピーディーなアプリ開発の新時代)
knr109
3
5k
ChatGPTとLLMを活用して1週間で個人開発をした話
knr109
2
3.5k
(新人)エンジニアが開発しやすいREADMEの書き方
knr109
17
9.7k
クリエイター広場を作りました
knr109
0
180
Other Decks in Business
See All in Business
アノマリーマーケティング カルチャーコード_ver1.0
anomalymarketing
1
220
新卒エンジニア向け会社紹介資料/newgraduates-engineer
nextbeat
2
1.8k
Clarity for Product People
arnekittler
0
1.1k
Alp_CompanyDeck.pdf
alpinc
0
270
サイボウズの開発チームが行っているスクラムの紹介
tonionagauzzi
0
530
VISASQ: ABOUT DEV TEAM
eikohashiba
3
24k
アッテル会社紹介資料/culture deck
attelu
10
14k
ビジネスで活かす生成AIエージェント 〜業務利用を目指して今を俯瞰的に理解しよう〜
masatoto
4
300
コミュニティと横断組織を活かす“三菱電機”のre:Invent
licux
1
180
株式会社AbemaTV 会社説明資料
abematv
2
1.7k
ユーザー体験の再定義 〜行動変容のための生成AI活用〜
_kojikako
2
490
n=1の経験が紡ぐエンジニアリングマネジメントの可能性 / The Possibilities of Engineering Management from n=1 Experiences
iwashi86
20
6.1k
Featured
See All Featured
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
55
9.2k
Writing Fast Ruby
sferik
628
61k
RailsConf 2023
tenderlove
29
1k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
34
2.5k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
33
2.8k
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
521
39k
Intergalactic Javascript Robots from Outer Space
tanoku
270
27k
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
68
10k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
29
1k
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
10
510
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
32
2.1k
Done Done
chrislema
182
16k
Transcript
要件定義入門 失敗しないために必要なこと KNR
1 2 3 4 自己紹介・今日のゴール 要件定義とは 要件定義の課題と解決策 要件定義の進め方 目次
1 2 3 4 自己紹介・今日のゴール 要件定義とは 要件定義の課題と解決策 要件定義の進め方 目次
自己紹介 名前: KNR (26) 会社: Web系企業 役職: 執行役員 実績: Qiita
2022年 1位 特技: DJ, イベント運営
今日のゴール 要件定義の基本を学べる 要件定義の各フェーズでやるべきことが分かる 各フェーズの失敗例と回避策を学べる
参考記事
1 2 3 4 はじめに 要件定義とは 要件定義の課題と解決策 要件定義の進め方 目次
要件定義とは システム開発の全体像 要件定義とは 要件定義の成果物
要件定義とは システム開発の全体像 要件定義とは 要件定義の成果物
システム開発の全体像
要件定義とは システム開発の全体像 要件定義とは 要件定義の成果物
要件定義とは 開発するシステムの機能や要求を明確にする クライアントやユーザーの要望を具体的な形にまとめる
要件定義とは システム開発の全体像 要件定義とは 要件定義の成果物
要件定義の成果物 2W1Hを成果物とする (Why, What, How) システム開発の目的 (Why) - 要件定義 どのように課題を解決するのか
(What) - 要件定義 どのようなシステムを作るのか (How) - 設計
要件定義の成果物 今回紹介するもの システム開発の目的 (Why) - 要件定義 どのように課題を解決するのか (What) - 要件定義
どのようなシステムを作るのか (How) - 設計
1 2 3 4 はじめに 要件定義とは 要件定義でよくある課題 要件定義の進め方 目次
要件定義の課題 ビジネス側とエンジニア側の認識のズレ
要件定義の課題
1 2 3 4 はじめに 要件定義とは 要件定義の課題と解決策 要件定義の進め方 目次
要件定義の進め方 - 概要 引用: 株式会社QualityCube
要件定義の進め方 要望 - (こんなシステムが欲しい) 要求 - (こんな機能を作って欲しい) 検討&提案 - (要求元に仮説を作成し提案)
要件 - (この機能を作ろう) 1. 2. 3. 4.
要件定義の進め方 要望 - (こんなシステムが欲しい) 要求 - (こんな機能を作って欲しい) 検討&提案 (要求元に仮説を作成し提案) 要件
- (この機能を作ろう) 1. 2. 3. 4.
要望フェーズ - 成果物 現状の課題の洗い出し、ゴールを設定 現状とゴールのギャップの特定 対象: ビジネス側
要望フェーズ - 失敗例と解決策 「あれも作って、これも作って」と要望という全て受け入れる プロジェクトのゴールを明確に設定 ゴールに基づいて優先順位をつける 解決策
要件定義の進め方 要望 - (こんなシステムが欲しい) 要求 - (こんな機能を作って欲しい) 検討&提案 (要求元に仮説を作成し提案) 要件
- (この機能を作ろう) 1. 2. 3. 4.
要求フェーズ - 成果物 開発目的のブラッシュアップ 開発後の業務フローを明確化 機能一覧・非機能一覧の洗い出し 対象: ビジネス側
要求フェーズ - 失敗例と解決策 「開発目的(ゴール)が曖昧なまま」次のフェーズに進んでしまう ゴールを数値化し明確にする 要望を整理するのではなく「どんな問題を解決するのか」を明確化 解決策
要件定義の進め方 要望 - (こんなシステムが欲しい) 要求 - (こんな機能を作って欲しい) 検討&提案 - (要求元に仮説を作成し提案)
要件 - (この機能を作ろう) 1. 2. 3. 4.
検討&提案フェーズ - 成果物 機能要件はゴールを達成できるか 技術的に開発が可能かの検討 対象: エンジニア側
検討&提案フェーズ - 失敗例と解決策 ビジネス側の要求を全て受け入れる 期待値のコントロール 技術的な視点で提案をする 解決策
要件定義の進め方 要望 - (こんなシステムが欲しい) 要求 - (こんな機能を作って欲しい) 検討&提案 - (要求元に仮説を作成し提案)
要件 - (この機能を作ろう) 1. 2. 3. 4.
要件フェーズ - 成果物 要望フェーズ〜検討フェーズの内容をまとめる 「やること」と「やらないこと」を決める
要件フェーズ - 失敗例と解決策 本来の開発の目的からかけ離れてしまう システムを使うユーザーのニーズに立ち返る 解決策
まとめ ビジネス側とエンジニア側の認識のズレを減らす エンジニア側は提案ベースで会話をする 各フェーズの成果物を明確に定義する
記事紹介 Zennの記事 Twitter